江戸東京たてもの園(19) - 江戸東京たてもの園_2012_December
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江戸東京たてもの園(19)

W6前川國男邸(まえかわくにおてい)
すごい建物だと思った。江戸東京たてもの園で私が最も感銘を受けた建物だ。
戦時中の無い無い尽くしのご時世にこのような建物が目黒駅近くに建てられたなんて、信じられないほどだ。「木造建物建築統制規制」の中でも、十分、現代に通じるモダンな設計を施してある。そして、よく空襲にも遭わずに残ったものだ。
前川國男氏の作品は弘前市に多く残っているとのこと。いつか機会を見て訪ねてみたいものだ。

前川國男氏略歴
1905年生まれ
1928年東京帝国大学建築学科卒業と同時にパリに渡り、2年間ル・コルビュジェのアトリエで学ぶ。
帰国後アントニン・レモンドの事務所を経て、1935年前川國男設計事務所を設立。
代表作は東京文化会館、紀伊國屋書店など
1986年没

前川國男邸_1
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日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の自邸として、品川区上大崎に1942年(昭和17)に建てられた住宅です。
戦時体制下、建築資材の入手が困難な時期に竣工しています。外観は切妻屋根の和風、内部は吹き抜けの居間を中心に書斎・寝室を配したシンプルな間取りになっています。
[品川区上大崎三丁目/1942年(昭和17)]


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AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年02月19日
最終更新 -0001年11月30日

10 Comments

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makira  

こんばんは

AzTakさん、こんばんは
流石、建築家がお客からの注文ではなくて
自分で自由に建てた家だけあって凄いですね!
何より大きな窓に一際惹かれます!
燦々と浴びる陽光の中で、光熱費も節約できるようですね。
写真を見ていて、またしたのHPに飛んでみて
AzTakさんが一番感銘を受けた気持が分ります。


2013/02/19 (Tue) 03:04

AzTak  

Re: こんばんは

> AzTakさん、こんばんは

makiraさん、お早うございます。

> 流石、建築家がお客からの注文ではなくて
> 自分で自由に建てた家だけあって凄いですね!

そのように思いました。誰に命じられることもなく、自分の好きなように設計したという設計家・建築家として一切妥協しない作品だったのでしょうね。

> 何より大きな窓に一際惹かれます!
> 燦々と浴びる陽光の中で、光熱費も節約できるようですね。

今だと、二重サッシにして、暑すぎるとか寒すぎるとかいった外気温の影響や辟易するような騒音、こういったものをかなり効果的に遮断できるはずですから、もっと快適に過ごせるかもしれませんね。

> 写真を見ていて、またしたのHPに飛んでみて
> AzTakさんが一番感銘を受けた気持が分ります。

外から建物を目にした瞬間から、ワクワクしながら見ていました。なかなか自分用の作品は拝見できにくいでしょう。いろいろな意味で隣の小出邸と共に見て良かったなと思いました。

2013/02/19 (Tue) 06:44

魔女メグ  

いいですね~

おはようございます。
いいですね、質実剛健な昭和、落ち着きます。
アトリエにしたら、いいだろうなあ、夢見ちゃう。
大きな窓、射す光。いいなあ。

2013/02/19 (Tue) 07:29

AzTak  

Re: いいですね~

> おはようございます。

魔女メグさん、お早うございます。

> いいですね、質実剛健な昭和、落ち着きます。
> アトリエにしたら、いいだろうなあ、夢見ちゃう。
> 大きな窓、射す光。いいなあ。

そうですね。建築設計というアート系の仕事場に作ったくらいですから、アトリエ向きですよね。魔女メグ画伯が似合いそうです。
あの階段を登った先は普段は公開されていないところなんですが、昼寝用の簡易ベッドが置いてあったようです。まさしく、仕事三昧の毎日だったんでしょうね。

2013/02/19 (Tue) 09:51

whitemoon  

前田國男邸

こんにちは。

まだ関東地方も気温が低い日が続いておりますが、既に春の到来が
待ち遠しいこの頃です。

こちらの前田國男邸も印象が強くて、お写真を懐かしい思いで
拝見致しました。

現在こうして眺めていても、全く遜色がないほど、和と洋がバランス
良くミックスされた邸宅ですよね。

当時このような建築を行うのは斬新であったと思われますが、
さすがに建築家が設計するだけあると感じます。

2013/02/20 (Wed) 05:45

犬山にゃん太郎  

いい家ですねえ、昭和17年ですか、
まったく古さを感じさせません、
一流の建築家っていうのは今現在でなく何十年後の事までも設計しているのでしょうかねえ。

2013/02/20 (Wed) 16:46

AzTak  

Re: 前田國男邸

> こんにちは。

whitemoonさん、お早うございます。昨日は日光に出かけていてレスが遅くなり申し訳ありませんでした。

> まだ関東地方も気温が低い日が続いておりますが、既に春の到来が
> 待ち遠しいこの頃です。

そうですね。昨日の日光はピーカンだったのですが、結構風が吹いていて、風花が舞うような感じで、相当に寒かったです。おまけに地面が、観光客が踏みしめた雪が一旦解け、その後、氷結しているところが殆どで、歩きにくさは相当なものでした。

> こちらの前田國男邸も印象が強くて、お写真を懐かしい思いで
> 拝見致しました。
>
> 現在こうして眺めていても、全く遜色がないほど、和と洋がバランス
> 良くミックスされた邸宅ですよね。
>
> 当時このような建築を行うのは斬新であったと思われますが、
> さすがに建築家が設計するだけあると感じます。

そうですね。センスの塊の方だったような気がします。創造性を発揮するお仕事の方のアトリエに最適の家だったように思います。一度住んでみたいものですが、創造性の欠片もない私が住んだ所で、豚に真珠なんでしょうね。

2013/02/21 (Thu) 08:09

AzTak  

Re: タイトルなし

犬山にゃん太郎さん、お早うございます。昨日は日光に出かけていてレスが遅くなり申し訳ありませんでした。

> いい家ですねえ、昭和17年ですか、
> まったく古さを感じさせません、
> 一流の建築家っていうのは今現在でなく何十年後の事までも設計しているのでしょうかねえ。

その辺りは、才能の欠片もない私に感想を聞かれても,『………』です。でも、目の前の事実が立派に証明していますね。すごい才能の持ち主がいたものです。
かなり戦局が厳しくなってきた頃に建てたというのですから、驚き以外の何物でもありません。無い無いつくしの環境下で、工夫も相当したんだろうなと思います。

2013/02/21 (Thu) 08:24

kozoh55  

嘘のような建物です

現代の建築として紹介されても
なんの違和感もない、そんな印象です。
戦前の建物なんていわれても、嘘に思えてしまいます。
お晩です、AzTakさん。
こんなにも日差しが差し込むなんて
なんて贅沢な設計だこと。
あらゆるものが開放的に私には映り
住む人を楽しい気持ちにさせてくれそうです。
江戸東京たてもの園にまた行く理由が見つかりました。
サクラも綺麗らしいですね。

2013/02/28 (Thu) 23:29

AzTak  

Re: 嘘のような建物です

> 現代の建築として紹介されても
> なんの違和感もない、そんな印象です。
> 戦前の建物なんていわれても、嘘に思えてしまいます。
> お晩です、AzTakさん。

kozoh55さん、こんばんは。遅くなってしまいました。m(_ _)m
戦前ではなく戦中なんですよ。その時期に山手線の内側に家を建てるなんて、狂気の沙汰と言われても仕方のない時期です。ですから、驚いてしまったんです。

> こんなにも日差しが差し込むなんて
> なんて贅沢な設計だこと。
> あらゆるものが開放的に私には映り
> 住む人を楽しい気持ちにさせてくれそうです。
> 江戸東京たてもの園にまた行く理由が見つかりました。
> サクラも綺麗らしいですね。

そうですか、再訪しますか。その頃は三島邸の移築も終了し、新しい見ものが増えているかもしれませんね。
小金井公園にはさくら園がありましたね。日本さくら名所100選に選定されているそうですよ。

2013/03/01 (Fri) 20:43

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