鎌倉五山ほかを訪ねる(9) 2014.02.12 07:04画像他追加
亀ヶ谷坂切通
大した坂ではないが、足を痛めていて、それまでもそこそこの距離を歩いてきた身には、ちょっとだけ辛かったかも。




裏側もここまで削ってしまって大丈夫なのだろうか?



岩船地蔵堂
扇ヶ谷のJR横須賀線ガード近く亀ヶ谷坂の入口に、源頼朝の娘大姫の守本尊を祀る岩船地蔵堂がある。守本尊とされる石造地蔵尊(岩船地蔵)は、舟形光背をもつもので、岩船地蔵の名の由来となっている。1691年(元禄3年)に堂が建て替えられたときに木造地蔵尊が安置された。

寿福寺(鎌倉五山第三位)
寿福寺(じゅふくじ)は、神奈川県鎌倉市扇ヶ谷にある臨済宗建長寺派の寺院である。鎌倉五山第3位の寺院である。山号を亀谷山(きこくさん)と称し、寺号は詳しくは寿福金剛禅寺という。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は北条政子、開山(初代住職)は栄西である。鎌倉三十三観音第24番。鎌倉二十四地蔵第18番。境内は「寿福寺境内」として1966年(昭和41年)3月22日、国の史跡に指定された。
正治2年(1200年)北条政子建立の寿福寺の住職に招聘されているんだ。臨済宗の開祖自らが、住職になったとは、凄いことなのだろう。
総門から中門までの参道と裏山の墓地は公開されているが、中門から内側の境内は一般公開されていないそうだ。私も中門まで行き、その先は一般公開していない旨の立て札を見てがっかりした。ただ、中門から見る境内の佇まいは素晴らしい物があった。
知らなかったのだが、裏山の墓地は公開されているようだ。中門を左に行き突き当りを右に進んでみたが、本当の住宅だけのように見えたので断念。多分その先にあったのだろう。陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓があり、さらにその奥のやぐら(鎌倉地方特有の横穴式墓所)には、北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔があったようだ。う~~ん、残念。今度行くときは、絶対見落としが無いようにしたいものだ。
総門から中門までの参道の様子





中門で無情の通せんぼ。見たかったのに残念でならない。

中門からちょっとだけ見えた境内の様子
すごく素敵な佇まいだ。


中門から右へも進入禁止

北条政子の墓
freeの画像を借用した

初日は足の不調でここまででおしまい。他は後日に廻った。
とは言うものの鎌倉駅まで戻る必要がある。途中に川喜多映画記念館があった。ばてていたので、館内見学はせずに通過。






