林試の森公園を歩いてみる(1)
林試の森公園は、東京都目黒区下目黒と品川区小山台にまたがって所在する都立公園。林業試験場の跡地を都立公園にしたものだ。
個人的には林と森とは大違いで、此処は『林試跡地公園』であり、当然此処にあるのは『林』そのものであり、意味合いを異にする『森』の文言が入るのはおかしな話だと思うが、細かいことにはこだわるまい。
都立小山台高校
最寄り駅は武蔵小山駅。降りるとすぐ目と鼻の先に都立小山台高校がある。かつての東京府立第八中学校で、言うまでもなく大学進学成績抜群の名門校である。今年の選抜高校野球大会に21世紀枠で選ばれた。『野球部』ではなく『野球班』なんだ。
私の母校でもないので、『あ、そう』とばかりに通りすぎる。


あまり広くない校庭にさして高くない網。強打者だとらくらくオーバーフェンスだろう。どういう練習をしているのだろうか。

林試の森公園(1)
見えてきた南門
いつも何の考えも無しにこの門からはいるが隣の水車門も良さそうだ。今度はそこから入ってみよう。


入った辺りにはポプラの大樹が
街路灯よりもはるかに高い。見上げ続けていると頚が痛くなりそうだ。

こういう木肌なのか。標識がないと結構有名な樹木であっても、何の木だか全くわからない。恥ずかしいぞ。

こちらはヒマラヤスギ
さすがにこの木は見ただけでわかる。


小さな池の辺り
池にはカルガモがいた。植えられている木は、ラクウショウ(落羽松)という木のようだ。

この辺の池という池には殆んど例外なくカルガモがいるようだ

ちょっと雰囲気のある坂を上る

この木はアベマキ
全く知らない木だ。特に葉が落ちていると特徴をつかみにくく、…。


園内のアベマキの古木にはミズイロオナガシジミが発生する。都区内での自生は珍しいそうだ。上記標識では過去形の記述になっていたが。
freeの画像を借用した

この木はノグルミ。たくさんの実が残っていた。
果実の形はオニグルミなどのクルミよりも、松かさに似ている。これは、トゲトゲしていて触ると痛いし、食用にもならないそうだ。なあんだ、つまらない。


こちらは、ボダイジュ
寺院の境内に植えられていると書かれているが、そんなもの植えられているかなあ。


芝生広場の方へ歩いてみる。

大きなクスノキ
手前に先日の豪雪でポキリと折れた枝が転がっていた。クスノキにかぎらず、かなりの樹木が雪の重みでやられてしまったようだ。無残な限り。


早咲きの桜が咲いている


こちらは梅

こちらはマテバシイ
名前だけは聞いたことがあるが、…


こちらは楷の木
名前する聞いたことがない。恥ずかしい限りだ。

