三渓園(13) - 三渓園_2013_April
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三渓園(13)

旧矢箆原(やのはら)家住宅【重要文化財】1750年頃(宝暦年間) (1)
巨大な合掌造りの建物の出現に仰天した。合掌造りの建物は何回か見たことがあるが、こんなに大きいものは初めてだ。飛騨三長者のひとりの家屋敷と聞けば合点もいくが、そうは聞いてもまだ驚きは収まらない。
この建物は、岐阜県大野郡荘川村岩瀬(白川郷)にあったが御母衣ダム建設によって湖底に沈む運命となったので、矢箆原家から三渓園に寄贈され、昭和35年11月移築されたとのことだ。
この家が家計が傾いて売りに出されたわけでないと知り、漸くほっとした。しかも、重要文化財に指定されたのが、1956(昭和31)年06月28日で、その後に、三渓園に寄贈され移築されたのだ。ダム建設による水没というような事態がなければ、そのままの状態で現地に存在し続けただろうことは想像に難くない。

大きな茅葺屋根が印象的な合掌(がっしょう)造という屋根に特徴がある構造の民家です。岐阜県大野郡荘川村岩瀬(白川郷)にありましたが、ダム建設により三溪園に寄贈されることになり、1960年(昭和35年)に移築されました。屋根の妻側にある火灯窓や扇が彫られた欄間は注目されます。内部では、古い民具の展示もおこなっています。
ひとこと&みどころ
岩瀬(矢箆原)佐助は、飛騨三長者のひとりで、飛騨地方の民謡に「宮で角助、平湯で与茂作、岩瀬佐助のまねならぬ」(普通の農民は3人の真似ができない)と歌われるほどでした。


外観及び庭から見える部分
外観及び庭から見える部分_1
外観及び庭から見える部分_2
外観及び庭から見える部分_3
外観及び庭から見える部分_4
外観及び庭から見える部分_5
外観及び庭から見える部分_6
土間部分
土間部分_1
土間部分_2
土間部分_3
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年04月29日
最終更新 -0001年11月30日

6 Comments

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ミュー  

現地で残されなかったのは残念ですが、こういう建物が保存されているのは良い事ですね。

遅くってしまいましたが、リンクさせていただきました。
よろしくお願いします。

2013/04/29 (Mon) 09:36

AzTak  

Re: タイトルなし

ミューさん、こんにちは。

> 現地で残されなかったのは残念ですが、こういう建物が保存されているのは良い事ですね。

他の建物は、何らかの経済事情が介在してお大尽の原三渓氏のもとに引き取られたと思いますが、この旧矢箆原家住宅はそういう事情ではなかった聞き、ちょっとだけ嬉しく思っています。
名だたる豪雪地帯にあって現役の建物として使われていただけあって、他の建物と違って、実にしっかりしています。嬉しい寄贈の申し出だったと思います。

> 遅くってしまいましたが、リンクさせていただきました。
> よろしくお願いします。

有難うございます。
今日取り上げていらっしゃるラショウモンカズラが咲き出してよかったですね。これからは毎年咲くことでしょうが、無事に咲き出すまで難しい花もあるものですね。エビネ同様にほったらかしでも大丈夫なほどになっていくといいですね。

2013/04/29 (Mon) 11:29

Mika  

こんにちは♪
本当に見事な合掌造りの家ですね。
なくならなくて良かったです(^^)

茅葺屋根は、補修や手入れに
手間もお金も掛かって大変だそうですが
こういう歴史的にも貴重な建物は
一つでも多く残してもらいたいですね。

また、ひとつ興味深いお写真が拝見できました。
ありがとうございます♪

2013/04/29 (Mon) 22:21

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは♪

Mikaさん、こんばんは。

> 本当に見事な合掌造りの家ですね。
> なくならなくて良かったです(^^)

此処だけは、中を常時自由に見て回ることができます。ということで、しっかり見てきました。
中も凄いんですよ。何回かに分けて取り上げたいと思っています。

> 茅葺屋根は、補修や手入れに
> 手間もお金も掛かって大変だそうですが
> こういう歴史的にも貴重な建物は
> 一つでも多く残してもらいたいですね。

江戸東京たてもの園で茅葺屋根の維持管理費を工面するのが大変だという話を聞かされました。三渓園とて例外ではないと思います。でも、あなた達ならできるから頼むと頭を下げられたら、引き受けざるをえないところでしょう。
多分、維持管理はめちゃくちゃ大変だけど、苦労しがいのある建物だと関係者の皆さんが感じているものではないでしょうか。

> また、ひとつ興味深いお写真が拝見できました。
> ありがとうございます♪

あと何回か付き合ってください。

2013/04/29 (Mon) 22:37

kozoh55  

まさに

気おされるような迫力があの建物には
ありましたよね。
そうですか、合掌造りの中でも大きいのですね。
広い・高い・奥深い・そして古い。
今日、浅草の古い地下街を歩いていたのですが
そこより天井もずっと高いですしね。
調度類が、また素晴らしい、使い込んだ感じが
ほんとうにいいですね。
そのうえ、建物は黒光してましたし。
う~ん、贅沢です。
お晩です、AzTakさん。
またお邪魔します。

2013/04/29 (Mon) 23:08

AzTak  

Re: まさに

kozoh55さん、お早うございます。

> 気おされるような迫力があの建物には
> ありましたよね。
> そうですか、合掌造りの中でも大きいのですね。
> 広い・高い・奥深い・そして古い。
> 今日、浅草の古い地下街を歩いていたのですが
> そこより天井もずっと高いですしね。
> 調度類が、また素晴らしい、使い込んだ感じが
> ほんとうにいいですね。
> そのうえ、建物は黒光してましたし。
> う~ん、贅沢です。
> お晩です、AzTakさん。
> またお邪魔します。

贅沢って言えば贅沢なんでしょうね。黒光りするまで床を綺麗に拭き上げていたとは。その後のメンテナンスにも励んだ賜物だったんでしょう。家族皆で家を盛り立てていった感じが伺えます。怠惰な私には、務まらないような厳しい暮らしがそこにあったのでは。

2013/04/30 (Tue) 09:34

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