赤坂迎賓館見学(4) - 赤坂迎賓館見学_2013_August
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赤坂迎賓館見学(4)

本館南面(建物後側)
こちら側の中央部に『朝日の間』がある。なお、反対側正面(北面)の中央部には『彩鸞の間(さいらんのま)』がある。
銅の雨樋だけは最近補修したのだろう。まだ、地金の色のままだったのが印象的だった。本館の周りに植えられている枝ぶりの見事な松は多行松(たぎょうしょう)だそうだ。
本館南面(建物後側)_1
本館南面(建物後側)_4
本館南面(建物後側)_5
本館南面(建物後側)_6
本館南面(建物後側)_7
本館南面(建物後側)_8
『朝日の間』
『朝日の間』という名前は、天井に描かれている絵に由来するそうだ。かつては『第1客室』と呼ばれていた。内装はフランス18世紀末の古典主義様式で、国・公賓の表敬訪問や首脳会談などの行事が行われる。広さは約180平米。
『彩鸞の間(さいらんのま)』
『彩鸞の間』という名は、『鸞』と呼ばれる鳳凰の一種をデザインした金色の浮き彫りがあることに由来するそうだ。かつては『第2客室』と呼ばれていた。この部屋は、正面玄関の真上に位置し、晩餐会の招待客が、国・公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓のTVインタビューなどに使用される。広さは約140平米。

庭園
噴水
噴水_1
噴水_3
噴水_4
記念植樹
ハナミズキ:フォード大統領(1974)
ブラウンオーク:エリザベス女王(1975)
フユボダイジュ:ゴルバチョフ大統領(1991)

記念植樹

本館西面(正面から見て右側面)
こちらの側には『羽衣の間』がある。
本館西面(正面から見て右側面)_1
本館西面(正面から見て右側面)_2
本館西面(正面から見て右側面)_3
本館西面(正面から見て右側面)_4
『羽衣の間』
『羽衣の間』という名は、謡曲『羽衣』の景趣を描いた大壁画が天井に描かれていることに由来するそうだ。かつては『舞踏室』と呼ばれていた。内装はフランス18世紀末の古典主義様式で、広さは約300平米で、シャンデリアはこの館内で最大で、重量は800kg(重量は『花鳥の間』の大シャンデリアのほうが重いようだ)あるとのこと。ここでは在日外交団が、国賓に謁見したり、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒が供されたりするそうだ。

本館東面(正面から見て左側面)
こちらの側には『花鳥の間』『東の間』がある。
本館東面(正面から見て左側面)_1
本館東面(正面から見て左側面)_2
『花鳥の間』
『花鳥の間』という名は、格天井に描かれた36枚の油絵や壁面に飾られた30面の七宝などに花や鳥の絵が描かれていることに由来するそうだ。内装は16世紀後半の重厚なアン・リー2世様式で、重さが焼く1,125kgの黄銅の大シャンデリアが3基吊り下げられている広さは約300平米で国公賓主催の晩餐会が催される。
『東の間』
2階の東端にある『東の間』は、内装がムーリッシュ様式で、色とりどりの装飾が施され、豪華絢爛たる作りになっている。控室で、かつては『喫煙室』と呼ばれていたそうだ。

VIPに見ていただくために用意されている盆栽
盆栽にはクリントン元大統領(当時は現職の大統領)も真剣に見入っていたようだ。
VIPに見ていただくために用意されている盆栽_0
VIPに見ていただくために用意されている盆栽_1
VIPに見ていただくために用意されている盆栽_2
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AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年09月02日
最終更新 -0001年11月30日

18 Comments

There are no comments yet.

のんびり熊  

AzTakさん

おはよございます
国賓、公賓ともなると公式行事も大変ですね。
もっとも、庶民が思うだけで当人は当然なんでしょう。
エリザベス女王の記念植樹は記憶にあるような・・・
見事な盆栽ですね。
写真を見てるだけでも飽きません。
補修したばかりの銅の雨樋、少々違和感がありますがすぐに色変わりして、全体に馴染むんでしょうね。

2013/09/02 (Mon) 03:04

dさん  

こんにちは

赤坂迎賓館って、こんなに広いお庭があるんですね
それにしても、雨どいの色は個人的には頂けませんねえ

建物と調和のとれた色に出来なかったのかなあ

2013/09/02 (Mon) 05:16

jsk  

こんにちは
赤坂迎賓館、さすが格調の高い建物ですね。
庭の小石を敷いた空間が非常に広くとってあり、松が
点在する独特の景観ですね。
噴水の麒麟?・・先日の日本橋の麒麟を思い出しました。
見事な盆栽・・相当な年数がかかっているのでしょうが
凄い技術、いや芸術でしょうか、驚きます。

2013/09/02 (Mon) 08:56

Mika  

AzTakさん、こんばんは♪

迎賓館はさすがに塵一つ落ちていないですね。
これが北米辺りにある建物だったら塵の一つや二つは落ちていそうです(笑)

記念植樹はエリザベス女王もされたんですか。
きっとこういう木は絶対に枯らすわけにはいかないんでしょうね。
手入れをする人たちもなにやら責任重大な感じです。

どれも素晴らしい盆栽ですが、乗せてある台が少々普通っぽすぎるような・・・(笑)
お客様をお迎えする時にはちゃんとした台に置くんでしょうか。
相変わらずつまらないことばかり書いてすいません~。

2013/09/02 (Mon) 09:51

花さか爺サン  

AzTakさま こんにちは
何時もお世話になってやります。
赤坂迎賓館シリーズ楽しみに拝見いたしております。
日本にもヨーロッパに負けないような立派な建物が沢山ありますね。
私は見学したことがありませんので良くわかりませんが、庭もとても綺麗ですし、立派な盆栽が沢山あるのですね。
建物内部での写真が禁止なのが残念です。
機会があれば、是非行ってみたいです。

2013/09/02 (Mon) 10:47

モカ  

お疲れ様です^^

後ろ側も前と変わらず素敵ですね。
庭園の噴水も良い感じですね!
それにしても本当によく手の行き届いた綺麗なところですね!

2013/09/02 (Mon) 11:51

AzTak  

Re: AzTakさん

> おはようございます

のんびり熊さん、こんにちは。

> 国賓、公賓ともなると公式行事も大変ですね。
> もっとも、庶民が思うだけで当人は当然なんでしょう。

まあ、それが重大な職務でしょうから。気分が乗らない時もあるかもしれませんが、お首にも出さず…

> エリザベス女王の記念植樹は記憶にあるような・・・

そうですか。私はエリザベス女王が来日した記憶さえ…。(^_^;)
植樹用の樹木はウィンザー城から空輸してきたんだそうですよ。気宇壮大なことですね。

> 見事な盆栽ですね。
> 写真を見てるだけでも飽きません。

写真集を見ると、ミッテラン、クリントン、コールのサミット参加メンバーが興味深そうにこれを囲んで談笑しています。クリントンは持って帰りたさそうな目つきです。(笑)

> 補修したばかりの銅の雨樋、少々違和感がありますがすぐに色変わりして、全体に馴染むんでしょうね。

同感です。早く馴染んじゃうように祈ります。でも、2010年発行の写真集でもこの色のままですね。意外に時間がかかるんでしょうかね。

2013/09/02 (Mon) 12:05

AzTak  

Re: こんにちは

dさん様、こんにちは。

> 赤坂迎賓館って、こんなに広いお庭があるんですね

これでも冗長なってしまいそうので全部は写していないんです。実際に庭に出てご覧になると、相当な広さに感じられるものだと思います。この何倍もの広さだったかつての紀州徳川家の中屋敷のすごさは想像を絶するものだったのでしょうね。

> それにしても、雨どいの色は個人的には頂けませんねえ
> 建物と調和のとれた色に出来なかったのかなあ

まあ、銅以外の安っぽい材料は品格を落とすので使えないんでしょうね。塗装も緑青生成のじゃまになるでしょうし。まあ、もう少しの我慢です。

2013/09/02 (Mon) 12:11

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは

jskさん、こんにちは。

> 赤坂迎賓館、さすが格調の高い建物ですね。
> 庭の小石を敷いた空間が非常に広くとってあり、松が
> 点在する独特の景観ですね。

そういう感じですね。さすが日本の庭園という感じです。

> 噴水の麒麟?・・先日の日本橋の麒麟を思い出しました。

龍だと思って見ていました。気になって写真集をひっくり返してみると、確かに麒麟のようですね。
すごい眼力です。(^_^;)

> 見事な盆栽・・相当な年数がかかっているのでしょうが
> 凄い技術、いや芸術でしょうか、驚きます。

93年のサミットのときのクリントンが持ち帰りたさそうな表情で写っていました。
朴念仁の私でも、さすがに見事なものだと唸ってしまいました。

2013/09/02 (Mon) 12:17

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTakさん、こんばんは♪

Mikaさん、こんにちは。

> 迎賓館はさすがに塵一つ落ちていないですね。
> これが北米辺りにある建物だったら塵の一つや二つは落ちていそうです(笑)

ふふふ、そうなんですか。日本人は几帳面ですから。

> 記念植樹はエリザベス女王もされたんですか。
> きっとこういう木は絶対に枯らすわけにはいかないんでしょうね。
> 手入れをする人たちもなにやら責任重大な感じです。

ウィンザー城から空輸だとのこと。どれだけ気合が入ったものなんでしょうね。もちろん、枯らしたりしたら、切腹ものでしょう。

> どれも素晴らしい盆栽ですが、乗せてある台が少々普通っぽすぎるような・・・(笑)
> お客様をお迎えする時にはちゃんとした台に置くんでしょうか。
> 相変わらずつまらないことばかり書いてすいません~。

どうでしょうかね。写真集にあるものは、一番マシな台に載せられていたので、よくわかりません。案外このままかもしれません。

2013/09/02 (Mon) 12:23

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTakさま こんにちは
> 何時もお世話になってやります。

花さか爺サン様、こんにちは。

> 赤坂迎賓館シリーズ楽しみに拝見いたしております。

すみません、内部の撮影が厳禁だったので、この企画は今回でおしまいです。
内部の見事な様子を紹介したかったのに、とても残念です。

> 日本にもヨーロッパに負けないような立派な建物が沢山ありますね。
> 私は見学したことがありませんので良くわかりませんが、庭もとても綺麗ですし、立派な盆栽が沢山あるのですね。
> 建物内部での写真が禁止なのが残念です。
> 機会があれば、是非行ってみたいです。

ぜひぜひ、お出かけください。夏真っ盛りの時期に東京まで出てこなくてはいけないのが難点ですが、それだけの価値があろうかと思います。
隣は東宮御所です。こちらは入れてもらえないとは思いますが。ぐるっと赤坂御用地もあります。

2013/09/02 (Mon) 13:08

AzTak  

Re: お疲れ様です^^

モカさん、こんにちは。

> 後ろ側も前と変わらず素敵ですね。

南面(後ろ側)も正面に負けずに重要視しているんだと思います。その証拠に第1客室たる『朝日の間』がこちら側にあり、第2客室たる『彩鸞の間』が正面側にあります。
『朝日の間』は正面玄関から正面階段をのぼり、大ホールを更に進んだところにあります。大ホールには小磯良平の200号の絵画が2点掲示されていて、それだけでも圧倒される感じですが、『朝日の間』はこの館内で最も格式の高い部屋なんだそうです。

> 庭園の噴水も良い感じですね!

くどくなるので止めますが、これもすごいもののようです。

> それにしても本当によく手の行き届いた綺麗なところですね!

全く、そのとおりだと思いました。

2013/09/02 (Mon) 13:22

masa  

こんにちは。

中期ヨーロッパの建築を模して造られているのでしょうね。
建設当時の日本は欧州、欧米の真似をし、その中に日本の技術を組み入れて成長してきた時代だったのでしょうが、そろそろ独自の文化を誇ってもいい時期ではと思います。
日本にある迎賓館なら、和の建築でもてなしをして欲しいですね。

2013/09/02 (Mon) 13:23

AzTak  

Re: こんにちは。

masaさん、こんにちは。

> 中期ヨーロッパの建築を模して造られているのでしょうね。

バロック建築の最高峰とされるヴェルサイユ宮殿はモデルとし、更に、バッキンガム宮殿などを参考にしたネオ・バロック様式なんだそうです。この迎賓館建設当時は、ネオ・バロック様式が欧米で大ブームを巻き起こした時期であり、ネオ・バロック様式こそ国家の威信を最もよく表現する建築様式とみなされていたようです。
近代化に躍起になっていた日本ですから、ネオ・バロック様式を採用したことは当然の帰結だったかもしれません。

> 建設当時の日本は欧州、欧米の真似をし、その中に日本の技術を組み入れて成長してきた時代だったのでしょうが、そろそろ独自の文化を誇ってもいい時期ではと思います。
> 日本にある迎賓館なら、和の建築でもてなしをして欲しいですね。

そうですね。そういうこともあって、今回は公開対象にならなかった和風別館もあるようです。とは言うものの、国公賓の方たちは日本の生活様式に慣れてはいらっしゃらないでしょうから、どうしても、本館でのお迎え中心ということになってしまうのではないでしょうか。

2013/09/02 (Mon) 13:39

keico  

こんにちは(*´∀`)
花鳥の間見てみたいです。Az様は、ごらんになったのですか?天井画とか、どんなものか、興味があります。

また、盆栽は、外国のかたとかに、いいですね。何もわからない私がみても、興味深いです。
おじゃましました。m(__)m

2013/09/02 (Mon) 14:11

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは(*´∀`)

keicoさん、こんにちは。

> 花鳥の間見てみたいです。Az様は、ごらんになったのですか?天井画とか、どんなものか、興味があります。

当然穴があくほど見たのですが、芸術的センスが無いのでうまく表現できません。苦しいときのカンニングで写真集からの引用です。

部屋の装飾はアンリー2世様式で、天井は格天井になっていて、フランス人画家の描いた花卉鳥獣の油絵24枚と金箔地に模様書きした絵12枚が貼られています。
シャンデリアは黄銅がその大部分を占め、重厚な感じを受けます。その重さは1,125キロ、同じ大きさのものが3基下がっています。
木曽産のシオジ材の板壁には、式の花鳥をモチーフにした楕円形(長径50cm、短径38.6cm)の七宝焼の額が30面飾られています。下絵は、明治時代の有名な日本画家渡辺清亭が描き、製作は七宝の名工涛川惣助が当たりました。…

『尉鶲(じょうびたき)に牡丹』の写真を見ると、直接描いてもこれほど綺麗にはいかないだろうと思うような見事な出来栄えです。

> また、盆栽は、外国のかたとかに、いいですね。何もわからない私がみても、興味深いです。
> おじゃましました。m(__)m

確かに国公賓の方にも大人気のようです。

2013/09/02 (Mon) 16:19

土佐けん  

こんばんは

盆栽も飾られているんですね^^
盆栽と言えば日本人が作り出した芸術の一つですよね~
侘び寂びの世界です^^
外国の方にこの良さが解ったんでしょうか?
ごめんなさい、僕も盆栽の良し悪しは全くわかりません(^^;

2013/09/02 (Mon) 23:41

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> 盆栽も飾られているんですね^^
> 盆栽と言えば日本人が作り出した芸術の一つですよね~
> 侘び寂びの世界です^^
> 外国の方にこの良さが解ったんでしょうか?
> ごめんなさい、僕も盆栽の良し悪しは全くわかりません(^^;

少なくとも、写真集を見ると、クリントンは眼を丸くして、と言うより、持って帰りたさそうな目で話していました。直感的に良さがわかったんではないでしょうか。
サミット参加の首脳たちが盆栽を囲んでひとしきり話し込んでいる感じでした。

2013/09/02 (Mon) 23:53

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