江戸東京たてもの園(21) - 江戸東京たてもの園_2012_December
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江戸東京たてもの園(21)

W1常盤台写真場(ときわだいしゃしんじょう)

常盤台写真場は常盤台駅からすぐの場所で写真スタジオを営んでいるとのこと。その創業当時の建物が移築されている。
まず、板橋区常盤台が健康住宅地として開発された郊外住宅地だったとは、隔世の感がある。そこにモダンな街造りがなされ、この写真場もそのモダンな街の景色の一部になっていったようだ。
今でこそ古めかしい建物のように思われる向きもあろうが、当時の人には随分とモダンな建物に映り、ここでの記念写真撮影の希望が殺到したのではないかと推察される。
国民総カメラマンの時代に写真スタジオの経営は大変かもしれない。それでもアマチュアの追随を許さないノウハウで頑張っているのだろう。

当時の常盤台地区の町並み地図
当時の常盤台地区の町並み地図
常盤台写真場外観
常盤台写真場外観_1
常盤台写真場外観_2
常盤台写真場外観_3
常盤台写真場内部
常盤台写真場内部_1
常盤台写真場内部_2
常盤台写真場内部_3
常盤台写真場内部_4
常盤台写真場内部_5
常盤台写真場内部_6
常盤台写真場内部_7
常盤台写真場内部_8
常盤台写真場内部_9
常盤台写真場内部_10
健康住宅地として開発された郊外住宅地常盤台に建てられた写真館です。
照明設備が発達していない当時、最も安定した照度を得るために、2階写場の大きな窓には北側から光を採ることができるように摺りガラスがはめこまれています。
[板橋区常盤台一丁目/1937年(昭和12)]


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AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年04月05日
最終更新 -0001年11月30日

6 Comments

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dさん  

こんにちは

看板が、PHOTO STUDIO となっていますから、
写真スタジオなんですねえ、最後の2枚の写真で、やっと納得できました。

電話機がダイヤル式ですから、戦後のそれも昭和30年代の写真館なんでしょうか

>国民総カメラマンの時代・・・デジカメの発達で私如きまでが、カメラマン気取りですからねえ

プロのカメラマンの場合、記念写真などを撮って糧を得てる人と
芸術写真家と二通りあるようですねえ

2013/04/05 (Fri) 17:32

kimama  

モダンな写真館ですね。当時の人気が伺えます。
スタジオに足を運んで写真を撮るなんてことは、証明写真以外は数えるほどしか経験のない私です。数年前に家族で足を運んだのですが、なかなか良いものだなっと再認識し機会があればまた行きたいなと思っています。でも機会はそうそうにありません。気軽にと思っても服装なんかが気になります。同じ残るものでもスナップショットと意味合いが違いますからね。

2013/04/05 (Fri) 17:47

いどきち  

障子のある風景はとても素敵な感じです。
こぼれる陽光が美しい。

2013/04/05 (Fri) 21:11

AzTak  

Re: こんにちは

dさんさま、お早うございます。

> 看板が、PHOTO STUDIO となっていますから、
> 写真スタジオなんですねえ、最後の2枚の写真で、やっと納得できました。

1937(昭和12)年に建てられた建物です。

> 電話機がダイヤル式ですから、戦後のそれも昭和30年代の写真館なんでしょうか

電話機だけは建築後に更新されたものだと思います。
地方の我が家では、昭和30年代半ばまでは手回しで交換手に東京までの遠距離通話を申し込むと30分後くらいに交換手がコールバックして…みたいな状況でした。もちろん、近隣に電話がある家はごく少なく、あまり有用性を感じないものでした。東京との差は大きかったのかもしれません。

> >国民総カメラマンの時代・・・デジカメの発達で私如きまでが、カメラマン気取りですからねえ

いいじゃないですか。お上手なんだから。私はそう名乗れないレベルですが。

> プロのカメラマンの場合、記念写真などを撮って糧を得てる人と
> 芸術写真家と二通りあるようですねえ

前者は本当に厳しいことでしょうね。でもあとになって残っているのはたいていそういう写真だったりします。
我が家では子供が小さい頃中判カメラにはまっていたので、やたらに写真を撮りまくり、子供から相手にされなくなってしまいました。

2013/04/06 (Sat) 08:17

AzTak  

Re: タイトルなし

kimamaさん、お早うございます。

> モダンな写真館ですね。当時の人気が伺えます。

当時の新しもの好きの都民に人気の写真スタジオだったと思います。

> スタジオに足を運んで写真を撮るなんてことは、証明写真以外は数えるほどしか経験のない私です。数年前に家族で足を運んだのですが、なかなか良いものだなっと再認識し機会があればまた行きたいなと思っています。でも機会はそうそうにありません。気軽にと思っても服装なんかが気になります。同じ残るものでもスナップショットと意味合いが違いますからね。

そうですね。気軽に撮るスナップショットも味があるものですが、お澄まし顔で一張羅を着て撮られる写真もなかなか乙なものですね。子どもたちも、こんな顔をするようになったかと、親の感慨もひとしおでしょう。
今、撮られると、『爺さんになったな』って思うかもしれません。

2013/04/06 (Sat) 08:23

AzTak  

Re: タイトルなし

いどきちさん、お早うございます。

> 障子のある風景はとても素敵な感じです。
> こぼれる陽光が美しい。

和服を着替える部屋と裁縫などをする部屋だったと記憶しています。昔は和服で写真におさまる方が少なくなかったのでしょう。思いがけずほころんでいたり、他の人の見栄えの良い物を借用したが、少し身体に合わないなどの理由で、その場で簡単な応急処置を行う必要があったようです。木目が細かったんですね。

ガラス戸の方は照明装置の不足を補うべくガラス戸にしたようですが、障子のある部屋は上記のような使い方をしていたので、自然な成り行きだったと思います。日本人には落ち着く感じですね。

2013/04/06 (Sat) 08:30

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