鎌倉五山ほかを訪ねる(14)
大石段
段数は61段だそうだ。お決まりの集合写真を撮っている。手早く撮ればよいものをなかなかシャッターを押せずにいる。はた迷惑になっていることを承知して協力すべきところなのに、なかなか言うことを聞かないようだ。困ったガキもいるようだ。

当然だが、上には本宮(上宮)がどーんと視界に入ってくる


大銀杏
平成22年(2010年)3月10日4時40分頃に、強風のために大銀杏は根元から倒れた。こうしてみると、折れた銀杏の木がいかに巨木だったかがわかろうというものだ。あの蘖(ひこばえ)が巨木になる姿は私には見ることができないことだろう。

倒れる前の様子
free画像を借用

本宮(上宮)…重要文化財(国指定)
應神天皇・比賣神・神功皇后をお祀りする当宮の中心となるご社殿です。
若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定されており、年間を通じて様々な祭事が奉仕されています。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
現在の上宮は、1821年(文政4年)の火災によって焼失後、1828年(文政11年)、徳川十一将軍家斉によって造営されたもので、大正12年の関東大震災で倒壊してしまいますが、その後、修造され今日に至っています(国重文)
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
上宮は、広い回廊が巡らされているのが特徴です。
かつては、若宮にも回廊が巡らされていました。
現在、この回廊には神輿7基(上宮の神輿三基と若宮の神輿四基)が安置され、鶴岡八幡宮の神宝が陳列された宝物館としても利用されています。
上宮の神輿三基は、9月の「神幸祭」で二の鳥居まで渡御します。
随身門
鶴が丘八幡宮の象徴「随身門」の入り口両側には、仁王様でなく、随身(=平安時代以降、貴人護衛にあたった武人)が鎮座している。


向かって左の随身像(吽形)は矢を持って鎮座し、向かって右の随身像(阿形)は刀を持って鎮座していている。そう他の方のHPに書かれていたが、私にはどちらも弓と矢を持っているようにしか見えない。困ったぞ。


宝物殿

幣殿と本殿かな

ちょっと珍しい婚礼
新郎が外国人で新婦が日本人。これはそう珍しいことではないが、新郎側の縁戚にある外国人女性だろうが、振り袖を着用して、列に加わっていた。履物は草履のお嬢さんとスウェードの靴のお嬢さんと。インターナショナルな挙式なんだなあと思った次第。あの紋には何がついていたのだろうか。





