秋の日本民家園(1) - 秋の日本民家園_2014_Nov
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秋の日本民家園(1)

実は『紅葉の日本民家園』というタイトルにしたかったのだが、まだ若干早かったようだ。
季節のものなので、時期遅れにならない内に、順番を繰り上げて取り上げることとする。今回はすべてEOS M2で撮影した。


日本民家園の案内図
日本民家園の案内図

本館券売所
いきなり見事な干し柿に度肝を抜かれた。甲州市の枯露柿なんだそうだ。美味しそうだが、まだ渋が残っていそうだ。
本館券売所_1
本館券売所_2
本館券売所_3

0.原家住宅
この民家園の文化財としては、最低ランクの『川崎市重要歴史記念物』という扱いである。それは経過年数がほかよりは新しいという理由からなのだろう。が、実は最も豪華な建物ではないかと考えている。そう見えなかったとしたら、私の写真の腕前の所為だろう。
1階の間取り(公開)
1階の間取り(公開)
2階の間取り(非公開)
2階の間取り(非公開)
原家住宅_2
原家住宅_1
原家住宅_3
原家住宅_4
原家住宅_5
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原家住宅_7
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原家住宅_12
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原家住宅_17
建築時の写真を見てもすごい家屋だったことがよく分かる
原家住宅_18
原家住宅_20
原家住宅_21
原家住宅_22
原家住宅_23

木造建築技術が高度に磨かれた明治時代の豪壮な民家
この家は川崎市中原区小杉陣屋町に所在した大地主の主屋です。
原家の伝承によると、当住宅の建築は22年を要し、驚くほど慎重に家づくりを行ったことが伺われます。
主屋はケヤキ材をふんだんに使用した木造・二階建て・桟瓦葺き・延べ117坪(387㎡)の大規模住宅で、南に面しています。
2階に入母屋造りの大振りな屋根をかかげ、1階は正面の式台(格式ある玄関)に唐破風(からはふ)屋根設けたり庇(ひさし)屋根も瓦葺きとするなど、重厚で格式を備えた外観が特徴といえます。
内部1階は正面向かって左手(西側)に土間・台所の作業空間、その右手(東側)に前後2列・左右3列の居住空間があり、2階は家族の生活空間となります。
1階は天井が高く、柱も太く、丈の高い差鴨居(さしがもい)が多用されており、豪快な空間構成が印象的です。一方2階は室の大きさと天井高が適度に抑制され、生活部分としての落ち着いた空間を作り出しています。
木工技術に関してはすべてに渡って精度が高く巧妙であるといえます。大振りな屋根は出桁造(だしげたづくり)による二軒(ふたのき)構造でしっかり支えているように見えますが、実際は屋根裏の跳木(はねぎ)や梁が荷重を負担し、出梁(だしばり)(腕木)は見せかけのつくりとなっています。また、柱の前後左右に差鴨居が取り付く場合の「四方差し(しほうさし)」技法や、欅の厚板を用いた縁板が反ったり隙間を生じたりしないような複雑な加工など、目に見えない部分で多大な配慮が認められます。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年11月16日
最終更新 2014年11月16日

14 Comments

There are no comments yet.

ララ  

見事な干し柿の行列ですね、まるでノレンのよう。
昔はこの時期になると軒先には柿と大根をぶら下げているのを
良く見ましたが最近ではそんな光景も余り見ません。
田舎の風景ってなんだか落ち着くなあ・・・

2014/11/16 (Sun) 06:39

makira  

こんいちは!

AzTakdさん、こんにちは!
最初から懐かしい吊るし柿の姿に懐かしさを覚えました♪
「紅葉と日本家屋」、それも「古民家と紅葉」のコラボは
素晴らしいと思いますが、チョット早かったのですね!
これが最低ランクですか?
AzTakさんの見る目の方が正解だと思いますよ♪
建築に22年を要し、二階家でケヤキ材をふんだんに使った家なんてそうないと思います!
秋は日本家屋がホッとしますね♪
屋根にモミジの紅葉が掛かるなんて光景が最高なんですが・・・
またのチャレンジをお待ちしています♪

2014/11/16 (Sun) 12:13

HARU  

こんにちは。

出ました。AzTakさんのオハコ。古民家シリーズは、そろそろ一冊の紹介本になるくらいの資料ではありませんか。こだわりに拍手です。
吊るし柿は、こちらでは少し以前まではごく普通にそこらの家屋の軒の下に見られました。でも近頃は商品として工場の中で作るのでこうした風景も少なくなりましたね。時の流れを感じます。

2014/11/16 (Sun) 17:24

花さか爺サン  

こんばんは

吊るし柿を見るとこどものころを思い出します。
白く粉をふき、当時としては美味しいと思いながら食べたものです。

原家住宅はさすが大地主の主屋ですね。
欅材をふんだんに使い、22年もの歳月をかけて建築したようですが、当時としては最高の技術を駆使して建てたのでしょうね。

折角の紅葉すこし早かったようで残念でしたね。

2014/11/16 (Sun) 17:36

ijin  

原家

今日は。

原家は中原小杉陣屋の大地主。
私の弟が今住んでいる近くです。
比較しようもない貧困家庭ですが。。
それでもなにか親近感が。。

22年掛ける建築。
当代の生涯かけた事業ですね。
お写真で住宅の豪華さが解ります。

高級建築資材、ケヤキを使った117坪。
今ではどれ程のお金もちでも此処までは。。

建築時の写真。職人風の人を除いても20人以上居ます。
大家族が住まわれたのでしょうか。

山梨県甲州市の信玄所縁の恵林寺近くの柿農家に
干し柿を撮りに行きました。
ポジフィルムで。。今はお宝写真として大事に保管しています。

支離滅裂のコメントとなりました。
筋を通して書けません。。。
爺ですから。お許しを。。

2014/11/16 (Sun) 17:36

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
山梨市恵林寺周辺でコレからが収穫で、12月半ば頃まで干して関東方面などのデパートなどでお歳暮品としても販売されます。
一個大きな物では500g以上の物も珍しくありません。
その柿簾は見事な物ですよ。
いよいよ古民家登場ですね。楽しみです。

2014/11/16 (Sun) 19:55

土佐けん  

こんばんは

立派な家ですね~~
つるし柿が凄い数!
そう言えば、子供の頃は田舎でよく
こう言う光景を目にしました^^

2014/11/16 (Sun) 20:28

AzTak  

Re: タイトルなし

ララさん、こんばんは。

> 見事な干し柿の行列ですね、まるでノレンのよう。
> 昔はこの時期になると軒先には柿と大根をぶら下げているのを
> 良く見ましたが最近ではそんな光景も余り見ません。
> 田舎の風景ってなんだか落ち着くなあ・・・

本当に見事ですね。晴天に恵まれた週末で、お客さんがかなり来ていたので、枯露柿の良い宣伝になったように思います。
私の家の柿も渋柿だったので、干し柿は毎年作りました。本当は祖父の友人が毎年送ってくれる会津身知らず柿の渋抜きのものがジューシーで甘くて最高に好きでした。でも、それは季節限定で、長く食べるには、干し柿にするしかなかったようです。
こちらもかなり好きでした。不思議ですよねえ。天日で渋が消えるんですから。

ここは川崎市の奥まったところですが、誰も百万都市の光景だと思わない。そんなところがいいですねえ。

2014/11/16 (Sun) 21:33

AzTak  

Re: こんいちは!

> AzTakさん、こんにちは!

makiraさん、こんばんは。

> 最初から懐かしい吊るし柿の姿に懐かしさを覚えました♪
> 「紅葉と日本家屋」、それも「古民家と紅葉」のコラボは
> 素晴らしいと思いますが、チョット早かったのですね!

自分でも早いとは思っていましたが、予定外の空き時間で快晴でした。
皆さんに紅葉の素晴らしい写真をいやというほど見せつけられて、自分の目でも確かめたいと考えたのですが。やはり想像通り、かなり早かったようです。

> これが最低ランクですか?
> AzTakさんの見る目の方が正解だと思いますよ♪
> 建築に22年を要し、二階家でケヤキ材をふんだんに使った家なんてそうないと思います!
> 秋は日本家屋がホッとしますね♪

本当に贅沢な造りでした。ため息が出そうなほど。

> 屋根にモミジの紅葉が掛かるなんて光景が最高なんですが・・・
> またのチャレンジをお待ちしています♪

来週末か再来週末は、例の瑞泉寺に行ってみようと思います。
うまく旬とタイミングが合えばよいのですが。

2014/11/16 (Sun) 21:43

AzTak  

Re: こんにちは。

HARUさん、こんばんは。

> 出ました。AzTakさんのオハコ。古民家シリーズは、そろそろ一冊の紹介本になるくらいの資料ではありませんか。こだわりに拍手です。

有難うございます。あまりおだてないでくださいね。カバが浮かれ過ぎると、あちこちをぶち壊して被害甚大ですから。

> 吊るし柿は、こちらでは少し以前まではごく普通にそこらの家屋の軒の下に見られました。でも近頃は商品として工場の中で作るのでこうした風景も少なくなりましたね。時の流れを感じます。

商品はそうなんでしょうね。でも、自家消費用を軒下に吊るすのくらいは残したい風物詩ですよね。生まれ育ったところでは、白っぽいさつまいもで、干し芋をも作っていました。あれな黄色いさつまいもではコシが出ないんです。
田舎の餓鬼は勉強以外は何でも楽しみながらやったものでした。立派な労働力だったと思います。

2014/11/16 (Sun) 21:51

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは

花さか爺サン様、こんばんは。

> 吊るし柿を見るとこどものころを思い出します。
> 白く粉をふき、当時としては美味しいと思いながら食べたものです。

今でも十分に美味しいと思いますが、確かに強敵も増えましたね。

> 原家住宅はさすが大地主の主屋ですね。
> 欅材をふんだんに使い、22年もの歳月をかけて建築したようですが、当時としては最高の技術を駆使して建てたのでしょうね。

そう思います。私のような重量級が歩くと、ギシギシ悲鳴を上げる構造体が少なくないのですが、しっかり造ってある感じです。

> 折角の紅葉すこし早かったようで残念でしたね。

こちらは欲をかきすぎたようです。それでもほんのちょっぴり色づき始めていました。

2014/11/16 (Sun) 21:57

AzTak  

Re: 原家

> 今日は。

ijinさん、こんばんは。
今回は、すべてEOS M2で撮ってみました。

> 原家は中原小杉陣屋の大地主。
> 私の弟が今住んでいる近くです。
> 比較しようもない貧困家庭ですが。。
> それでもなにか親近感が。。

弟さんがおすまいでしたか。
お金持ちを羨む必要はありません。今の相続制度では、どんな大金持ちでも、3代相続で平均レベルになるといいますから。必要以上の金は持たなくても、楽しくやれれば最高だと思います。

> 22年掛ける建築。
> 当代の生涯かけた事業ですね。
> お写真で住宅の豪華さが解ります。

凄いがっちりした邸宅でした。1週間位で構わないから住まわせてほしいものだと思いました。でも、考えてみたら、1泊が100万円では収まりそうにありません。その百分の一程度なら話は別ですが、夢のまた夢でした。(^_^;)

> 高級建築資材、ケヤキを使った117坪。
> 今ではどれ程のお金もちでも此処までは。。

時代が違ったんでしょうね。

> 建築時の写真。職人風の人を除いても20人以上居ます。
> 大家族が住まわれたのでしょうか。

どうだったんでしょうね。案外家族数は少なかったのかもしれません。

> 山梨県甲州市の信玄所縁の恵林寺近くの柿農家に
> 干し柿を撮りに行きました。
> ポジフィルムで。。今はお宝写真として大事に保管しています。

美味しいものは撮りに行ったら腹に入れたくなるので、デブには目の毒かもしれません。
以前の干し柿作りは壮観だったことでしょうね。

> 支離滅裂のコメントとなりました。
> 筋を通して書けません。。。
> 爺ですから。お許しを。。

(ΦωΦ)フフフ…、元気で宜しいじゃありませんか。
おかげさまで、今回は足腰が痛くならずに最後までしっかり歩くことが出来ました。ただし最後の長い急勾配は、ハアハアと息も絶え絶えでしたが。

2014/11/16 (Sun) 22:13

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 山梨市恵林寺周辺でコレからが収穫で、12月半ば頃まで干して関東方面などのデパートなどでお歳暮品としても販売されます。
> 一個大きな物では500g以上の物も珍しくありません。
> その柿簾は見事な物ですよ。

ははは、食べたくなってしまうじゃありませんか。とにかく、食事制限を絶えず考えなくちゃいけない身の上なんですが、どうしようもないほど食欲があるもので、…。

> いよいよ古民家登場ですね。楽しみです。

写真が相変わらず下手でした。それから、二度目の訪問だというのに、学習効果があまりなくて困ったものです。それでもたまにはっとするようないい色が出ているものがあり、撮ったこちらが驚きます。いまどきのカメラは凄いものですね。撮り手の下手を隠してくれます。

2014/11/16 (Sun) 22:22

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> 立派な家ですね~~

胸を張って『はい、とても立派な家です』と即答できます。自分の家だったらと思わなくはありませんが、所有していたら、財産保全であれやこれや思い悩むことでしょうね。
私のような貧乏人が夢想しても始まらないんですが。

> つるし柿が凄い数!

そうですね。受付ばかりでなく、途中の国指定重要文化財の建物の軒にもぶら下がっていました。
これが食べ頃になったらどうするんでしょうね。

> そう言えば、子供の頃は田舎でよく
> こう言う光景を目にしました^^

私も手伝いをしたものでした。自家消費分ですが。勉強以外は真剣にやりました。

2014/11/16 (Sun) 22:30

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