ヴェルニー公園、瑞泉寺、永福寺跡、鎌倉宮、荏柄天神社(7) - ヴェルニー公園、瑞泉寺、永福寺跡、鎌倉宮、荏柄天神社_2014_Sep
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ヴェルニー公園、瑞泉寺、永福寺跡、鎌倉宮、荏柄天神社(7)

瑞泉寺(5)
瑞泉寺は、『鎌倉震災誌』の記載によれば、関東大震災によって、本堂・庫裡・総門が全壊し、夢窓国師像(現、重要文化財)ほか仏像2躯が破損したという。伽藍を構成する建造物としては、総門、山門、仏殿、書院、客殿、地蔵堂、開山堂などがあるが、いずれも、ほとんど大正以降の再建なのだそうだ。
仏殿
瑞泉寺の本堂(大雄宝殿)には、本尊の「釈迦牟尼仏」、徳川光圀が寄進したという「木造千手観音菩薩坐像」(鎌倉市指定有形文化財)、南北朝期の作品である開山の「夢窓国師像(国指定重要文化財) 」が安置されている。
仏殿
庭園側から見た仏殿、方丈など
障子を開ければ、瑞泉寺庭園がよく見えることだろう。前庭側だけが条件の良い部屋というわけではなさそうだ。
庭園側から見た仏殿、方丈など
地蔵堂
本堂の前を過ぎて左手に進むと、地蔵堂があります。もとは鎌倉でも西北寄りの智岸寺ヶ谷の智岸寺地蔵堂にあり、のち鶴岡八幡宮正覚院に本尊とされていた「どこも苦地蔵(鎌倉市指定有形文化財)」が安置されています。
「どこも苦地蔵」の名前は、貧しい堂守がよそへ行って生計を立てようと考えたところ、夢にお地蔵様が現れて「どこも苦、どこも苦」と語り、堂守は「どこへ行っても同じ」と悟って、堂守の生活を続けたという伝説によります。

地蔵堂_1
地蔵堂_2
地蔵堂_3
地蔵堂_4
開山堂
何故、目隠ししてあるのだろうか。国指定の重要文化財である『木造夢窓国師坐像』安置されているからだろうか。
開山堂_1
開山堂_2
開山堂_3
開山堂の裏側にはこんな石像が何体も置かれていた
開山堂の裏側にはこんな石像が
南院茶室・南芳庵(平成23年7月完成)
簡素な佇まいだが、非常に美しい
瑞泉寺には平成8年(1996年)に建てられた茶室・保寿庵もあったが、半解体修理工事とあるからこの茶室を建替えたものだろう。
南院茶室・南芳庵_1
南院茶室・南芳庵_2
南院茶室・南芳庵_3
庫裏
今回も御朱印帳を持参するのを忘れてしまった。持っていれば、堂々と庫裏の入り口には入ることができたものを。残念無念。
庫裏
客殿
法事の時間待ちをしていた方が僧侶に招き入れられていたが、勿論何の用事もない私が入る場所ではなかった。
客殿_1
客殿_2
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年10月03日
最終更新 2014年10月03日

18 Comments

There are no comments yet.

makira  

こんばんは!

AzTakさん、こんばんは!
地蔵堂も大正以降の建物なんですか?
とても大正以降の建物とは思えない渋さが出ていますね!
「どこも苦地蔵」とは面白いネーミングの地蔵ですね 笑)
「どこも苦、どこむ苦」とは、何かに使えそうです♪
南院茶室・南芳庵は平成23年7月完成ですから、
茶室・保寿庵が修理中との事で、仮の茶室なんでしょうか?
仮の茶室でこんなに綺麗なものを建てるとは財政が豊かなんでしょうね!

2014/10/03 (Fri) 04:22

HARU  

おはようございます

「どこも苦、どこも苦」ですか。「どこも楽、どこも楽」ならいいんですけど(笑)。
それにしても、関東大震災は、鎌倉地方でも相当な被害を出したのですね。そのことはあらためて知りました。神戸の時も東北の時もですが、地名が付くとそこだけと思ってしまいますから。お寺は庭園の面影を残しながらいまに伝わる伽藍配置も立派ですね。長い石段が意味を持っているのも頷けますね。

2014/10/03 (Fri) 10:25

keiko  

こんにちは(^-^)

どこも苦地蔵って、名前がいいですね~なるほど、どこへ行っても変わらないかぁ…わかるわかる。( ´艸`)

茶室は、漆喰の色が新しそうで、綺麗ですね。実家の床の間が緑の漆喰で、漆喰って、殺菌作用があるようですね。昔の人は何でも理にかなってるのは、なぜだろうとおもいました。

2014/10/03 (Fri) 13:05

hiro  

今晩は!

神社仏閣色々な所にお出かけになり貴重な写真を撮られていますね。
何時もながら其の行動力に頭が下がります。
何時も感心しながら見させて頂いています。

何時もブログにコメント頂き有り難う御座います!

2014/10/03 (Fri) 16:02

花さか爺サン  

こんにちは

瑞泉寺は鎌倉時代に建立されたお寺だけあって、静寂とした感じで趣がありますね。
平成8年に建てられた南院茶室・南芳庵があるようですが、新たに建てられたのでしょうか? 綺麗なお茶室ですね。

2014/10/03 (Fri) 16:44

dさん  

こんにちは

いい雰囲気の茶室ですねえ、
紅葉の頃、訪れたら、素晴らしい景観なんでしょうね

2014/10/03 (Fri) 18:19

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
どの建物もいかにも禅宗らしく、簡素でありながらその単純明快さであるがゆえに「美」を感じます。
石仏の表情がいいですね。

2014/10/03 (Fri) 18:27

モカ  

こんばんは

どこも苔地蔵 名前が面白いですね~
その由来にも妙に納得してしまいました^^

2014/10/03 (Fri) 19:32

AzTak  

Re: こんばんは!

> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 地蔵堂も大正以降の建物なんですか?
> とても大正以降の建物とは思えない渋さが出ていますね!

そうですね。禅宗のお寺さんですから、しっかりつくってあったとしても外見を華美にするような愚行は犯さなかったようです。

> 「どこも苦地蔵」とは面白いネーミングの地蔵ですね 笑)
> 「どこも苦、どこも苦」とは、何かに使えそうです♪

昔はひたすら我慢の時代だったんでしょうね。

> 南院茶室・南芳庵は平成23年7月完成ですから、
> 茶室・保寿庵が修理中との事で、仮の茶室なんでしょうか?
> 仮の茶室でこんなに綺麗なものを建てるとは財政が豊かなんでしょうね!

仮ではなさそうです。茶室・保寿庵じたいが筑後の年数経過がそれほどじゃありません。何か不具合があり、建て直す必要があったのかもしれません。懐具合はどうだったか知りませんが、建て直しが必要な切羽詰まった事態が出来したのでしょうね。

2014/10/03 (Fri) 20:03

AzTak  

Re: おはようございます

HARUさん、こんばんは。

> 「どこも苦、どこも苦」ですか。「どこも楽、どこも楽」ならいいんですけど(笑)。

そういう時代がありましたよね。1杯数万円のラーメンなどを注文する輩もいたとか。その後に未曾有のリセッションがあって、苦しんだ記憶がまだ消えていませんが。
程々が一番良さそうです。

> それにしても、関東大震災は、鎌倉地方でも相当な被害を出したのですね。そのことはあらためて知りました。神戸の時も東北の時もですが、地名が付くとそこだけと思ってしまいますから。お寺は庭園の面影を残しながらいまに伝わる伽藍配置も立派ですね。長い石段が意味を持っているのも頷けますね。

震源地は茅ヶ崎市の沖合あたりだったようです。湘南と言っている地区は震源から至近距離になりました。鎌倉も例外ではなく、お寺さんは軒並み倒壊したようです。
東京は燃えやすい家屋が密集していたので、いたるところで火災が発生して大惨事に繋がってしまったようです。
昔は、駅からかなり歩いてきた上に、あの石段をえっちらおっちら上ったのでしょうから、大変だったと思います。それくらいだったので、静寂そのものの環境が確保され、禅の修業をする人たちには好都合だったんだと思います。

2014/10/03 (Fri) 20:19

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは(^-^)

keikoさん、こんばんは。

> どこも苦地蔵って、名前がいいですね~なるほど、どこへ行っても変わらないかぁ…わかるわかる。( ´艸`)

そう言って、貧しい堂守の心を落ち着かせたんでしょうね。その地蔵動画どういうわけか、今は瑞泉寺にあります。落ち着くべきところに落ち着いたんでしょうかね。

> 茶室は、漆喰の色が新しそうで、綺麗ですね。実家の床の間が緑の漆喰で、漆喰って、殺菌作用があるようですね。昔の人は何でも理にかなってるのは、なぜだろうとおもいました。

何でも優れたものばかりではなかったと思います。むしろそうじゃないもののほうが多かったのでは。そうした中から、優れたものは後代にまで伝えられる価値があり、実際に伝えられたのでしょう。
ちなみに安普請の我が家には、漆喰の有る部屋などありません。(泣)

2014/10/03 (Fri) 20:26

AzTak  

Re: 今晩は!

hiroさん、こんばんは。

> 神社仏閣色々な所にお出かけになり貴重な写真を撮られていますね。
> 何時もながら其の行動力に頭が下がります。
> 何時も感心しながら見させて頂いています。
>
> 何時もブログにコメント頂き有り難う御座います!

週末は実家に戻って介護をしなくてはいけないので、ついでに今まで見そこねていたものを少しずつ見て回っています。以前は3万歩くらいは平気で歩けたのですが、数年前に右膝の靭帯を部分断裂してしまい、いまは頑張っても2万歩はかなり厳しい状況です。
ということで尺取り虫のように少しずつ歩いて制覇していければと足掻いています。今週末は台風の襲来で、歩きまわるのは無理なような気がします。

2014/10/03 (Fri) 20:33

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは

花さか爺サンさま、こんばんは。

> 瑞泉寺は鎌倉時代に建立されたお寺だけあって、静寂とした感じで趣がありますね。

如何にも禅宗の寺院と言った雰囲気があるように思いました。この後、瑞泉寺庭園や前庭の様子を花さか爺サンさまがご覧になってどうお感じになるかわかりませんが、私の評価はvery good!!でした。

> 平成8年に建てられた南院茶室・南芳庵があるようですが、新たに建てられたのでしょうか? 綺麗なお茶室ですね。

新しい茶室のようです。それほど古くない茶室もあったようですが、何か不具合でもあったのか、こちらを増築したようです。お金を少しずつ貯めて、少しずつ昔の姿を取り戻すようにしているようです。
のんびりしていますが、そこがいい感じのように思えます。

2014/10/03 (Fri) 20:40

AzTak  

Re: こんにちは

dさんさま、こんばんは。

> いい雰囲気の茶室ですねえ、
> 紅葉の頃、訪れたら、素晴らしい景観なんでしょうね

そうらしいです。凄いと聞き、写真でも確認しました。ただ、南方向が開いていて日当たりが良く、他の方向は山にガードされているので、花期がずれるようなんです。水仙や梅はいの一番に咲き、逆に紅葉なかなり遅く、初冬に差し掛かる頃なんだそうです。時期の見極めが難しそうです。

2014/10/03 (Fri) 20:44

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> どの建物もいかにも禅宗らしく、簡素でありながらその単純明快さであるがゆえに「美」を感じます。

同感です。

> 石仏の表情がいいですね。

『何だこんなものをUPして』と叱られるかと思ったのですが、却って喜んでいただけて良かったです。私の頭みたいだなと思いました。(^_^;)

2014/10/03 (Fri) 20:48

AzTak  

Re: こんばんは

モカさん、こんばんは。

> どこも苔地蔵 名前が面白いですね~
> その由来にも妙に納得してしまいました^^


モカさん、勘違いです。『どこもコケ』ではなく『どこもく』なんです。
『どこへいっても苦しいのは同じことなんだから、じたばたしないで腰を落ち着けなさいよ』ってことなんでしょう。ですが、このお寺さんに落ち着くと、確かに『どこも苔』なんですね。言い得て妙と感心してしまいました。

2014/10/03 (Fri) 20:53

土佐けん  

こんばんは

お茶室って良いですよね~~
茶道の経験は無いんですが、趣のある雰囲気が好きです^^
丸窓なんて最高ですよね!

2014/10/03 (Fri) 21:48

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> お茶室って良いですよね~~
> 茶道の経験は無いんですが、趣のある雰囲気が好きです^^

私も茶道を習ったことはないのですが、祖母が教えていたので、多少は馴染みがあります。
今でも茶室の雰囲気は好きかもしれません。

> 丸窓なんて最高ですよね!

ちょっと小粋なデザインですね。大きな丸窓は高台寺の遺芳庵にありましたね。あまりの大きさに驚いたほどでした。私はこれくらい控えめな大きさのほうが好みです。

2014/10/03 (Fri) 22:53

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