日光へ行った(17)


江戸時代以前は山梨県大月市の猿橋のように、橋脚を持たない刎橋の構造であったとされるが、以後は似た構造ながらも「乳の木」は石造の橋脚で支えられている。刎橋と桁橋を組み合わせた当時としては先端的な手法であり、城郭建築等に伴う土木技術の発達が背景にある。
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聖地日光の表玄関を飾るにふさわしい朱塗に映える美しい神橋は、昔は「山菅橋」「蛇橋」「山菅の蛇橋」などと呼ばれ日光二荒山神社の建造物で国の重要文化財に指定され、平成11年12月に世界遺産に登録されました。
橋の長さは28メートル、巾7.4メートル、高さ(水面より)10.6メートルあり、高欄には親柱10本を建て、それぞれに擬宝珠が飾られ(乳の木)と橋板の裏は黒漆塗で、その他は朱に塗られています。
奈良時代の末に、神秘的な伝承によって架けられたこの橋は神聖な橋として尊ばれ、寛永13年に現在のような神橋に造り替えられてから、もっぱら神事・将軍社参・勅使・幣帛供進使などが参向のときのみ使用され、一般の通行は下流に仮橋(日光橋)を架けて通行することとなりました。
昭和57年男体山頂鎮座1200年祭斎行に際し、昭和48年よりその奉賛を目的として、広く一般に公開され、平成9年より今回の大修理が行われました。 山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋であり、日本三大奇橋(山口県錦帯橋、山梨県猿橋)の一つに数えられています。
日光物産商会



栃木県
明治/1868-1911
木造2階建、鉄板葺、建築面積233㎡
1棟
栃木県日光市上鉢石町1026他
登録年月日:20060302
株式会社日光物産商会
登録有形文化財(建造物)
日光二社一寺の門前に位置し,桁行22m,梁間11m規模の商業建築。木造2階建,入母屋造とし,2階に三斗組と蟇股を配した高欄を廻らし,妻面に琴柱花頭窓を穿ち,妻飾には二重虹梁大瓶束笈形の架構を見せるなど,寺院建築の細部を随所に取り入れる。
旧大名ホテル(現、日光市役所日光総合支所)
だれもが『日光市役所日光総合支所』という標識を信じないのではなかろうか



栃木県
大正/1912-1925
木造3階建、鉄板葺、建築面積2470㎡
1棟
栃木県日光市中鉢石町999
登録年月日:20060302
日光市
登録有形文化財(建造物)
日光街道沿いに「大名ホテル」として建設される。間口44m,奥行17mの木造3階建の主体部は正面モルタル塗,背面下見板張とし,大ぶりな破風を載せた左右翼部を正面に張出し中央を望楼風とした城郭風の造り。南に入母屋造,総3階建の付属棟を接続する
ひしや
幻の羊羹とさえ言われている『日光 祢りようかん』のお店のようだ。もう既に、本日分は販売終了だった。



「日光鉢石宿のおひなさま」




下記のように行われているイベント。街行く人を楽しませてくれる楽しい催し物だ。
お客様を暖かくお迎えし、おひなさま期間中は、お茶の接待や折紙体験などを行いますので、皆さま是非ご覧ください。
期間:2013年は2月11日(月)~3月3日(日)まで
場所:日光駅~神橋~田母沢御用邸・霧降地区・湯元温泉
少し遅目の昼食
湯葉懐石弁当を注文した。かなり遅い昼食で、空腹だったこともあって美味しく感じられた。

以上で、17回に及んだ『日光へ行った』シリーズは終了です。最後までお付き合いいただきありがとうございました。