スペイン巡礼旅行5-2 2013.10.08 21:08追記
暫くは人里離れたところを歩く
干し草はロール状にして保管することが多いが、本格的な牧畜が営まれているこちらでは、四角く圧縮した状態にし、シートをかぶせておくだけのようだ。かなり大量の干草だ。これを食べ尽くすくらいだから、周囲の道は糞だらけになるだろうし、臭くもあるわけだ。

漸く残り80km。ここも地名の表示がない。どことも書けないような場所なのだろうか?

やっと一般道路沿いのところに出た。若干の上りであるが、これくらいならば楽勝だろう。自転車野郎が楽しそうにペダルを踏んでいく。

路傍の花


山火事の跡。結構発生しているようだ。

漸く集落と思しき所へ入る
廃屋も目立つ。この集落に住民はまだ住んでいるのだろうか?


集落を抜けようとした頃にそれなりの建物があった。このとき、12:10頃。空腹だけど、昼食はあと2時間後くらいかなあ。

ここは集落の外れくらいなので、それなりの道がついている。楽チンだ。

しばらくは我慢の道筋
さらに進み、残り78.1km。表示がサンチャゴ・デ・コンポステラに近づいたのか、細かい表示になってきたようだ。

やっと見えたお店。普通なら昼食かと思うのだが、あっさり通過。そんな殺生な。このとき、12:33頃

十字架、そしてまた別の十字架
木の十字架
路傍に大きな十字架が。トレッキングシューズを置いていった人の気持ちがわかる気がした。
縦横無尽に飛ぶ飛行機に乗りたい。いや、この道を車で走るのでも良い。ついそんな誘惑に駆られる。

多少アップダウンはあるものの、非常に歩きやすい。空は抜けるように青い。気分はハイなのだが、足腰はローのままだ。


石の十字架
路傍に立てられていた石の十字架。かなり風化していてどんなデザインなのかよくわからない。多分こちらの面が幼子イエスを抱くマリア様。16世紀に建てられたラメイロスの十字架とのことだ。こちらの面はどうやらピエタ像のようだ。ピエタ(イタリア語:Pietà、哀れみ・慈悲などの意)とは聖母子像のうち、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く母マリアのこと。

多分こちらの面が磔刑に処せられたイエス

またまた歩く
スペインといえばひまわりのはずだが、北部ではそう見かけなかった。

なんというものに乗って窓掃除をしているんだろうか

また、楽な道ではなくなった。このとき、13:46頃

やっと見えた
上り坂を歩いていたら、目の前に。やっと本日の昼食場所のようだ。このとき、13:50頃

