井の頭恩賜公園に行った(3)
コールダック(原色)
檻の最初で躓いた。コールダック(原色)ってマガモと似ている。首から上の色だけでは軽々にマガモだって判断はできないぞ。
マガモを品種改良してできたのがアヒルで、そのアヒルを品種改良してできたのがコールダック。コールダックはアヒルよりも一回りほど小さいとのことだ。元々はカモをおびき寄せるためのものだったとのこと。日本古来の鴨猟と似ているんだ。日本ではおびき寄せ役はアヒルだったようで、やること自体はそっくりだ。
コールダック(原色)


マガモ


コールダック(白色)
こちらはアヒルと区別をつけにくい感じ。大きさだけで見分けられるっていっても、片方しかいないときには…。


ケリ
キキッキキッ、ケリケリッと啼く。啼きながら飛ぶ。 …だからケリか。安易なネーミングだなあ。よく啼くんだそうだが、私の前では一切啼き声を聞かせてくれなかった。啼く必要がなかったからだろうが。

カリガネ
日本には冬季に越冬のため主に宮城県にある伊豆沼に少数飛来するだけのようだ。とても綺麗だけど、野生のものには私は出会えそうにも無さそうだ。

ツクシガモ
カモでは珍しく雌雄同色。特に有明海を中心とした九州北部で渡来数が多く、『筑紫鴨』の和名もここに由来するのか。
オスの嘴は赤くて、1月くらいから基部にこぶが顕著に見えるように膨らむのか。まさしくあのコブだな。繁殖期を迎えたオスの印なのか。



これはメスかな?

ゴイサギ
醍醐天皇が、池にいたこの鳥を見つけ、捕えるように家来に命令した。その鳥は、家来が近づいても逃げることなく、おとなしくつかまりまった。天皇は、命令にさからわず神妙であると、褒美に五位の位を与えたとのこと。それで五位の鷺か。


アオサギ
啼かなきゃ、結構格好が良い鳥だが…。低く押し潰したようなあの啼き声だけは、どうにも好きになれない。


バン
雌雄同色。繁殖期には額板とくちばしの根もとが赤くなるのか。生物にとって、繁殖期は非常に大事な時期なんだろうな。


PS.昨日は午後出かけなければいけない重要な要件があった。時間がタイトなこういうときに、まさかのトラブル発生の巻き添えを食らった。FIREFOXで使用しているblogpeopleのリンクリストが使えなかった。不正サイトと名指しされたからだという。これがないと、多くのlink先にアクセス出来ない。当然のことながら、状況もわからず焦った。
どうやら「Safe Browsing API」という仕組みが騒ぎの元凶だったようだ。先月初めから実に不愉快な処理を繰り返しているようだ。今のところ、どこが悪いのかさえもわからない様子。夜戻ってきたら、OKになっていたが、そんなの当たり前のことだ。そんなことの復旧に何で数時間もかけたんだろう。
検索したら、FIREFOXばかりでなくCHROMEも同じで、危ないサイトとて毎日新聞社やマイナビニュースも同じ憂き目にあったようだ。
幸いなことにInternet Explorerは大丈夫だったので、出かける前にこれを使って急場をしのいだが、気付かなかった人は不幸なことになっていただろう。
これって『陶片追放』の現代版かも。ライバルサイト潰しに悪用されたらたまらないぞ。愉快犯が、面白がる恰好の手口になるかもしれないし、どこかの国家ハッカー組織がほくそ笑んでいるかもしれない。
Googleでは、サイトのクロール結果からマルウェアを配布しているサイトの情報を「Safe Browsing API」という仕組みで提供しており、Google ChromeやFirefoxではこの仕組みを不正サイトなどへのアクセスブロック機能として利用している。