日光へ行った(3) - 日光へ行った_2013_February
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日光へ行った(3)

東照宮(2)
表門までは地味な感じが続いたが、表門をくぐった途端、華やかな世界に一変。あまりの豪華さに声も出ない感じだった。
三神庫(さんじんこ)
おお、いきなり校倉造りの建物が目に飛び込んできた。それも極彩色だ。
三神庫
下神庫…重要文化財
下神庫_1
下神庫_2
中神庫…重要文化財
中神庫_1
中神庫_2
中神庫_3
上神庫…重要文化財
上神庫_1
上神庫_2
上神庫_3
上神庫_4
上神庫_5

表門を入ると右から正面へ鉤の手-かぎのて-に3棟が並ぶ。右から下神庫-しもじんこ-・中神庫-なかじんこ-・上神庫-かみじんこ-。奈良の正倉院に代表される校倉造り-あぜくらづくり-を模した建物で、春秋の渡御祭-とぎょさい-(百物揃千人行列-ひゃくものぞろえせんにんぎょうれつ-)の1200人分の装束や流鏑馬-やぶさめ-の道具などが収蔵されている。春秋の祭りの1週間ほど前から準備のため扉を開けるので内部をのぞける。
上神庫の妻-つま-(側面)に2頭の大きな象の彫刻があるが、耳の付き方や尻尾-しっぽ-の形が実際とは異なる。東照宮建立時のいわばアート・ディ レクターのチーフだった狩野探幽-かのうたんゆう-が、実物を知らずに想像で彫刻の下絵を描いたことから、「想像の象」と呼ばれている。


(附)西浄…重要文化財
下神庫と上神庫の間にチラと見える建物は『西浄』のようだ
下神庫_2
フリーの写真を借用した
西浄_2
彫刻や彩色などのない間口9間、奥行き2間の細長い建物。内部には漆塗りの9個の便器が並ぶ。一般公開していない西浄は神様専用のトイレで一般には使用していない。東照宮のすべての建物が、軒先の瓦-かわら-は三葉葵-みつばあおい-の紋だが、西浄だけは三巴-みつどもえ-の紋。

神厩(しんきゅう)…重要文化財
左甚五郎の作品は、意外と小さなものばかりのようだ。ここのものも例外ではない。
神厩舎・三猿_1
見ざる・言わざる・聞かざる
神厩舎・三猿_2
手をかざした母猿が子猿の将来を見ている。子猿は信頼しきって母猿の顔をのぞき込む。
神厩舎・三猿_7
子どものときは悪いことを「見ザル、言わザル、聞かザル」
神厩舎・三猿_6
一人立ち直前の猿。まだ、座っている。
神厩舎・三猿_5
口をへの字に曲げ、大きな志を抱いて天を仰ぐ。青い雲が「青雲の志」を暗示。
神厩舎・三猿_4
人生にまっすぐ立ち向かうが、がけっぷちに立つときも。迷い悩む仲間を励ます友がいる。
神厩舎・三猿_3
6~8面は正面側にはなかった
神様に仕える神馬-しんめ-の勤務場所が神厩舎。勤務時間は午前10時から午後2時まで。雨や雪の日は休みだ。神馬は雄の白馬が条件で、現在2頭が飼育されている。百物揃千人行列-ひゃくものぞろえせんにんぎょうれつ-には神馬もお供をする。
神厩舎は東照宮で漆を塗っていない唯一の素木造り-しらきづくり-。長押-なげし-の上には「三猿」で有名な猿の彫刻が8面掲げられ、あたかも8ページの彫刻絵本になっている。昔から猿は馬を病気から守るとされ、室町時代までは猿を馬屋で飼う習慣があった。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年02月23日
最終更新 -0001年11月30日

10 Comments

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om4ti  

東照宮は、まだ行ったことが無いんです。
この色使いが、なんとも豪勢ですね。
見ざる言わざる、、、の解釈は、こういうことなのですか、知りませんでした。
今も昔も、母親の想いは変わりませんね^^

2013/02/23 (Sat) 06:23

Mika  

AzTakさん、こんにちは。

日光の東照宮というと「眠り猫」と共に「見ざる・言わざる・聞かざる」ですね。
この3匹はとても有名ですけれど、他にも沢山いたんですね。
何度か行ったことがあるのに、他のさるの記憶がなかったです(^^;

彩色のきれいな建物もいいですが、この素木造りの建物も
長年の雨風に晒されたいい味が出ていて好きです(^^)

後日、もしかしたら「鳴き竜」も登場するのでしょうか・・・?

2013/02/23 (Sat) 06:24

AzTak  

Re: タイトルなし

om4tiさん、お早うございます。

> 東照宮は、まだ行ったことが無いんです。

ちょっと遠いですからね。でも、行く機会ができそうだったら、是非、ご自身の眼で素晴らしさを確かめてみてください。

> この色使いが、なんとも豪勢ですね。

見た通りの感動が再現できていないのに、自分自身が一番落ち込んでいます。実際にご覧になれば、素晴らしさが納得いただけると思います。そしたら、その時の写真を是非是非見させてください。
カメラマンの腕も、カメラそのものも、レンズも、撮影条件も全て問われるんでしょうね。結構、挑戦しがいのある被写体かと思います。

> 見ざる言わざる、、、の解釈は、こういうことなのですか、知りませんでした。
> 今も昔も、母親の想いは変わりませんね^^

まあ、我々父親も負けてはいられませんねえ。少しは役に立つ爺さんでありたいと思っています。(^_^;)

2013/02/23 (Sat) 08:04

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTakさん、こんにちは。

Mikaさん、お早うございます。

> 日光の東照宮というと「眠り猫」と共に「見ざる・言わざる・聞かざる」ですね。
> この3匹はとても有名ですけれど、他にも沢山いたんですね。
> 何度か行ったことがあるのに、他のさるの記憶がなかったです(^^;

皆さん、直ぐ記憶から欠落させてしまうようですよ。斯く言う私もその一人です。(^_^;)
今回も8面あると欠かれているのに、正面の5面だけ見て満足してきちゃいました。ちゃんと見ないといけませんね。それに、あそこを訪問していた時間帯はご神馬が『出勤』している時間帯だったんですが、その気配がありませんでした。風花が待っていたからお休みだったんでしょうか?それさえ確かめなかったとは、お粗末な限りです。

> 彩色のきれいな建物もいいですが、この素木造りの建物も
> 長年の雨風に晒されたいい味が出ていて好きです(^^)

そうですね。私もこのような存在になりたいものです。

> 後日、もしかしたら「鳴き竜」も登場するのでしょうか・・・?

あの建物自体は撮影できるんですが、東照宮の建物の内部はほとんど例外なく撮影禁止になっています。残念ながら、写せませんでした。
ガイドブック等には堂々と写真が載っています。何故、一般には許可しないのか、せめてフラッシュ無しで撮ることを許可するくらい認めたらと思うんですが。

2013/02/23 (Sat) 08:16

dさん  

こんにちは

日光に行かれたのですか・・・
にっこう、けっこう、こけっこう・・・こんな駄洒落がありましたねえ
また、日光を見ずしてけっこうと云うなかれ、などとも言われますねえ
けっこう、雪深いですね”爆”

一度行って見たいですが、これまた東京見物と並んで実現できていません。

みざる、いわざる、きかざる・・・私の近くの寺院の山門にもありますけど
もう永いこと見てません

2013/02/23 (Sat) 17:58

花咲かじいさん  

おぼろげな記憶

見ざる・言わざる・聞かざる
見たとき想像していたより小さいなと
いう思いが蘇りました。
眠り猫も小さくあまり感激は無く
「へ~これが有名な左甚五郎の眠り猫か」と言う程度の
感想しかなかったです。
若かったせいかな 今見るとどんな感想に
なるのだろうか。

2013/02/23 (Sat) 20:21

AzTak  

Re: こんにちは

dさん様、こんばんは。

> 日光に行かれたのですか・・・
> にっこう、けっこう、こけっこう・・・こんな駄洒落がありましたねえ
> また、日光を見ずしてけっこうと云うなかれ、などとも言われますねえ
> けっこう、雪深いですね”爆”

前日まで雪が降っていたようで、下が殆どアイスバーン状態。転んでもカメラを壊さないようにとばかり気になっていました。トレッキングシューズを履いていくべきでした。甘く見すぎていました。
おまけに反射光量が物凄く、平板な写真ばかりになってしまいました。(号泣)
申し訳ありませんが、こんなものがあるのか程度の評価にとどめてください。悔しいですが、実物はこんなものではありませんから。

> 一度行って見たいですが、これまた東京見物と並んで実現できていません。
>
> みざる、いわざる、きかざる・・・私の近くの寺院の山門にもありますけど
> もう永いこと見てません

東京から2時間程度かかりますから、ちょいと行くのは大変ですよね。絶対行く気になるような写真が撮れればよかったんですが。m(_ _)m

2013/02/23 (Sat) 20:43

AzTak  

Re: おぼろげな記憶

花咲かじいさん様、こんばんは。

> 見ざる・言わざる・聞かざる
> 見たとき想像していたより小さいなと
> いう思いが蘇りました。
> 眠り猫も小さくあまり感激は無く
> 「へ~これが有名な左甚五郎の眠り猫か」と言う程度の
> 感想しかなかったです。
> 若かったせいかな 今見るとどんな感想に
> なるのだろうか。

思いのほか小さいです。でも山椒は小粒でもぴりりと辛いってやつです。なかなか素晴らしいものだと思いました。『眠り猫』&『奥宮』を見るためには、別途料金が520円かかります。そうすると否が応でも大変な階段を上って奥宮まで行かないともとがとれません。足腰が悲鳴を上げるはずです。
できるかぎり、足腰が丈夫な内かもしれません。

2013/02/23 (Sat) 20:48

kozoh55  

こんないろんな猿がいたのですね

お晩です、AzTakさん。
記憶には、見ざる言わざる聞かざる、しか覚えてません。
こんなストーリーがある彫刻だったのですね。
何だか納得したような気持ちです。
お母さんざるの優しい表情がとくに好きです。
またお邪魔します。

2013/02/24 (Sun) 01:13

AzTak  

Re: こんないろんな猿がいたのですね

> お晩です、AzTakさん。

kozoh55さん、7こんにちは。

> 記憶には、見ざる言わざる聞かざる、しか覚えてません。
> こんなストーリーがある彫刻だったのですね。

いくつかあった記憶はあ残っていた気がしていましたが、8場面もあったとは。

> 何だか納得したような気持ちです。
> お母さんざるの優しい表情がとくに好きです。

写真がかなりぼけていて、申し訳ありません。本人並みかもしれません。(^_^;)

> またお邪魔します。

2013/02/24 (Sun) 13:16

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