お面かぶり(1) - お面かぶり_2014_Aug
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お面かぶり(1)

イメージを持ってもらうために予め画像を2枚だけUPする。こんな行事だ。文政10年(1827)に浄真寺2世珂憶上人が當麻寺の練供養を取り入れて始めたものといわれる。
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http://www.geocities.jp/the_traveler_of_wind/setagaya/s100k/091_100/098_setagaya.htmの記事からの一部抜き書き
「二十五菩薩来迎会(お面かぶり)」なのですが、簡単に書くと、信者が臨終を迎えた時に阿弥陀様が菩薩たちを従えて来迎し、極楽浄土に連れて行ってくれる様子を儀式化した法要です。極楽浄土に見立てた上品堂と現世(娑婆)に見立てた本堂との間に三十六間(約65メートル)の橋を架け、その現世と極楽浄土の架け橋を菩薩の面を被った信者らが渡るというものです。儀式はまず檀信徒たちが本堂から上品堂に渡り、そこにある阿弥陀如来や菩薩などのお面をかぶり阿弥陀如来と二十五菩薩に扮し本堂に向います。これが「来迎」となります。そして今度は本堂から往生人にみたてた住職衆僧と開山珂碩上人の像を乗せた逗子、菩薩や導師を守る役目の稚児を加え上品堂へ向かいます。これが「往生」となります。そして最後に、珂碩上人の逗子、僧侶、稚児、そしてお面をはずした壇信徒らが上品堂から本堂に帰るというのが一連の流れです。昔は橋などなく、そのまま地面を歩いていたようですが、いつしか見やすいように?なのか分かりませんが、大掛かりに橋が架けられるような現在の状態になったようです。で、結論も簡単に書いてしまうと、この行事に参加してお面をかぶって歩くと、ご臨終を迎えた際に同じように阿弥陀如来様が極楽浄土に導いてくれるとか。最後本堂に戻っていく参加者の顔が晴れ晴れしているのはそのためです。
二十五菩薩来迎会は、千年以上の伝統があるという奈良県葛城市の当麻寺二十五菩薩来迎会が始まりのようだ。
蓮糸を染めて曼陀羅を織ったといわれる中将姫を西方浄土から迎えに来る様子を現します。16時から雅楽や読経が流れ、西日が差すなか、本堂を西方極楽浄土、裟婆堂を人間界に見たて、その間にかけた来迎橋を観世音菩薩が25菩薩を従えて練り歩き、17時すぎまで行われます。練供養会式の根源は同寺にあると言われ、大衆を浄土信仰に導く為に始めたものと伝えられています。
(1)當麻寺では毎年5月14日に練供養会式が営まれ、正しくは聖衆来迎練供養会式と呼ばれます。その由来は千年前まで遡り、「往生要集」を著した天台宗の僧恵心僧都源信が比叡山で初めて行ったとされております。そして法要を継続的に行う為に選んだところが、源信の生まれ故郷、當麻の地にある當麻寺、そして中将姫伝説だったわけです。西暦1005年、當麻寺で初めて練供養が行われました。それから数えて千年。千年という時の流れは、練供養を當麻の地にのみ留めさせませんでした。法要を見た多くの人々が故郷に伝え、今でも東京の九品佛、岡山の誕生寺など、日本全国で盛んに練供養が行われております。


あま市の蓮華寺で二十五菩薩来迎会が(毎年4月第3日曜日)、大阪市の大念佛寺で万部おねり・二十五菩薩来迎会が(毎年5月1日~5日)行われるようだ。此処、九品仏浄真寺でも300年の伝統を誇るという。九品仏浄真寺のそれは、3年に1度の行事で、そう簡単には見ることができない。

お面かぶり行事の前に
参道にはすごい人の列が
参道にはすごい人の列が
楼門に阿弥陀如来と二十五菩薩が見える
『紫雲楼』と呼ばれる楼門の2階の扉が開かれている。そこに、阿弥陀如来と二十五菩薩が見えると言いたいところだが、中央に位置する阿弥陀如来ははっきり見えるものの、二十五菩薩の方は部分的に見えるだけ。此処から先が、聖域(西方浄土)ということのようだ。
楼門に阿弥陀如来と二十五菩薩が見える_1
楼門に阿弥陀如来と二十五菩薩が見える_2
楼門に阿弥陀如来と二十五菩薩が見える_3
鷺草
この境内は元は奥沢城であり、鷺草伝説(常盤伝説)の舞台となっていることで知られている。その名残の鷺草。
鷺草_1
鷺草_2
鷺草_3
あまりのんびりしていると、撮影できそうな場所が確保できないとばかりに本堂近くに移動する。既に出遅れの感じあり。
本堂近く_1
本堂近く_2
TV局の撮影クルーも準備の余念がない様子
本堂近く_3
本堂近く_4
本堂近く_5
本堂近く_6
本堂近く_7
本堂近く_8
開始時間が迫ってくるにつれ、人垣はすごいことに
開始時間が迫ってくるにつれ
セミも特等席で見物かな
セミも特等席で見物かな
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年08月29日
最終更新 2014年08月29日

10 Comments

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keiko  

菩薩様が、極楽浄土に連れて行ってくれるんですね。やはり、死んでからもどういう風になるか、みなさま心配なのですね。家の父は死んだら終わりという現実派の無信心みたいですが、私はこういうのいいなとおもいました。

2014/08/29 (Fri) 14:47

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
アレッ  油蝉もお面かぶりの行事を待っているのかな?
暑いのにご苦労さんです。
300年の伝統行事を見るのも大変ですね。
この後が楽しみです。

2014/08/29 (Fri) 19:20

AzTak  

Re: タイトルなし

kiekoさん、こんばんは。

> 菩薩様が、極楽浄土に連れて行ってくれるんですね。やはり、死んでからもどういう風になるか、みなさま心配なのですね。家の父は死んだら終わりという現実派の無信心みたいですが、私はこういうのいいなとおもいました。

念仏行者臨終の際に阿弥陀如来が二十五人の菩薩と来迎するという浄土宗の教えがあります。それを行事にしたものなのだそうです。奈良の當麻寺のそれを真似た宗教行事のようです。三百年も続いているとかです。
天国や極楽浄土に行きたいとは誰しも願うのでしょうが、このお寺さんの入り口には閻魔大王もいますから。相応に行いを正さないと、阿弥陀如来にお迎えに来てもらえないかも。あれ、自分に言い聞かせる書き方になってしまいました。(^_^;)

2014/08/29 (Fri) 19:33

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> アレッ  油蝉もお面かぶりの行事を待っているのかな?

さあ、どうでしょうね。都合よく解釈しすぎですかね。たった8日間の地上生活なのに、人間のやることなんかに付き合ってなどいられませんよね。

> 暑いのにご苦労さんです。
> 300年の伝統行事を見るのも大変ですね。
> この後が楽しみです。

このときはものすごく暑かったのですが、今週はずっと晴れ間なしのぐずついて天気ばかりです。ボランティア活動ばかりで他にはどこにも出かけないでいたら、お面かぶりと金沢文庫の称名寺の写真とで撮りダメが底をついてしまうところまで追い込まれてしまいました。。
お面かぶりをちびりちびり小出しにして時間稼ぎをし、早くどこかに写真を撮りに出かけたいものです。

2014/08/29 (Fri) 19:42

土佐けん  

こんばんは

300年の歴史があるんですね~~
沢山の人が訪れていますね!
暑い中、人ごみの中での撮影、
お疲れ様です!

2014/08/29 (Fri) 21:58

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> 300年の歴史があるんですね~~
> 沢山の人が訪れていますね!
> 暑い中、人ごみの中での撮影、
> お疲れ様です!

こちらは3年に一度なので、見逃すと3年待たなければならず、少々プレッシャがかかりました。なんとか見ることができてよかったです。
大阪市平野区の大念佛寺では、毎年GWのさなかの1-5日に『万部おねり 二十五菩薩来迎会』が行われているようです。こちらのお面かぶりとはまた違ったものがありそうです。一見の価値がありそうです。
本家本元の奈良の當麻寺にいくのは大変そうですから。

2014/08/29 (Fri) 23:01

HARU  

こんばんは。

お練りですね。お練りは当麻寺だけと思っていましたが、あちこちであるんですね。初めて知りました。地元のローカルテレビ放送は、必ず放映する季節行事なので知らない人はいないと思います。ただ、普段の当麻寺はごく普通の人出ですが、当日はものすごい人とカメラマンンなので、僕は生で見たことがありません。3年に一度の行事ということだと盛り上がりも並ではないでしょうね。記録写真もすごい枚数になったのではありませんか。お疲れ様でした。

2014/08/30 (Sat) 00:03

花さか爺サン  

AzTakさま こんにちは

大勢の参拝者ですね。
浄真寺のお面かぶりに参加して、お面をかぶって歩くと、ご臨終を迎えた際に阿弥陀如来様が極楽浄土に導いてくれるという行事なんてすね。
皆さんこの行事に参列されて、身も心も洗われ晴れ晴れとした気持ちになるのでしょうね。

境内の鷺草がとても綺麗ですね。

2014/08/30 (Sat) 16:30

AzTak  

Re: こんばんは。

HARUさん、こんばんは。

> お練りですね。お練りは当麻寺だけと思っていましたが、あちこちであるんですね。初めて知りました。地元のローカルテレビ放送は、必ず放映する季節行事なので知らない人はいないと思います。ただ、普段の当麻寺はごく普通の人出ですが、当日はものすごい人とカメラマンンなので、僕は生で見たことがありません。3年に一度の行事ということだと盛り上がりも並ではないでしょうね。記録写真もすごい枚数になったのではありませんか。お疲れ様でした。

九品仏浄真寺は、300年ほど前に開かれた寺院ですが、会期の珂碩上人は偏に仏像作りに励んだ方だったらしく、マネジメント能力はほとんどなかった人物らしいのです。ところが世の中良くしたもので、弟子の珂憶上人はマネジメント能力抜群の人物だったようです。その珂憶上人が知恵を巡らせて、當麻寺の練供養を取り入れて始めたといわれています。
真似といえばマネなんですが、300年も続けたということで、當麻寺さんも許してくれるのではないでしょうか。

PS.NHKのバス番組で奈良県の十津川村と北海道の新十津川町のバス旅を取り上げていました。
奈良の十津川村は想像していた以上にすごい村でした。十津川の名を持つ北海道の町と奈良県の村とは、本当に強いつながりがあったんですね。

2014/08/30 (Sat) 18:41

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTakさま こんにちは

花さか爺サンさま、こんばんは。

> 大勢の参拝者ですね。
> 浄真寺のお面かぶりに参加して、お面をかぶって歩くと、ご臨終を迎えた際に阿弥陀如来様が極楽浄土に導いてくれるという行事なんてすね。

自分の時もそうであってほしいという願いを込めての志願参加なんでしょうね。

> 皆さんこの行事に参列されて、身も心も洗われ晴れ晴れとした気持ちになるのでしょうね。

ものすごく感激するもののようです。

> 境内の鷺草がとても綺麗ですね。

元は奥澤城だったところで、鷺草伝説があるんです。昔は鷺草があふれていたのですが、駐車場などにしてしまったので、ごく一部になってしまったようです。
トットちゃんの頃は
たくさん咲いていたと思います。

2014/08/30 (Sat) 19:37

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