上野界隈にて(3) - 上野界隈にて_2014_Jan
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上野界隈にて(3)

5年に及ぶ修復工事中だった上野東照宮の工事が終わり、再度公開を始めたということを聞きつけ、あまり荒されないうちに出掛けてみた。見るからに金ピカ。凄いなんてレベルではなかった。びっくりして、声も出なかった。
旧社格は『府社』だそうだ。徳川ゆかりのものは、何でも低く評価されたようだ。運良く戦争や震災などの災厄で倒壊することもなかったとは、災も避けて通るほどのパワーが有ったのかもしれない。
下記の通り名前が出てくる藤堂高虎は、よほど世渡りがうまかったのだろう。いつの間にか家康も受け入れていたようだ。人を見る目があったのか否か。


上野東照宮(1)
1616年、2月4日、お見舞いのために駿府城にいた藤堂高虎と天海僧正は、危篤の家康公の病床に招かれ、三人一つ所に末永く魂鎮まるところを作ってほしいという遺言を受けました。そこで藤堂家の屋敷地であった上野に1627年に東照宮を造営しました。
1646年には正式に東照宮の宮号を授けられました。
1651年に三代将軍・徳川家光公が大規模に造営替えをしたものが、現存する社殿です。金箔をふんだんに使い、大変豪華であったことから「金色殿」とも呼ばれています。当時は東叡山寛永寺の一部でしたが、戦後神仏分離令により寛永寺から独立しました。その後、戦争や震災などの災厄に一度も倒れることなく、江戸の面影をそのまま現在に残す、貴重な文化財建造物です。
東照宮とは、徳川家康公(東照大権現)を神様としてお祀りする神社です。日光東照宮、久能山東照宮が有名ですが、全国各地に数多くございます。そのため、他の東照宮と区別するため上野東照宮と呼ばれておりますが、正式名称は東照宮でございます。


唐門
1651年建築。国指定重要文化財。正式名称は唐破風造り四脚門。
総金箔の門で両側上部にある松竹梅と錦鶏鳥の透彫は精巧で美しく、室町桃山時代の技術を集大成したものとして評価されています。
柱の内外四額面には、日光東照宮の「眠り猫」で有名な左甚五郎作の「昇り龍・降り龍」の彫刻があり、毎夜不忍池の水を飲みに行くという伝説があります。
偉大な人ほど頭を垂れるという諺に由来して、頭が下を向いているものが昇り龍と呼ばれています。

外側から見た唐門
外側から見た唐門_1
外側から見た唐門_2
外側から見た唐門_3
外側から見た唐門_4
外側から見た唐門_5
外側から見た唐門_6
外側から見た唐門_7
外側から見た唐門_8
外側から見た唐門_9
外側から見た唐門_10
昇り龍
何だか知らずに撮ったのだが、左甚五郎の作だったようだ。両側をきちんと撮っておくべきだった。(^_^;)
昇り龍

内側から見た唐門
内側から見た唐門_1
内側から見た唐門_2
金箔が貼られた門扉は透かしになっているんだ。
内側から見た唐門_3
内側から見た唐門_4
内側から見た唐門_5
内側から見た唐門_6
内側から見た唐門_7
内側から見た唐門_8
内側から見た唐門_9
松竹梅と錦鶏鳥の透彫
透かし彫りなので、外側から見るのと内側から見るのとでは大分感じが変わって見える。ものすごい手の込んだ彫刻だ。
松竹梅と錦鶏鳥の透彫_1
松竹梅と錦鶏鳥の透彫_2
松竹梅と錦鶏鳥の透彫_3
松竹梅と錦鶏鳥の透彫_4

ふう、凄いものだ。これでもまだ唐門のみ。透塀と本殿とがデーンと控えているんだ。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2014年01月30日
最終更新 -0001年11月30日

26 Comments

There are no comments yet.

dさん  

こんにちは

上野にも東照宮があったんですか、知りませんでした。
こちらも煌びやかですねえ

2014/01/30 (Thu) 08:18

jsk  

こんにちは
上野にこんな建物があったんですね
唐門・・・豪華かつ、精緻の限りを尽くした・・そんな造りに驚きます。
松竹梅と錦鶏鳥の透彫も凄くての込んだものですね。
なんかため息がでます。
一度見てみたいものです。


2014/01/30 (Thu) 09:00

keicoeico  

こんにちわ(*´∀`)

歴史よくわからないんですが、家康って、好きじゃないんですよね。昔知り合いだったひとが、家康の字をとって、名前につけられていたひとが、せいかく性格悪くて、、でも、家康はどういう人か、少し興味がわきました。神様にされるなんて、どんなに立派でいい人なのか、、

それにしても、漆みたいなのとか、金箔手入れが大変そうだし、凄いですね。お邪魔しました。

2014/01/30 (Thu) 09:40

モカ  

こんにちは

金箔が煌びやかですね。
裏からも立派ですね。
装飾も色鮮やかで目を奪われます。

2014/01/30 (Thu) 11:12

HARU  

こんにちは

藤堂高虎という人物はきわめて特異な処世観を持っていた武将で、明治維新時の津藩の身の施しようにも処世観は貫かれています。あの世で一緒になりたいために宗派替えをして東照宮を建てたというのも頷けます。それにしても立派ですねえ。何より地震や戦火を潜り抜けたことはAzTakさんのおっしゃる高虎パワーかもと、同意します(笑)。彫刻も左甚五郎の息がかかったものでしょうか。いや本当にすごいです。

2014/01/30 (Thu) 12:44

masa  

こんにちは。

金・金・金ですね~
まぶしいくらいですね。
徳川好みの建築なのですね。

2014/01/30 (Thu) 14:47

のんびり熊  

AzTakさん

こんにちは
久しぶりに見ますねェ
ン十年前はモット薄汚れていたような・・・
それにしても金ぴかです。
家康は秀吉の黄金の茶室を評価しなかったんじゃなかったっけ。
それはともかく、日光ほど湿気が多くないからその分痛みも少ないのかなあ。
日光ではショッチュウ修理をしているようでしたが?
また見に行こう

2014/01/30 (Thu) 16:21

はせがわ  

東照宮、昨年花見のときは幕がかかっていて見ることが出来ませんでした。
修復が終わった東照宮、是非見に行きたいです。
今年は4月の花見か6月の東京都美術館で開かれる「視点展」のついでに行ってみようと思います。
それにしても凄い金ぴかですね。

2014/01/30 (Thu) 17:36

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは

jskさん、こんばんは。

> 上野にこんな建物があったんですね
> 唐門・・・豪華かつ、精緻の限りを尽くした・・そんな造りに驚きます。
> 松竹梅と錦鶏鳥の透彫も凄くての込んだものですね。
> なんかため息がでます。
> 一度見てみたいものです。

5年前の写真を見るといい加減に修理しないと大変なことになるという感じだったようです。
文化財に落書きをしてのける大馬鹿者までいたようで、散々な状態だったようです。
上野東照宮に人が境内に掃除人らしき人が2-3人いるだけで、金箔がどれくらい厚いかコインで削ろうとしたり、落書きをしたりするものが早晩現れそうです。
見張られるのはあまり感じが良いものではありませんが、もう少し人を配置したほうが良さそうに思いました。

そうならない前に、美しい状態の今こそ見ておくべき時かもしれません。お近いのですから、是非どうぞ。

2014/01/30 (Thu) 18:52

AzTak  

Re: こんにちは

dさんさま、こんばんは。

> 上野にも東照宮があったんですか、知りませんでした。
> こちらも煌びやかですねえ

まるまる5年間の修復工事がありましたから、見たくても見られなかったんですね。
社殿は、もっと金ぴかです。好き嫌いはあるでしょうが、一見の価値ありかと思います。

2014/01/30 (Thu) 18:58

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちわ(*´∀`)

keicoさん、こんばんは。

> 歴史よくわからないんですが、家康って、好きじゃないんですよね。昔知り合いだったひとが、家康の字をとって、名前につけられていたひとが、せいかく性格悪くて、、でも、家康はどういう人か、少し興味がわきました。神様にされるなんて、どんなに立派でいい人なのか、、

ふふふ、性格の良くない御仁がいましたか。家康も苦笑しているのではないでしょうか。
私がたまたま知っている末裔の方は、大変な人格者です。

> それにしても、漆みたいなのとか、金箔手入れが大変そうだし、凄いですね。お邪魔しました。

そうですね。それでなくても風雨にさらされて劣化するところに加えて、いたずらまでしくさる馬鹿者がいるようですから。まるまる修復に5年を要したとのことです。いたずらなどで、次の修復を思いがけず早く実施しなければならないような事態は、何としても避けたいものですね。

2014/01/30 (Thu) 19:08

きみひと@  

こんばんは!
自分も上野には何度か行きましたが、この辺りはいつも工事中でした・・・。
しかし、こんな建築物があったとは驚きです。
なんで、徳川がらみのものはみんな金ピカなんですかね?(笑)
でもお写真を見てたら、また上野に行きたくなりました。

2014/01/30 (Thu) 19:11

AzTak  

Re: こんにちは

モカさん、こんばんは。

> 金箔が煌びやかですね。
> 裏からも立派ですね。
> 装飾も色鮮やかで目を奪われます。

本当にその通りだと思います。上野動物園の入り口にすぐ隣です。お子さんと上野動物園にいらっしゃるついでに、こちらを先にご覧になってはいかがでしょうか。

2014/01/30 (Thu) 19:12

AzTak  

Re: こんにちは

HARUさん、こんばんは。

> 藤堂高虎という人物はきわめて特異な処世観を持っていた武将で、明治維新時の津藩の身の施しようにも処世観は貫かれています。あの世で一緒になりたいために宗派替えをして東照宮を建てたというのも頷けます。それにしても立派ですねえ。何より地震や戦火を潜り抜けたことはAzTakさんのおっしゃる高虎パワーかもと、同意します(笑)。彫刻も左甚五郎の息がかかったものでしょうか。いや本当にすごいです。

いやはやとんでもない桁外れの武将だったんですね。羨ましいほどの変わり身の早さ。
情に流されたりせずにおのが信念に基づき、行動していったんでしょうね。当然、恨みをも買ったことでしょうが、やり通すだけの実力があったのでしょう。
家康は左甚五郎が大好きなようですね。縁の深い秩父神社にもありますし、日光の東照宮にももちろんあります。左甚五郎複数説もあるようですが、少なくても、これらは本人だった可能性が高いのかもしれませんね。

2014/01/30 (Thu) 19:26

AzTak  

Re: こんにちは。

masaさん、こんばんは。

> 金・金・金ですね~
> まぶしいくらいですね。
> 徳川好みの建築なのですね。

徳川好みなのかどうかまでは、…。少なくとも3代将軍くらいまではそういうことだったのかもしれませんね。
近々、末裔の方に会う機会があるから聞いてみますね。『あれは、ご先祖様の話です。いまはつましく暮らしているんですよ』って、答えになりそうに思いますが。

2014/01/30 (Thu) 19:31

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんにちは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 久しぶりに見ますねェ
> ン十年前はモット薄汚れていたような・・・

今すぐにでも補修しないとみっともない状態だったことは間違いのないことのようです。

> それにしても金ぴかです。

経済を活性化させるために、国宝級の文化財の大規模修理が続いていますね。
相当なお金がつぎ込まれたものと思います。

> 家康は秀吉の黄金の茶室を評価しなかったんじゃなかったっけ。
> それはともかく、日光ほど湿気が多くないからその分痛みも少ないのかなあ。

そうかもしれませんが、それでも相当に傷みが目立ったようですよ。

> 日光ではショッチュウ修理をしているようでしたが?
> また見に行こう

日光は、超長期の補修工事中なので、補修工事をしながらも客を入れています。が、こちらは、まるまる5年間シャットアウトだったようです。是非、見に来てください。

2014/01/30 (Thu) 19:38

AzTak  

Re: タイトルなし

はせがわさん、こんばんは。

> 東照宮、昨年花見のときは幕がかかっていて見ることが出来ませんでした。

花見ではありませんが、私が行った時も、『まだ工事が終わっていないんだ』状態でした。

> 修復が終わった東照宮、是非見に行きたいです。
> 今年は4月の花見か6月の東京都美術館で開かれる「視点展」のついでに行ってみようと思います。
> それにしても凄い金ぴかですね。

ものすごいですね。評価は様々でしょうが、一度は見ておかないことには話の輪に加われません。不心得者に汚される前に行きました。

2014/01/30 (Thu) 19:42

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは!

きみひと@さん、こんばんは。

> 自分も上野には何度か行きましたが、この辺りはいつも工事中でした・・・。
> しかし、こんな建築物があったとは驚きです。

右に同じです。

> なんで、徳川がらみのものはみんな金ピカなんですかね?(笑)

並ぶものな権勢のほどを示したいという家康から家光までの意向が働いたのでしょうね。
その後は、そんな余裕などなくなったようですが。

> でもお写真を見てたら、また上野に行きたくなりました。

きれいなうちに見に行ったらいかがでしょうか。

2014/01/30 (Thu) 19:47

ララ  

眩しいばかりに輝いていますね、豪華!!
東照宮って日光だけと思ったら上野や他にもあるんですね。
豪華絢爛とはこのことでしょうね(^0^)

2014/01/30 (Thu) 20:39

AzTak  

Re: タイトルなし

ララさん、こんばんは。

> 眩しいばかりに輝いていますね、豪華!!

本当に驚くほどですね。

> 東照宮って日光だけと思ったら上野や他にもあるんですね。
> 豪華絢爛とはこのことでしょうね(^0^)

川越にある仙波東照宮を以前見ましたが、随分、気合の入れ方が違う感じです。

2014/01/30 (Thu) 22:13

みこたん  

こんばんは。

お見事とか言いようがありませんね、ほんまに豪華絢爛、
すごいの一言に尽きます。

2014/01/30 (Thu) 22:18

AzTak  

Re: こんばんは。

みこたんさん、こんばんは。

> お見事とか言いようがありませんね、ほんまに豪華絢爛、
> すごいの一言に尽きます。

本当にびっくり仰天しました。
ここ1-2年位の内に上京の機会があれば、金色のまばゆさがまだ損なわれていないでしょうから、上野東照宮にも立ち寄る価値が有るかもしれません。

2014/01/30 (Thu) 23:17

makira  

こんばんは!

AzTakさん、こんばんは!
今までは東照宮の描かれた幕が下りていましたが
本物の化粧直しした東照宮が見れましたね!
隅々まで、痒いところに手が届くような
多くの写真に感謝です♪
昇り流だけで降り龍のアップは撮り忘れてしまったのですね 笑)
残念です!再度、行かなくてはいけませんね 笑)
しかし、透かし彫りの松竹梅と錦鶏鳥は凄いですね!
私もそろそろ行こうかと思っていましたが、
ここで見れたので、ゆっくり行くことにします 笑)

丁度今、藤堂高虎の本を読んでいるところなんです♪
高虎と言うと世渡りの上手い、チャラチャラした男と思っていたら
とんでもない、加藤清正にも劣らないくらいの大男の偉丈夫だったようです 汗)

透塀と本殿、楽しみです♪

2014/01/31 (Fri) 00:03

kozoh55  

なんだか

おそろしく金ぴかですね~
寛永寺の綱吉公のお墓の門も
建築当時はこんな感じで
金ぴかだったのでしょうかなどと
考えたりしました。
戦争で焼かれていないことも
凄いことですね~
増上寺の秀忠廟もこんな風だとしたら
凄かったのでしょうね。
お晩です、AzTakさん、またお邪魔します。

2014/01/31 (Fri) 00:08

AzTak  

Re: こんばんは!

> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 今までは東照宮の描かれた幕が下りていましたが
> 本物の化粧直しした東照宮が見れましたね!
> 隅々まで、痒いところに手が届くような
> 多くの写真に感謝です♪
> 昇り流だけで降り龍のアップは撮り忘れてしまったのですね 笑)
> 残念です!再度、行かなくてはいけませんね 笑)

いつかmakiraさんがUPしてくれる方が先かもしれません。

> しかし、透かし彫りの松竹梅と錦鶏鳥は凄いですね!
> 私もそろそろ行こうかと思っていましたが、
> ここで見れたので、ゆっくり行くことにします 笑)

私の写真は下手ですから、こんなものがあるのか程度で、うまい写真を見せてくださいな。

> 丁度今、藤堂高虎の本を読んでいるところなんです♪
> 高虎と言うと世渡りの上手い、チャラチャラした男と思っていたら
> とんでもない、加藤清正にも劣らないくらいの大男の偉丈夫だったようです 汗)

そうなんですか、勉強家ですねえ。

> 透塀と本殿、楽しみです♪

次回の透塀は何だこんな物程度かもしれませんが、次々回の社殿は『う~~ん』と唸るかもしれません。賛否両論の社殿です。

PS.ぼたん園の花でわからないのを2、末尾にUPしたのですが、お分かりでしたらお教え下さい。よろしくお願い致します。

2014/01/31 (Fri) 00:16

AzTak  

Re: なんだか

kozoh55さん、おばんです。

> おそろしく金ぴかですね~

そうですね。賛否両論あると思いますが、本来こんなものだったのでしょう。

> 寛永寺の綱吉公のお墓の門も
> 建築当時はこんな感じで
> 金ぴかだったのでしょうかなどと
> 考えたりしました。

おそらくそうなんでしょうね。

> 戦争で焼かれていないことも
> 凄いことですね~

神がついて守ったのでしょうかねえ。不思議なことです。それとも動物園のすぐ脇だから爆撃しにくかったのでしょうか?

> 増上寺の秀忠廟もこんな風だとしたら
> 凄かったのでしょうね。

権勢がまだまだすごかった時期ですから、家光もそれなりのものを用意したのでしょうね。

> お晩です、AzTakさん、またお邪魔します。

よろしくお願い致します。
ここのところ、読み逃げが続いて申し訳ありません。
昨年の旅行前からずっと自転車操業で、困っています。少し気合を入れようとすると、怪我をしたり、大風邪を引いたり、…。ジジイ化現象が加速するばかりです。(^_^;)

2014/01/31 (Fri) 00:23

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