自然教育園(2) - 自然教育園_2014_Mar
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自然教育園(2)

沿革
自然教育園を含む白金台地は、洪積世(20~50万年前)海食によって作られました。
いつ頃から人が住み着いたかは不明ですが、園内から縄文中期(約2500年前)の土器や貝塚が発見されていることから、この時代には人々が住んでいたと考えられます。
平安時代には目黒川、渋谷川の低湿地では水田が開墾され、台地の広々とした原野には染料として欠かせなかったムラサキの栽培も広範囲に行われていたと考えられています。室町時代に入ると、この地方にいた豪族がこの地に館を構え、今に残る土塁は当時の遺跡の一部と考えられています。この館の主が誰かは不明ですが、白金の地名は永禄2年(1559)の記録に初めてあらわれ、太田道灌のひ孫の新六郎がこの地を治めていたことが記録されています。また、いわゆる「白金長者」であったという言い伝えも残っています。
江戸時代になると、増上寺の管理下に入りましたが、寛文4年(1664)には、徳川光圀の兄にあたる高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷となり、園内にある物語の松やおろちの松などの老木は、当時の庭園の名残であろうと思われます。
明治時代には火薬庫となり、海軍省・陸軍省の管理となり、大正6年(1917)宮内省帝室林野局の所管となり、白金御料地と呼ばれました。
その後、昭和24年文部省の所管となり、「天然記念物及び史跡」に指定され、国立自然教育園として広く一般に公開され、昭和37年国立科学博物館附属自然教育園として現在に至っています。


遠望写真
次の2ショットはfree画像を借用
公園を北西から撮影
公園を北西から撮影
公園を西から撮影
公園を西から撮影

路傍植物園から水生植物園に向かう
外郭にめぐらされた土塁
土塁は、安土、的土(あづち)とも呼ばれ、敵や動物の侵入を防ぐため、古代から近世にわたって、城、寺、豪族の住居、環濠集落などの周囲に築かれた連続した土盛りのこと。容易に越えることができない高さをもつ。堀と組みとして作られ、堀を掘った土で作られることが多い。
土塁_1
土塁_2
土塁_3
シイの巨木
土塁の上にはシイが植えられているというが、その代表格なのだろう
シイの巨木
見えている巨木はスダジイ
スダジイ
最初の内は道が広く上空がよく見えている
最初の内は道が広く上空がよく見えている_1
最初の内は道が広く上空がよく見えている_2

中央部に設置された土塁
再び土塁が見える
再び土塁が見える
この巨木は赤樫
赤樫

さらに水生植物園の方に向かう
物語の松
この老松は江戸時代、松平讃岐守(まつだいらさぬきのかみ)の下屋敷の面影を伝えるものです。近くのひょうたん池などとともに、回遊式庭園であったと思われています。
物語の松_1
物語の松_2
物語の松_3
物語の松_4

水生植物園近辺で
こぶし
こぶし_1
こぶし_2
こぶし_3
此処に看板があった
何度も来ているが、烏がうるさいほど我が物顔で啼いている所為かもしれないが、あまり他の鳥を見かけない。
特に水辺の鳥は、カルガモ以外はお目にかかったことがない。此処以外に『水鳥の池』もあるというのに。

此処に看板が
水生植物園には特に見るべきものなし
水生植物園に着いたが、見たい水生植物はまだ姿を表していない。職員たちが、葦の伐採を行っていた。
水生植物園_1
水生植物園_2
ひめがま
池の縁あたりをカルガモが泳いでいた。
ひめがま_1
ひめがま_2
カルガモ
湿地帯(立ち入り制限区域)には倒木の姿が目立つ。ありのままを見せるのがコンセプトの自然教育園らしい光景だ。
倒木_1
倒木_2

『ひろはのあまな』かな?
あまりないことだが、標識が立っていないところに咲いていた
『ひろはのあまな』かな?

湿地に沿って迂回して武蔵野植物園に向かう
湿地に沿って迂回して武蔵野植物園に向かう_1
湿地に沿って迂回して武蔵野植物園に向かう_2
小川と湿地
小川と湿地_1
小川と湿地_2
小川と湿地_3
どういうわけか都心には棕櫚が増えているのだそうだ
都心には棕櫚が増えている_1
都心には棕櫚が増えている_2
都心には棕櫚が増えている_3
此処で折り返し
いよいよ武蔵野植物園に向かうぞ
此処で折り返し_1
此処で折り返し_2
此処で折り返し_3
此処で折り返し_4
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年04月03日
最終更新 -0001年11月30日

22 Comments

There are no comments yet.

makira  

こんばんは!

AzTakさん、こんばんは!
流石、私より細かいところまで見てらっしゃいます!
何度も行っているのに土塁の説明看板なんて
読んだこともなかった 汗)
ここでゆっくり読ませていただきました 笑)
これから武蔵の植物園♪
カタクリとユキワリイチゲが待ってますね!

2014/04/03 (Thu) 02:29

ララ  

都会の真中にこんなに自然豊かなところがあるなんて、
この中に入っていると里山に来たような錯覚になるでしょうね。
おにぎり持ってきてピクニック気分で一日過ごせそうな場所ですね。

2014/04/03 (Thu) 08:30

jsk  

おはようございます。
ビルがひしめく都心にこんな自然公園があるんですね。
1枚目の景観・・・・ちょっと驚きます。
人手をいれず、自然のまま残したたのでしょうか
田舎の神社の裏でも歩いているような感じです。
こういう公園もある意味貴重だと思います。

2014/04/03 (Thu) 09:17

-  

AzTakさん、こんばんは♪

人が手を掛けなければ松も伸び伸びと背丈が高くなるんですね。
物語の松(くろ松)と書いてくださっているのに、違う種類の木かと思いました(笑)
まさに、ありのままの姿を見せる自然教育園に相応しい松のように思いました^^
おろちの松のお写真も撮られましたか?
こちらも名前からして大きそうな松ですね、ぜひ見てみたいです。

2014/04/03 (Thu) 09:36

HARU  

こんにちは。

まさに都心にぽっかりと開いたタイムトンネル。いつか、人類が滅びたとき、ここにある植物は朽ちた街を覆い尽くすのかもしれません。そんなパワーが一点に凝縮されているような感じさえしました。水辺のビオトープは大好きなんです。もうすぐクロスジギンヤンマなどの早出のトンボが孵化します。楽しみですねえ。

2014/04/03 (Thu) 12:56

keiko  

こんにちわ(’-’*)♪

しいの巨木のお写真に光が入っていて、私はいいなと思いましたが、こういうのは、どうやって撮ると撮れるのか知りたいです。太陽の加減ですかね?

こぶしのお花綺麗ですね。絵になりますね。

2014/04/03 (Thu) 13:39

モカ  

こんばんは

自然のままの公園なんですね^^
黒松、とっても立派ですね!
実は昨日私もカタクリの花を撮影してきました~

2014/04/03 (Thu) 17:38

AzTak  

Re: こんばんは!

> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 流石、私より細かいところまで見てらっしゃいます!
> 何度も行っているのに土塁の説明看板なんて
> 読んだこともなかった 汗)
> ここでゆっくり読ませていただきました 笑)

どうやら、此処の土饅頭は土塁だったようですね。古墳だったら、失礼なことをしないように通りすぎなくちゃいけません。(^_^;)

> これから武蔵の植物園♪
> カタクリとユキワリイチゲが待ってますね!

ユキワリイチゲの方なんですが、午前中は低血圧気味なのか、おねんねタイムのようですね。殆どまともな写真が撮れませんでした。(泣)
自然がありのままにあるというのも、写真を撮るには難しい環境がありますね。
おばさんたちが、手で邪魔なものを動かして撮っていました。
あんなことをしていいのかなあ。

2014/04/03 (Thu) 17:51

AzTak  

Re: タイトルなし

ララさん、こんばんは。

> 都会の真中にこんなに自然豊かなところがあるなんて、
> この中に入っていると里山に来たような錯覚になるでしょうね。
> おにぎり持ってきてピクニック気分で一日過ごせそうな場所ですね。

途中で休憩したり、臨時の屋外教室に使えるベンチが何箇所か用意されています。そこでは美味しそうに弁当を広げていらっしゃる人達が少なくありません。
カラスの啼き声がもう少し聞こえないと最高なんですが。新宿御苑、明治神宮、代々木公園、林試の森には多いんですが、特に、此処は飛び抜けて多い感じです。(^_^;)

2014/04/03 (Thu) 17:56

AzTak  

Re: タイトルなし

> おはようございます。

jskさん、こんばんは。

> ビルがひしめく都心にこんな自然公園があるんですね。
> 1枚目の景観・・・・ちょっと驚きます。
> 人手をいれず、自然のまま残したたのでしょうか
> 田舎の神社の裏でも歩いているような感じです。
> こういう公園もある意味貴重だと思います。

大正6年(1917)宮内省帝室林野局の所管となり、白金御料地と呼ばれ…
これが効いているようです。
その後、昭和24年に文部省の所管となり、「天然記念物及び史跡」に指定され、国立自然教育園として広く一般に公開され、昭和37年国立科学博物館附属自然教育園として現在に至ってい…
結構運がよく自然が残った感じです。
それにしても、高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷になっていた時期は、この土地は相当な鬱蒼とした森でしたでしょうから、使いにくい土地だったのかもしれませんね。まあ、下屋敷だからどうでも良かったのかもしれませんが。

2014/04/03 (Thu) 18:06

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTakさん、こんばんは♪

◯◯さん、こんばんは。

> 人が手を掛けなければ松も伸び伸びと背丈が高くなるんですね。
> 物語の松(くろ松)と書いてくださっているのに、違う種類の木かと思いました(笑)

いつも全体が入らなくて困るんです。あんなに大きくなるものなんですね。

> まさに、ありのままの姿を見せる自然教育園に相応しい松のように思いました^^
> おろちの松のお写真も撮られましたか?
> こちらも名前からして大きそうな松ですね、ぜひ見てみたいです。

撮ったのですが、これこそ何だかよくわからないように思います。幹が大きく傾いでいるんですが、大蛇の鱗のように見えなくもない感じなんですよ。蛇が大の苦手の私は、それを見ただけでぞぞーっと。情けない話です。

2014/04/03 (Thu) 18:11

dさん  

こんにちは

自然豊かな公園ですねえ
ここなら、カワセミのダイビング姿も撮影できそうですねえ
私の近くには、このような公園はないので羨ましいです。

2014/04/03 (Thu) 18:13

AzTak  

Re: こんにちは。

HARUさん、こんばんは。

> まさに都心にぽっかりと開いたタイムトンネル。いつか、人類が滅びたとき、ここにある植物は朽ちた街を覆い尽くすのかもしれません。そんなパワーが一点に凝縮されているような感じさえしました。水辺のビオトープは大好きなんです。もうすぐクロスジギンヤンマなどの早出のトンボが孵化します。楽しみですねえ。

20世紀の好奇心いっぱいの元少年らしいコメントですね。トンボは是非見てみたいですねえ。
行った時にはなんでもないちょうちょを撮りまくっている人たちが居ました。なんでもないちょうちょじゃなかったのかもしれませんね。
それよりかは、トンボを見てみたいものです。
私のようなドン臭い奴の撮られるノロマなとんぼさんはいるでしょうか?

2014/04/03 (Thu) 18:15

aunt carrot  

望遠撮影した2枚が素晴らしいですね。
全貌がはっきりわかります。
まさに大都会の真ん中に残された原始の森といった感じですね。
園内の自然そのものが良いですね。
美味しい空気がいっぱいで、しかも自然界の宝物がいっぱい、、
素晴らしいですね。

2014/04/03 (Thu) 20:01

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
コンクリート砂漠にオアシス。
豊かな武蔵野台地の自然がよく残っていますね。
先日、何かで読みましたが、皇居の中は手がホトンド入っていなくて貴重な昆虫、植物などが思った以上に豊富に残っているとか。
人の手が入らない事によって、生物の先々のヒントが得られるかもしれません。

2014/04/03 (Thu) 20:18

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちわ(’-’*)♪

keikoさん、こんばんは。ちょっと夜遊びをしていて、遅くなりました。


> しいの巨木のお写真に光が入っていて、私はいいなと思いましたが、こういうのは、どうやって撮ると撮れるのか知りたいです。太陽の加減ですかね?

狙ってやったのならいいのですが、思いがけず、はっきりの玉ボケが1つと、小さめのが2つできてしまいました。ごく平凡な写真を撮りたかったので、玉ボケはできないほうが自分では良かったのですが、…。
多分、右上から左下へ差し込む木洩れ陽があったのですが、それを避けなかったので出来たのかもしれません。

玉ボケの作り方は、よくわかりません。解説してあるものを見ると、絞り優先で開放に極力近づける。これでやるようです。プログラムオートで撮影したのですが、たまたまそれに近い撮影条件になったのかもしれません。

> こぶしのお花綺麗ですね。絵になりますね。

有難うございます。

2014/04/03 (Thu) 22:29

AzTak  

Re: こんばんは

モカさん、こんばんは。

> 自然のままの公園なんですね^^
> 黒松、とっても立派ですね!

白金御料地が前身だったようで、その期間が長く、その後も、管理者に恵まれて、今に至っているようです。
自然のままであることは非常にありがたい話なんですが、写真を撮らせてもらう身にすれば、もう少しさっぱりしていたほうが撮りやすいのですが、それって欲張りすぎでしょうかね。

> 実は昨日私もカタクリの花を撮影してきました~

あれま、競作ですね。私の負けは決まっていますが、…。

2014/04/03 (Thu) 22:35

AzTak  

Re: こんにちは

dさんさま、こんばんは。

> 自然豊かな公園ですねえ
> ここなら、カワセミのダイビング姿も撮影できそうですねえ
> 私の近くには、このような公園はないので羨ましいです。

そのはずなんですが、東京で最もカラスの密集度が高い土地かもしれません。騒々しいったらありません。
此処でカワセミやオシドリを見たことはありません。本来はいるはずなんですが、カラスが多いのに嫌気がさしたのでしょうか。

静かな公園だったら、日本でも指折りの公園になれるはずでしょうが。うーーん、残念です。

2014/04/03 (Thu) 22:41

AzTak  

Re: タイトルなし

aunt carrotさん、こんばんは。

> 望遠撮影した2枚が素晴らしいですね。
> 全貌がはっきりわかります。
> まさに大都会の真ん中に残された原始の森といった感じですね。
> 園内の自然そのものが良いですね。
> 美味しい空気がいっぱいで、しかも自然界の宝物がいっぱい、、
> 素晴らしいですね。

そうですね。この2枚の画像はfree画像の借用ですが、なかなかの出来栄えですね。どんな感じかよくわかります。自分でも、こういう写真が取れたら最高ですね。

何と言っても、東京都心の港区ですから。貴重ですよね。
ヒートアイランドの東京砂漠をクールダウンする効果が、新宿御苑や此処にはあるようです。

新宿御苑のようにキレイに人の手が入った庭園も素敵ですが、人の手が殆んど加えられていないそのままの有り様も、捨てがたい魅力があるようです。

2014/04/03 (Thu) 22:49

土佐けん  

こんばんは

眺望の画、おくにはビル群、手前には街並
その町のど真ん中に青々と茂る緑
良いですね~~~本当にオアシスですよね^^
鳥や虫達にとっても楽園でしょうね^^

2014/04/03 (Thu) 22:59

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> コンクリート砂漠にオアシス。
> 豊かな武蔵野台地の自然がよく残っていますね。

そうですね。

> 先日、何かで読みましたが、皇居の中は手がホトンド入っていなくて貴重な昆虫、植物などが思った以上に豊富に残っているとか。
> 人の手が入らない事によって、生物の先々のヒントが得られるかもしれません。

そうだろうと思います。残念ながら、吹上御苑は、余程のことがない限り近づくことが出来ないんですよ。
そりゃそうですよね。天皇陛下のお住まいの周りですから。5月にかなり限定人数のようですが、一般公開がなされるようです。
昭和天皇の好みでそういう方向に持っていったと聞いています。

2014/04/03 (Thu) 22:59

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> 眺望の画、おくにはビル群、手前には街並
> その町のど真ん中に青々と茂る緑

白金や白金台は今は超高級住宅地になってしまいました。此処のお住まいのセレブの奥さんたちは、『シロガネーゼ』などと言われているようです。私は少し僻んで『ショーガネーゼ』等と行っていますが。

> 良いですね~~~本当にオアシスですよね^^
> 鳥や虫達にとっても楽園でしょうね^^

多分、東京砂漠のクールダウンには一役も二役も買っていることでしょう。鳥や虫達にとっても楽園だと思います。

2014/04/03 (Thu) 23:05

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