鎌倉五山ほかを訪ねる(13)  2014.02.16 15:43 画像追加 - 鎌倉五山ほかを訪ねる_2014_Jan-Feb
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鎌倉五山ほかを訪ねる(13)  2014.02.16 15:43 画像追加

鶴岡八幡宮(1)

浄妙寺から報国寺、杉本寺と歩き、鶴岡八幡宮までやってきた。鶴岡八幡宮はあまりにも有名な神社であり、来歴をくどくどと説明する必要もないと思われるので、これを省略する。

本宮(上宮)は文政11年(1828年)に徳川家斉が再建した流権現造で、国の重要文化財に指定されている。本宮は大石段上にある。大石段は61段あり、登りきると桜門、その奥に拝殿とつながった本宮がある。石段下にある舞殿は、「下拝殿」ともいう。前面にある建築物は21世紀に入ってから増築されたもので、当初は朱塗りではなく白木造りであった。
また境内には「源平池」として、北条政子が掘らせたと伝わる池がある。源氏池には島が3つ、平家池には島が4つ浮かび、それぞれ産と死を表すという。源氏池の島には旗上弁天社がある。源平池には横切るように石造の橋が架けられ「太鼓橋」と称される。創建当時は木造で、朱塗りだったため「赤橋」と呼ばれた。北条氏の庶流・赤橋家の苗字はこの橋の名称に由来する。現在は柵で締め切られているが昭和時代までは自由に通行可能で、橋上は記念撮影のスポットとして良く使われていた。
なお、源頼朝の求めに応じて舞った静御前が源義経を慕う次の歌を詠んだとされるが、当時はまだ舞殿は建立されておらず、若宮社殿の回廊で舞ったとされている。


太鼓橋
鶴岡八幡宮の太鼓橋は、1182年(寿永元年)、源平池が造営されたときに架けられたものと考えられている。
将軍家が鶴岡八幡宮に参拝するときは、この橋で輿を下乗したという。
当時は朱塗りの板橋であったことから、「赤橋」(あかはし・あかばし)と呼ばれていた。鎌倉の古絵図にも「赤橋」と記されている。太鼓橋の両側にも橋が架けられているが、当初は左側の橋のみだった。太鼓橋の左側の池は「平家池」。「平家を踏みつぶす」という意味で架けられた橋であったらしい。後に右側の橋も架けられた。

太鼓橋_1
太鼓橋_2

旗上弁天社
源氏池の島に鎮座。周囲には源氏の二引きの白旗が多く見られる。明治の神仏分離令で一度は廃れたが、昭和55年(1980年)に文政年間の古図を元とし復元された。
道理で見たことがないと思ったが、復元はそれほど前のことではなかったんだ。
旗上弁天社_1
旗上弁天社_2
旗上弁天社_3
旗上弁天社_4
どういうわけか此処には白鳩がたくさんいる
旗上弁天社_5

直会殿
鶴のマークなんだ
直会殿

舞殿と本宮(上宮)
私の好きな構図だ
舞殿と本宮(上宮)_1
舞殿と本宮(上宮)_2
舞殿と本宮(上宮)_3

舞殿
静御前が義経を慕い、心を込めて舞った若宮廻廊跡に建ち、下拝殿とも言います。
舞殿_1
舞殿_2
舞殿_3

若宮(下宮)…重要文化財(国指定)
1180年(治承4年)、鎌倉に入った源頼朝が最初に行ったことは、先祖源頼義が創建した由比若宮(鶴岡若宮)を小林郷北山に遷座することだった。遷座した場所は、現在の若宮辺りだったと考えられている。翌1181年(養和元年)には、浅草から大工を呼び寄せ、本格的な社殿の造営に着手し、さらにその翌年には参道「若宮大路」が整備され、その中央には「段葛」が築かれた。放生池(源平池)の造営も同時に行われている。
1191年(建久2年)3月4日の鎌倉大火で鶴岡八幡宮は焼失してしまうが、頼朝はすぐさま再建に取りかかり、若宮の再建とともに本宮(上宮)を造営し、現在のような上下両宮の姿となる。
現在の若宮は、江戸幕府二代将軍徳川秀忠による造営(国重文)。それまでの社殿は、荏柄天神社に移築されている。

そうか、若宮は徳川秀忠による造営だったのか。徳川幕府の要人は鎌倉が好きだったようだ。と言うよりお江の方の影響だろうか。
若宮(下宮)…重要文化財(国指定)
若宮(右側)と舞殿(左側)
若宮(右側)と舞殿(左側)
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年02月16日
最終更新 -0001年11月30日

14 Comments

There are no comments yet.

モカ  

こんにちは

ここは私も行った事があります。
有名ですもんね^^
でも小さいときだったので記憶はあまりありません^^;
やはり鶴のマークなんですね~

2014/02/16 (Sun) 10:16

のんびり熊  

AzTakさん

こんにちは
何回か行きましたが改めてみるといろいろ思い出します。
鶴のマーク?・・・
何処かの空で見たような・・
ここに有るとは気が着きませんでしたネエ

2014/02/16 (Sun) 11:07

aunt carrot  

こんにちわ!

有名で観光客の多い八幡宮ですが、
階段に手すりが無いのですよね。
年配の方にはかわいそうだなぁといつも
思っています。
杉本寺は苔の階段まで修繕しているのですね。
苔はどうなるのか心配ですね。
昨年私が行ったときも本堂以外、あちこちと
修繕中で落ち着かなかったですよ。
大雪続きで冷えて脚のほうは痛みませんか?

2014/02/16 (Sun) 11:13

dさん  

こんにちは

AzTaKさんは、歴史に関しても博学なんですねえ
私など、鶴岡八幡宮は、源氏ゆかりの神社ってことくらしか知りません。

白鳩がたくさんいる写真に興味がわきました。

2014/02/16 (Sun) 16:15

君平  

こんにちは。
鶴岡八幡宮の銀杏が倒れた時はびっくりしましたね。
まあ、自然の摂理としては当然なのでしょうけど。
ここはたしか、まあるい梅が咲くんでしたよね。
参道に必ず、銀杏の露店が出るのでたまに購入してます。

2014/02/16 (Sun) 17:04

AzTak  

Re: こんにちは

モカさん、こんばんは。

> ここは私も行った事があります。
> 有名ですもんね^^
> でも小さいときだったので記憶はあまりありません^^;

そうですか。小さい時は行ったということだけは記憶に残るものなんですね。

> やはり鶴のマークなんですね~

鶴岡八幡宮の神紋は『鶴丸』なんだそうです。
それが目につくところは殆ど宇佐八幡宮や石清水八幡宮に倣ったのか、『三つ巴』にしてあり、屋根の合わせ目のところなど、ごく控えめというか、はたまた、大胆にというか、そこにだけ『鶴丸』をあしらっているようです。
源頼朝が千羽の鶴の足に金の短冊をつけて放った故事にもとづくと伝えられているそうです。

2014/02/16 (Sun) 19:56

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 何回か行きましたが改めてみるといろいろ思い出します。

ふふふ、頭の体操かもしれませんね。

> 鶴のマーク?・・・
> 何処かの空で見たような・・
> ここに有るとは気が着きませんでしたネエ

目につくところは、殆ど、宇佐八幡宮、石清水八幡宮に倣って『三つ巴』の紋が使用されているようです。
鶴丸は日航さんのが有名になりましたが、こちらは、源頼朝が千羽の鶴の足に金の短冊をつけて放った故事にもとづくと伝えられているようです。屋根の付け根などをよく見るとついています。普通は気がつかないと思います。

2014/02/16 (Sun) 20:04

AzTak  

Re: こんにちわ!

aunt carrotさん、こんばんは。

> 有名で観光客の多い八幡宮ですが、
> 階段に手すりが無いのですよね。
> 年配の方にはかわいそうだなぁといつも
> 思っています。

そうだったんですねえ。言われて初めて気づきました。あのくらいの勾配なら以前は走って何往復か出来る自信があったので、気にしたことはありませんでしたが、靭帯の部分断裂や鵞足炎をやると、ちょっとしたところでも、身体的弱者には厳しいところが少なくないのだとよくわかりました。
舞殿は下拝殿でもありますが、間に合わせるにしても、それじゃ神様との距離が遠すぎちゃうと感じるのかもしれませんね。

> 杉本寺は苔の階段まで修繕しているのですね。
> 苔はどうなるのか心配ですね。

あれは、本当修復工事の人足の通路、物資の運搬路で一時的に養生してあるのかと思ったんですが、階段そのものの修復工事もしているのでしょうか。
苔は一時的に死んでしまうでしょうね。工事終了後、周辺から再び伸びてくるんでしょう。
昔我が家にもそれなりの庭があった時、苔を元気にすべく、水まきなどをしたものでした。

> 昨年私が行ったときも本堂以外、あちこちと
> 修繕中で落ち着かなかったですよ。

風情も何もあったものではありませんね。

> 大雪続きで冷えて脚のほうは痛みませんか?

まあ、何とか回復傾向にあります。ご心配いただき有難うございます。
今の主戦場はパートタイムの喘息です。喘息症状が起きないように気をつけているのですが、今年(昨年秋から)は出てしまいました。こちらも近日中に封じ込めに持っていくつもりです。

2014/02/16 (Sun) 20:20

AzTak  

Re: こんにちは

dさんさま、こんばんは。

> AzTaKさんは、歴史に関しても博学なんですねえ

博学なんてことは、全くありません。
悔しいけれど、大学で同じクラスの池上彰君のようなのを博学と言うんでしょう。
かれは、私などと違い、NHKの薄給時代から月数万円以上の書籍代を支払って本を買いまくり、徹底的に読み耽ったようです。自宅近くのマンションに蔵書のための部屋を借り、そこで執筆しているそうです。
私の情報源はインターネットですが、いい加減な記述が少なくないんです。鵜呑みにして書いていいのか悩むことが結構あります。その点、池上くんは、自分の発言はこの本の此処に書かれている…というふうに自信を持って言えるようです。
努力にまさる才能なしと思います。

> 私など、鶴岡八幡宮は、源氏ゆかりの神社ってことくらしか知りません。

私も伊豆に末娘を嫁に出し、源氏ゆかりの物が多いので、興味を覚えた程度です。

> 白鳩がたくさんいる写真に興味がわきました。

あれには驚きました。

2014/02/16 (Sun) 20:33

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは。

くんぺいさん、こんばんは。

> 鶴岡八幡宮の銀杏が倒れた時はびっくりしましたね。
> まあ、自然の摂理としては当然なのでしょうけど。

まあ、人里離れたところにある古木なら、驚くに当たらずなんでしょうが、超有名な存在でしたからね。みな驚いたことだろうと思います。蘖がかなり出た写真を見た記憶があるのですが、今回行ったときは、一本のみ、少し成長していました。他のものは、切られて、どこかに『あの大銀杏の蘖』ということで植えられているんでしょうかね。

> ここはたしか、まあるい梅が咲くんでしたよね。

ごめんなさい。梅には気が付きませんでした。

> 参道に必ず、銀杏の露店が出るのでたまに購入してます。

こちらははっきり気づきました。露店でがらがら音を立てているので、何をしているのか見たら、銀杏を煎っていました。

2014/02/16 (Sun) 20:41

jsk  

こんばんわ
鶴岡八幡宮、学生の頃一度行きましたが全く覚えていません。
鶴の家紋、珍しいですね、私が知らないだけかもしれませんが。
日航の鶴丸とも関係があるんですね。
舞殿と本宮、上下に重なっていい構図ですね。
静御前が義経を慕い・・・・時を超えて訴えてきます。

2014/02/16 (Sun) 23:25

HARU  

こんばんは。

 鶴岡八幡宮で姪っ子が挙式をするので、事前散策のような感じです。さすがにりっぱな社ですね。直会を「なおらい」と読める人はそう多くないと思います。すなわち「打ち上げ」「落作」のことですが、僕も氏子の集まりに参加するようになって初めて知りました。とにかく神社の年間行事は多く、その都度、直会があります。

2014/02/16 (Sun) 23:42

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんわ

jskさん、おはようございます。

> 鶴岡八幡宮、学生の頃一度行きましたが全く覚えていません。
> 鶴の家紋、珍しいですね、私が知らないだけかもしれませんが。
> 日航の鶴丸とも関係があるんですね。

鶴岡八幡宮の神紋の『鶴丸』は、源頼朝が千羽の鶴の足に金の短冊をつけて放った故事にもとづくと伝えられているそうです。
日航の『鶴丸』とも関係があるといえばあるような無いような。日航のそれは独自のデザインのようですが、日本独自のデザインを考えた時に意識の中にあったのでしょうかね。

> 舞殿と本宮、上下に重なっていい構図ですね。

上手い方が、良いカメラ、良いレンズを使えば、もっともっと引き立つんだと思いますが。

> 静御前が義経を慕い・・・・時を超えて訴えてきます。

決して叶うことのない願い事ではありますが、時空を超えて見に行きたいものですね。

2014/02/17 (Mon) 07:54

AzTak  

Re: こんばんは。

HARUさん、おはようございます。

>  鶴岡八幡宮で姪っ子が挙式をするので、事前散策のような感じです。さすがにりっぱな社ですね。直会を「なおらい」と読める人はそう多くないと思います。すなわち「打ち上げ」「落作」のことですが、僕も氏子の集まりに参加するようになって初めて知りました。とにかく神社の年間行事は多く、その都度、直会があります。

直会に参加していただける氏子は神社にとって非常に有難い存在のようです。氏子が支えてくれる神社行事の数々なんでしょう。そういうコミュニティが生き続けている地域はいいものだなと思います。
17日のUP分に、ちょっと変わった結婚式に向かう一行の写真を載せてみました。

2014/02/17 (Mon) 07:59

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