鎌倉五山ほかを訪ねる(20) - 鎌倉五山ほかを訪ねる_2014_Jan-Feb
FC2ブログ

鎌倉五山ほかを訪ねる(20)

最後に長谷寺から歩いてすぐの鎌倉文学館に行くことにした。

鎌倉文学館
鎌倉文学館は、神奈川県鎌倉市長谷にある鎌倉ゆかりの文学、特に鎌倉文士をテーマにした鎌倉市立の資料館である。3階建てであるが、3階は木造であり非公開となっている。
1890年頃に侯爵前田利嗣の鎌倉別邸として建てられたが、1910年(明治43年)に火事により失われた。現在の建物は侯爵前田利為が1936年(昭和11年)に洋風に全面改築した建築物である。渡辺栄治が設計し、竹中工務店が施工している。
戦後の一時期、デンマーク公使や内閣総理大臣佐藤栄作の別荘として使用されたが、1983年に前田利建から鎌倉市に寄贈され、外観をそのままに内部の補修・収蔵庫の新築をおこない、1985年10月31日に開館した。
2000年(平成12年)3月、国の登録有形文化財となった。

2月の収蔵品展は、「生誕110年 小津安二郎」だった。小津監督が嫌いなわけではないが、文学館に行って、映画作品の展示ばかりで、他にはごくわずか、『ビブリア古書堂の事件手帖』のセル画展示があるのみ。やや期待はずれの展示内容だった。
おまけに、此処も建物内部は写真撮影禁止扱いになっていた。京都の悪しき習慣が日本全土に蔓延しているようで、到底納得出来ない。


文学館に至る道
文学館に至る道_1
文学館に至る道_2
文学館に至る道_3
文学館に至る道_4
文学館に至る道_5
文学館に至る道_6
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_1
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_2
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_3
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_4
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_5
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_6
文学館(旧前田侯爵の鎌倉別邸)_7
美しい庭
美しい庭

染谷太郎太夫時忠邸阯
時忠は、鎌倉の大臣山(鶴岡八幡宮の裏山)に鎌を埋めたという藤原鎌足の玄孫で、東大寺の良弁僧正の父といわれ、 関東八カ国の総追捕使であった。時忠は、また由井の長者といわれ、710年、甘縄神社を創建した。
※鎌足の伝説は浄妙寺にも残されている
 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
染屋太郎時忠ハ藤原鎌足ノ玄孫ニ當リ 南都東大寺良辨僧正ノ父ニシテ 文武天皇ノ御宇(皇紀一三五七~一三六二)ヨリ 聖武天皇ノ神亀年中(皇紀一三八四~一三八九)ニ至ル間 鎌倉ニ居住シ 東八箇國ノ総追捕使トナリ 東夷ヲ鎮メ 一ニ由井長者ノ稱アリト傳ヘラルヽモ 其事蹟詳ナラス 此處ノ南方ニ長者久保ノ遺名アルハ 彼ノ邸阯ト唱ヘラル 尚甘縄神明宮ノ別当甘縄院ハ時忠ノ開基ナリシト云フ

こんなものが、文学館から由比ヶ浜駅への帰途にあった。昭和十四年三月 鎌倉町青年團か。ずいぶん古いものになってしまった。
染谷太郎太夫時忠邸阯

以上で、『鎌倉五山ほかを訪ねる』シリーズはお終いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年02月23日
最終更新 -0001年11月30日

18 Comments

There are no comments yet.

モカ  

おはようございます

文学館 シャレた感じの建物ですね。
青い瓦屋根にこの造り、印象的です。
シリーズは終わりですが、きっとまた精力的にどこか歩かれたシリーズが始まるのでしょうね^^
楽しみにしています。

2014/02/23 (Sun) 09:24

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2014/02/23 (Sun) 10:21

masa  

こんにちは。

広い庭、閑静な佇まいに、かって住んでいた人はどんな生活していたのか?
我々庶民には分からないことです。

鎌倉に各所を精力的に回られてご苦労さまでした。
次シリーズ楽しみにしています。

2014/02/23 (Sun) 11:14

HARU  

こんにちは。

文学館の展示はともかく、周辺の散策にはいい感じですね。文学館も和洋折衷で周りの景色に溶け込んでいい感じです。ここもぜひ訪れたいと思います。

2014/02/23 (Sun) 12:03

dさん  

こんにちは

綺麗な、ところですね

前田侯爵とは、、加賀藩主の前田候なんですか?

2014/02/23 (Sun) 14:14

AzTak  

Re: おはようございます

モカさん、こんにちは。

> 文学館 シャレた感じの建物ですね。
> 青い瓦屋根にこの造り、印象的です。

そうですね。凄い別邸を建てたものですねえ。
もう少しよいカメラとレンズとで撮りたかったです。が、私にはそんな気の利いたものはありません。

> シリーズは終わりですが、きっとまた精力的にどこか歩かれたシリーズが始まるのでしょうね^^
> 楽しみにしています。

足が痛いのは何とか収まりつつあるのですが、久しくでていなかった喘息の発作がでていて、あまり歩きまわることができていません。ちょっと焦りだしました。手持ちの物を少しうだうだと続けて時間を稼ぎ、その間に、…などと考えています。

2014/02/23 (Sun) 15:52

AzTak  

Re: タイトルなし

鍵コメさん、こんにちは。

コンテスト出品は、当然腕が無いといけないので、端から考えていません。

それともう一つ、そちらに踏み出すと、ボディだレンズだと物欲に踏み出して停まらないだろう自分の性格がわかるので、戒めています。
けちくさいようですが、小金を徹底的に節約して、『ふるさと寄付』に当てています。我が故郷は、宮城県や岩手県のように順調に復興を果たせそうにありませんから。

2014/02/23 (Sun) 16:01

土佐けん  

こんにちは

ご心配をおかけしておりましたが、助手も元気になり
本日からブログを再開します。
優しいお言葉をありがとうございました。

これからも色んな場所の画を見せてくださいね^^

2014/02/23 (Sun) 16:18

AzTak  

Re: こんにちは。

masaさん、こんにちは。

> 広い庭、閑静な佇まいに、かって住んでいた人はどんな生活していたのか?
> 我々庶民には分からないことです。

ほかならぬ前田のお殿様です。別邸ということで、利用率はそれほど高くはなかったのではないかと思います。
それでも利用された時には、華やかな上流社会の楽しみ方があったのでしょうね。

> 鎌倉に各所を精力的に回られてご苦労さまでした。
> 次シリーズ楽しみにしています。

うふふ、いまのところ短いので繋いで、何とかその間に何処かに出掛けようかと思っています。

2014/02/23 (Sun) 16:19

AzTak  

Re: こんにちは。

HARUさん、こんにちは。

> 文学館の展示はともかく、周辺の散策にはいい感じですね。文学館も和洋折衷で周りの景色に溶け込んでいい感じです。ここもぜひ訪れたいと思います。

意欲的ですねえ。この辺の見どころは、山の上になりがちです。ちょこちょこ回っていると、結構足に来ます。日頃鍛えていらっしゃるHARUさんなので大丈夫かと思いますが、私はその晩、足がパンパンになって大変でした。(^_^;)

2014/02/23 (Sun) 16:23

AzTak  

Re: こんにちは

dさん様、こんにちは。

> 綺麗な、ところですね

そうですねえ。建物はもちろん素晴らしいのですが、ほぼ一山が敷地です。その眺望の良さ、静けさは特筆すべきものだと思います。

> 前田侯爵とは、、加賀藩主の前田候なんですか?

そのとおりです。飽くまでも別邸ですから、そんなに大きすぎるほどの建物ではないのですが、丁寧に作られた建物という感じがします。

2014/02/23 (Sun) 16:26

AzTak  

Re: こんにちは

土佐けんさん、こんにちは。

> ご心配をおかけしておりましたが、助手も元気になり
> 本日からブログを再開します。
> 優しいお言葉をありがとうございました。

そうですか。心配していましたが、良かったです。無理をしない程度に徐々に調子を上げていってくださいね。

> これからも色んな場所の画を見せてくださいね^^

お互いにね。頑張りましょう。

2014/02/23 (Sun) 16:28

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
鎌倉は東京から近く、文人墨客もそこに或いは近くに多く住んでで居たことでしょうね。
文学館て、竹中工務店が手がけたんですか。
名古屋に居た時の会社も竹中工務店でした(関係ないか)

2014/02/23 (Sun) 19:29

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 鎌倉は東京から近く、文人墨客もそこに或いは近くに多く住んでで居たことでしょうね。

川端康成、夏目漱石、有島武郎他いろいろな人が住んでいたようです。

> 文学館て、竹中工務店が手がけたんですか。
> 名古屋に居た時の会社も竹中工務店でした(関係ないか)

竹中工務店は三菱系列ですから、岩崎弥太郎などとの繋がりから依頼したのかもしれませんね。
詳しいことはわかりません。

2014/02/23 (Sun) 19:59

ijin  

鎌倉

鎌倉は私が勤めていた会社のOB会が「鎌倉探索」と称し、グループを作っています。
最初の1回参加して、体力不足で以来不参加です。

元気でいたなら、AzTakさんのお写真のいくつかの光景はこの目で見ることができたでしょう。
各編毎に1冊の資料になりますね。
細かく観察。お写真も豊富。可なりの散策です。

脚のごご自由はありませんか。

鎌倉は「切り通し」の多い処。工夫して造った通路。
「亀谷?の切り通し」を超えたことはあります。

毎まい、訪問下さって、コメントも残して頂きありがとうございます。

2014/02/23 (Sun) 22:26

AzTak  

Re: 鎌倉

ijinさん、こんばんは。
徐々にお加減が回復されて来られたでしょうか?

> 鎌倉は私が勤めていた会社のOB会が「鎌倉探索」と称し、グループを作っています。
> 最初の1回参加して、体力不足で以来不参加です。

そういうメンバーの方は、日頃そうした催しに参加できるように身体を鍛えていらっしゃるのかもしれません。
1箇所くらいだと大した感じではないように思われるかもしれませんが、回る箇所が増えるとそれなりに負荷がかかってきますよね。無理してついていかなくて正解だったかもしれませんね。

> 元気でいたなら、AzTakさんのお写真のいくつかの光景はこの目で見ることができたでしょう。
> 各編毎に1冊の資料になりますね。
> 細かく観察。お写真も豊富。可なりの散策です。

それがかなり見落としがあるんです。もう少し事前に調べてから行けばよいものを、ろくに下調べもせずにくものですから、道に迷ったりさえしています。お恥ずかしい話です。

> 脚のご自由はありませんか。

お蔭様で鵞足炎は完治したと行っても差し支えない状態になりました。
もう一つ、久しくでていなかった喘息の発作が一時期ひどく、年明け早々は殆んど動けずに居ました。
こちらも気合で(と言いつつ薬で)直して、春先からのダッシュに備えようと考えています。

> 鎌倉は「切り通し」の多い処。工夫して造った通路。
> 「亀谷?の切り通し」を超えたことはあります。

亀ヶ谷坂切通しは、きつくなかったですか。体調次第で、きつく感じたり、全く平気だったりします。きついと思ったら辞める勇気を持ちたいところですが、途中まで行くと、戻るのも大変なんですよね。

> 毎まい、訪問下さって、コメントも残して頂きありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ有難うございます。もう少しで暖かくなるとの予想があるようです。それまでは過激には動かないほうが良いかもしれません。

2014/02/23 (Sun) 23:24

makira  

おはようございます!

AzTakさん、おはようございます!
駒場の旧前田侯爵邸は見学可能で昨年の春に行き
撮影してきましたが、ここは撮影禁止でしたか!
建物内部の写真撮影OKと禁止区分がどうもはっきりしない。
AzTakさん同様、到底納得できませんよね!
入館によって壊れそうなほど古そうには思えないのですが・・・

2014/02/24 (Mon) 10:29

AzTak  

Re: おはようございます!

> AzTakさん、おはようございます!

makiraさん、こんにちは。

> 駒場の旧前田侯爵邸は見学可能で昨年の春に行き
> 撮影してきましたが、ここは撮影禁止でしたか!

そうですか。駒場は方角が良くないのか、同じ区内でも縁がありません。(^_^;)

> 建物内部の写真撮影OKと禁止区分がどうもはっきりしない。
> AzTakさん同様、到底納得できませんよね!
> 入館によって壊れそうなほど古そうには思えないのですが・・・

鎌倉の文化人気取りの人達の見栄なんでしょうか。写真撮影禁止の必然性など全くありませんよね。
フラッシュ撮影禁止くらいに留めるべきかと思います。給料もらっている身分だと、人が入ろうが入るまいが、気にならないのでしょうか。

2014/02/24 (Mon) 11:42

Leave a reply