軽井沢-海野宿-小諸-富岡を回る小旅行(5) - 軽井沢-海野宿-小諸-富岡を回る小旅行_2013_November
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軽井沢-海野宿-小諸-富岡を回る小旅行(5)

一泊小旅行の最後に世界遺産登録を目指す旧富岡製糸場に行った。
大したことはないという評価が多いようだが、私にはかなり興味があったし、それなりに見てよかったなあと思えた。一度見学する価値があるのではなかろうか。
ただ、スカイツリーの地元商店街同様、こちらも、素通りの客ばかりで、なんとかお客さんを引き止める魅力を作っていく必要があるようには思えた。その方面の対策は遅れているように思えた。世界遺産登録に燃えるのもいいが、きちんとした街づくりを行っていくこともまた、必要ではないかと思った。


旧富岡製糸場(1)
旧富岡製糸場案内図
旧富岡製糸場案内図

いまのところ、国の重要文化財に下記のものが指定されている。国宝・重要文化財フェチの私には、堪えられない豪華さだ。
繰糸所(そうしじょ)
東置繭所(ひがしおきまゆじょ)
西置繭所(にしおきまゆじょ)
蒸気窯所(じょうきがまじょ)
首長館(しゅちょうかん)
女工館(じょこうかん)
検査人館(けんさにんかん)
鉄水溜(てっすいりゅう)
下水竇及び外竇(げすいとうおよびがいとう) - 竇は汚水排出のための暗渠のこと


説明を受ける前に見たもの
思った以上に客は多い
①-②午後2番くらいに到着したのだが、まだまだ見学者が相当押しかけてきていた。お隣韓国の団体も来ていた。視察団のようだった。
思った以上に客は多い_1
思った以上に客は多い_2
糸繰りの実演
③-⑥老眼には見えにくいような細い糸を取り出す作業で、周りの見学者には糸が見えていたのだろうか。
糸繰りの実演_1
糸繰りの実演_2
細い糸が立ち上がっているのだが、お分かりだろうか
糸繰りの実演_3
糸繰りの実演_4
東繭倉庫の1階
⑦まゆのような超軽量のものを置くのにしては、やけにしっかりした倉庫だった。
東繭倉庫の1階

説明を受けながら見たもの
東繭倉庫(東置繭所)…重要文化財
⑧-⑬1階は事務所や作業所として使い、2階に乾燥させた繭を貯蔵したそうだ。
東繭倉庫(東置繭所)_1
東繭倉庫(東置繭所)_2
東繭倉庫(東置繭所)_3
東繭倉庫(東置繭所)_4
以下の2ショットは西側から見た様子
東繭倉庫(東置繭所)_5
東繭倉庫(東置繭所)_6
⑭フランス積み。これは誤訳だそうで正しくはフランドル積みだそうだ。
フランス積み
検査人館…重要文化財
⑮-⑯生糸の検査を担当したお雇い外国人の居住用に建てられたそうだ。
検査人館_1
検査人館_2
女工館…重要文化財
⑰-⑱こちらも工女養成の指導員となったお雇い外国人の工女のための居住用。日本人工女の居住用ではない。このクラスの人の居住用にここまでするなんて、今の常識では信じられない厚遇ぶりだったようだ。
女工館_1
女工館_2
ブリュナ館(首長館)…重要文化財
お雇い外国人の親玉だったブリュナの居住用。当時のブリュナの待遇は破格のものだったようだ。大した技術屋には思えないのに。うーーん。契約切れ以後は工女の教室として使用されていた。
私が見た感じだが、あまり優れたデザインの建物には見えなかった。当時の日本人にはハイカラな建物に見えたかもしれないが、ドサ回りで日本に来た西洋人には、急拵えの建物にしか映らなかったのではないかと思った。

ブリュナ館(首長館)_3
ブリュナ館(首長館)_4
ブリュナ館(首長館)_5
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年11月23日
最終更新 -0001年11月30日

8 Comments

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Keico  

おはようございますm(__)m

私もこの製紙工場気になります。こんなふうに、まゆから紡いで糸になるんですね。むかし、生地をおる会社に、専門学校で見に行ったんですが、、そんなかんじで、勉強になります。
繭を置いたり、監査したり?いろんな工程があるんですね。

2013/11/23 (Sat) 09:38

AzTak  

Re: タイトルなし

> おはようございますm(__)m

Keicoさん、こんにちは。

> 私もこの製糸工場気になります。こんなふうに、まゆから紡いで糸になるんですね。むかし、生地をおる会社に、専門学校で見に行ったんですが、、そんなかんじで、勉強になります。

テーマとしては面白いと思うんですが、『ちょっとちょっと、これだけなの?』って感じが否めないのも事実です。お役所ののんびり仕事ではなく、相当な危機感を持って取り組まないと、一時のブームは直ぐに終わり、覚めた反応しか残らないかもしれません。

> 繭を置いたり、監査したり?いろんな工程があるんですね。

いろいろな工程があるんです。それをどう見せるかですね。やり方次第だと思います。

2013/11/23 (Sat) 11:26

花さか爺サン  

こんにちは

私が子供のころは当地方でも蚕を飼つて、繭を出荷しておりましたが、今ではそうした家もなくなりました。
旧富岡製糸場の写真を拝見すると昔は随分繭を生産し糸を紡いでいた様子が解ります。
昔は富岡も随分栄えたことでしょうね。

2013/11/23 (Sat) 15:44

makira  

こんにちは!

AzTakさん、こんにちは!
旧富岡製糸場は是非とも行ってみたい
世界遺産候補地なんです♪
レンガ造りとは知っていましたが
結構キレイな、スラッとした建物なんですね!
お雇い技師さんの厚遇ぶりには驚きますね!
最後の木造の建物は日本人工女の居住何でしょうか?

2013/11/23 (Sat) 15:59

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは

花さか爺サン様、こんばんは。

> 私が子供のころは当地方でも蚕を飼つて、繭を出荷しておりましたが、今ではそうした家もなくなりました。

そうですよねえ。養蚕を手がけていた家はたくさんありましたが、シルクが高くなりすぎて、扱いも難しいことから、需要が減ってしまったんでしょうかねえ。手間がかかりますから、安い価格では提供できないのは自明の理なんでしょうが、…。

> 旧富岡製糸場の写真を拝見すると昔は随分繭を生産し糸を紡いでいた様子が解ります。
> 昔は富岡も随分栄えたことでしょうね。

富岡製糸場は、儲けることを目標としていたのではなく始まり、その後民間に払い下げられました。
その間、どのくらい儲けにつながったのでしょうかね。
よくわかりませんが、製糸場の周りを見ていると、会社はともかくとして、富岡の街自体が栄えた感じはあまりしないんです。

2013/11/23 (Sat) 17:53

AzTak  

Re: こんにちは!

> AzTakさん、こんにちは!

makiraさん、こんばんは。

> 旧富岡製糸場は是非とも行ってみたい
> 世界遺産候補地なんです♪
> レンガ造りとは知っていましたが
> 結構キレイな、スラッとした建物なんですね!

木骨のレンガ造りというところが他と違うところなんでしょうね。近くでレンガを焼いたというのは有名な話で、確か東京駅にも使われたと記憶しています。

> お雇い技師さんの厚遇ぶりには驚きますね!

確認が取れなかったので記載しませんでしたが、今の首相に相当する地位の太政大臣と比べても遜色ないものでした。如何に彼が有能だったとしても、常識破りの額だったと思います。私には、そんなに有能な人物には思えないのです。

太政大臣三条実美と比較すると、その給料は9600円でした。ブリュナはといえば、30歳の若さながら年俸は9000円…

> 最後の木造の建物は日本人工女の居住用なんでしょうか?

そんな風に見えるでしょうね。でも違います。あれはまだブリュナ館の一部です。広さだけは馬鹿でかいのです。その直上のショットにちらと写っているのが、工女の寄宿舎です。中を見たわけではないので、外観だけの評価では、大したデザインではないと思いました。特に裏側はお粗末です。

2013/11/23 (Sat) 18:17

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
ウチの近くにも昔、ン十軒かの製糸工場がありました。
ウチでもお蚕さんを飼いました。
女工哀史などと言われてもおりますが、彼女たちにとっては、必ずしも悪いことばっかりではなく、いいこともありました。
・・・・

2013/11/23 (Sat) 20:48

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> ウチの近くにも昔、ン十軒かの製糸工場がありました。
> ウチでもお蚕さんを飼いました。

こんなハイカラな建物だったかどうかは別として、見慣れた風景だったんですね。

> 女工哀史などと言われてもおりますが、彼女たちにとっては、必ずしも悪いことばっかりではなく、いいこともありました。
> ・・・・

そうなんでしょうね。特に、富岡製糸場は当時の政府の肝いりで作られた施設ですから、それこそエリートだったようです。
ほかの施設も泣き笑いは当然あり、決して、辛いことだけではなかったんだと思います。どこをどう評価する、あるいは、評価しないという問題は、結構難しい問題だと思います。

2013/11/23 (Sat) 22:06

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