星薬科大学(2) - 星薬科大学_2013_February
FC2ブログ

星薬科大学(2)

露地植栽のものはまだまだこれからなので、今の時期に見られるものは殆ど無い。予めご承知おき頂きたい。

オオアラセイトウ
星薬科大学の校花に指定されている品種だそうだ。校花指定の経緯は標識記載の通り。
オオアラセイトウ_1
オオアラセイトウ_2
ラベンダー
こんなふうに標識が付けられている
ラベンダー_1
ラベンダー_2
イソギク
まだかすかに花が残っていた
イソギク
杜仲
樹皮も葉も、今の私の身体には必要不可欠の薬になる。もらって帰りたいほどの有用な樹木だ。
トチュウの樹皮は「杜仲」という生薬名があり、医薬品として扱われる。これは腰痛、足腰の倦怠感解消、頻尿、肝機能・腎機能の強化、高血圧に効果があるとされる。
葉を煎じた杜仲茶は、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があるとされる(なお、葉は効能を謳わない限り食品扱い)。

杜仲
アーティチョーク
何だかアザミに似ていると思ったが、その通りだった。和名は朝鮮アザミ
アーティチョーク
サフラン
花が咲いているところを見たかった
サフラン
イヌサフラン
葉も何も見えていなかった。標識だけ。花はサフランに似、葉は行者にんにくに似ているようだ。後者の葉を行者にんにくと誤認して中毒症状を起こす事例があるようだ。
イヌサフラン

『自然毒のリスクプロファイル:高等植物:イヌサフラン』へjump

シナマオウ
風邪などのときに効き目がありそうだが、…
シナマオウ

カイソウ(海葱)
ごく普通にさり気なく『有毒植物』の表示がある。
流石に園内に猛毒のトリカブトは植えられていないと思ったのだが、調べてみると、ハナトリカブトが植えられているそうだ。紫の美しい花だ。ただし、不心得者が悪用するのを避けるために、表示を外してあるとのこと。ヒメウズ(姫烏頭)も植えてあるとのことだ。
カイソウ(海葱)_1
カイソウ(海葱)_2

薬用植物園の概要
薬用植物は人類誕生の太古から人々の病気や健康維持に利用されてきました。現在でもその重要性は変わらず、医療に直接用いられたり、医薬品の製造原料として盛んに利用されています。また新しい医薬品を開発する資源としても欠かせません。薬用植物園はこうした植物を収集・栽培し、薬学的研究や啓蒙活動を行う施設で、一般には薬草園といい慣わされています。
本学薬用植物園は品川区荏原(えばら)にある大学キャンパス内に付設されており、約3000平方メートルの広さに薬用を中心とした有用植物約800種が栽培されています。大学構内に設置されているところから、本校学生が直接生きた教材で学べるだけでなく、都心には他にこのような施設が見られないところから、学外の方々にも広く利用されています。
園内はおおまかに樹木園、水生植物園、標本園、野草園、温室などに区分けされ、よく知られた民間薬や漢方薬、あるいは医薬品の原料となる重要な植物が見学できます。なかには有毒植物や染料、繊維、油糧、食用などに供する植物も栽培されています。温室内には熱帯産の薬用植物が集められていますが、時にはスパイス原料やトロピカルフルーツをつけた植物を目にすることもあるでしょう。これらの植物にはいずれもラベルがつけられており、植物名や薬効・成分などが紹介されています。
薬用植物は人類の永い歴史の中から見出されたもので、いわば人類共通の貴重な文化遺産ともいえます。本園でも、こうした先人たちの知恵と植物からの恩恵を大切に受け止めていきたいと考えています。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2013年02月04日
最終更新 -0001年11月30日

10 Comments

There are no comments yet.

ブーくん  

いつもただただ通り過ぎておりました(*_*;
前回の記事の正面からのお写真を拝見して、改めてよくよく見てみたという感じです!
中に入る事も出来るのですね☆
ガードマンさんがいるので、無理かと思っていました。
菜園まであるなんてびっくりしました!

2013/02/04 (Mon) 11:50

AzTak  

Re: タイトルなし

ブーくんさま、こんにちは。
その後の体調はいかがですか?

> いつもただただ通り過ぎておりました(*_*;
> 前回の記事の正面からのお写真を拝見して、改めてよくよく見てみたという感じです!
> 中に入る事も出来るのですね☆
> ガードマンさんがいるので、無理かと思っていました。

ゲスト名簿に記入は求められますが、至って親切です。勿論、お金を支払う必要もありません。入試の真っ最中だというのに、こんなに簡単に受け入れて大丈夫かなと思ってしまったくらいでした。本館は見ものです。

> 菜園まであるなんてびっくりしました!

菜園というより薬用植物園です。次回は温室の中を取り上げようと思います。時期になれば、いわゆる薬草類が芽吹いて、それは賑やかなことになるでしょうが、今の時期は私の頭のようでした。
貴重なものも少なくないだろうに、あまりに警戒心無さすぎに、拍子抜けするくらいでした。却って、迷惑をお掛けすることだけはしちゃいけないなと自戒したくらいです。
ブライヤーくんには、毒草もあるのでサラダバーを食べていただく訳にはいかないと思います。

2013/02/04 (Mon) 12:02

いどきち  

こんばんは

おや、植物も。なんとレパートリーが広いことでしょう。
名札がついていると、何かと便利ですね。
職場でも、花屋さんから買った花の名をプレートに付けています。

2013/02/04 (Mon) 18:45

AzTak  

Re: こんばんは

いどきちさん、こんばんは。

> おや、植物も。なんとレパートリーが広いことでしょう。

見るのは好きなのですが、知らないことばかりです。(^_^;)

> 名札がついていると、何かと便利ですね。
> 職場でも、花屋さんから買った花の名をプレートに付けています。

それが大切ですよね。名前を知らないと、栽培方法などで迷ったときなど、調べるのが困難になります。
尤も、この薬用植物園ではごく一部に標識をわざとつけていないものがあるそうです。なぜだかお分かりでしょうが、不心得者が出来心を起こさないようにしているようです。

2013/02/04 (Mon) 20:04

花咲かじいさん  

三国志ゆかりの花?

ハナダイコン 紫色の花が群生しているのは
見事ですよね。別名を諸葛菜とあるのでヒョットして・・・
検索して見るとやはり三国志の諸葛亮孔明が戦場で
栽培して広めたとのこと。
ハナダイコンにそのような由来があるとは驚きです。
AzTakさん体調が思わしくないのですか?

2013/02/04 (Mon) 20:25

AzTak  

Re: 三国志ゆかりの花?

花咲かじいさん様、こんばんは。

> ハナダイコン 紫色の花が群生しているのは
> 見事ですよね。別名を諸葛菜とあるのでヒョットして・・・
> 検索して見るとやはり三国志の諸葛亮孔明が戦場で
> 栽培して広めたとのこと。
> ハナダイコンにそのような由来があるとは驚きです。

紫色の花をつけるのは季節が変わらないとダメなようです。今は限りなく地べたに近いところに葉があるだけでした。『諸葛菜』
という別名だけでひらめくとは大したものですね。恐れいりました。

> AzTakさん体調が思わしくないのですか?

杜仲の記載の件ですか。腰は右膝の人体を部分断裂したことに始まるヘッピリ腰で腰痛が出て、ついでに、肝臓・腎臓・心臓が少しずつくたびれてきた…というように一人前の成人病の傾向が出ています。だからといって特に死んでしまいそうという訳ではありません。多分90歳くらいまでは元気にいけそうです。
腰痛解消・血圧の降下、肝臓・腎臓の機能強化等、いずれにも杜仲が効能がありそうだという事で、お茶代わりに飲むのも悪く無いと思った程度です。

2013/02/04 (Mon) 21:23

kaz  

こんばんわ!
杜仲っていいんですか? 健康オタクでいいとわかれば・・・
今は、青汁、高麗人参(六年根粉末)
ビフィズス菌(ビヒィコロン)

後仕事では、精神安定剤、睡眠誘導剤服用しています。が、後7日で定年前の休みに入ります。その他の成人病の薬は飲んでませんが、2011年に背中を痛めてから、じ~としてるのが辛く、少しでも庭の掃除すれば、2,3日背中の両側が張ります。親父は93歳ですが、最低70最高75までやな・・と。
いつもご訪問ありがとうございます!

2013/02/04 (Mon) 21:47

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんわ!

kazさん、こんばんは。

> 杜仲っていいんですか? 健康オタクでいいとわかれば・・・
> 今は、青汁、高麗人参(六年根粉末)
> ビフィズス菌(ビヒィコロン)

杜仲は高級な漢方薬の原料です。体質改善で病気にならない身体に変えていくものでしょうね。相当高価なものだと思います。
杜仲は、古来、中国にて珍重されてきましたが、これは中国大陸の中西南部(四川、陝西、湖北、河南、貴州、雲南省)からベトナムにかけて育つ杜仲の木(学名・Eucommia ulmoides)の皮を乾燥させたものです。
なにしろ木が枯れない程度に樹皮をむくので、1本の木からあまり多くとれず、杜仲を煎じて飲める人は貴人に限られており、当時は一般の庶民には手の届かないものとして珍重されていたのです。
中国では古くから、病気になってから治す医者は「疾医」といって二流の医者であり、病気になる前に食物で予防する医者を「食医」と呼び、名医の賞賛が与えられていました。
また「医食(薬食)同源」も考え方は同じで「命は食にあり」として、口から入れる食物による身体づくりを根本に置いていたのです。
杜仲はそういった点で非常に高い評価を受け、古代中国人が健康維持に欠かせないものとして尊重してきたことがうかがえます。
杜仲は、杜仲科トチュウ属トチュウという"一科一属一種"の、世界でも例を見ない大変珍しい樹木です。6千万年前は多くの地域でも繁殖していましたが、現在の杜仲は恐竜も絶滅した氷河期をこえて生き残ったもので、ユーラシア大陸以外では化石としてしか存在しません。
落葉樹で20~30年で直立した巨木になり、イチョウの木と同様、雌雄異株で、雌株には白い花が咲きます。 葉はニレやケヤキに似た楕円形で、若葉をお茶として用いることができます。
樹皮のほうは10年以上たった木から採取するのが普通でして、表面は灰褐色のざらざらした肌で、内側は暗い紫褐色で、スベスベしています。
若葉なら2年ものから採ってもよいとされています。
樹皮や枝を折ると銀白色のゴム状の糸が尾を引き、また葉をちぎっても見られます。
杜仲の別名である「木綿」とか「糸連皮」などの呼び名は、このゴム状の糸に由来いたものと言われています。これを「グッタペルカ」といいますが、このためか杜仲の木には害虫がつきません。
防虫剤をかける必要がないわけで、おそらくこのあたりにも、昔から杜仲が珍重されてきた理由があるのかもしれません。 
有機栽培の可能な杜仲は健康と言う面から見れば、1歩も2歩もリードしていると言えるでしょう。  
このグッタペルカという物質は、酸やアルカリ、そして塩分にも強く、工業用や民間用の素材として活用されています。


> 後仕事では、精神安定剤、睡眠誘導剤服用しています。が、後7日で定年前の休みに入ります。その他の成人病の薬は飲んでませんが、2011年に背中を痛めてから、じ~としてるのが辛く、少しでも庭の掃除すれば、2,3日背中の両側が張ります。親父は93歳ですが、最低70最高75までやな・・と。
> いつもご訪問ありがとうございます!

生活環境が激変します。仕事をしていたほうが調子が良い人と、辞めてから俄然元気になった人とがいるようです。kazさんは後者かもしれませんね。薬が要らなくなるかもしれませんよ。

私は右膝の靭帯が部分断裂し、それをかばっている内に腰や肩が痛くなり、一時は相当ひどい痛みに苦しめられ大変でした。今でもカイロプラクティック治療を続けています。

2013/02/04 (Mon) 22:11

Roman  

こんばんは。

星真一のお父さんでしたね。この薬科大学。
このオオアラセイトウは春にあちこちで見かけます。
この山口誠太郎さんは石岡にある「灰吹屋」(山口薬局)の先代です。
こちらでは花ダイコンや諸葛采(諸葛孔明が食用に広めたと言われています)とともに「紫金草(しきんそう)」と言っているようです。
去年こちらで作成していたパンフレットを見せていただきました。
中国との交流や音楽会などが行われているそうです。
灰吹屋さんも創業慶安と書かれていますので相当古いのですね。
漢方薬を扱っています。
こんなところでツナガリがありましたね。

2013/02/05 (Tue) 19:11

AzTak  

Re: こんばんは。

Romanさん、こんばんは。

> 星新一のお父さんでしたね。この薬科大学。

創立者はそうです。上京する折には、水戸まで歩いて行ってそこから常磐線に乗って上京したと、『明治・父・アメリカ』に書いてありました。あの日立でさえも鉄道が敷設されていなかった時代だったんですね。
そこから本来は入学資格がないのに、コロンビア大学に入れてもらい…大変な苦労人だったようです。

> このオオアラセイトウは春にあちこちで見かけます。
> この山口誠太郎さんは石岡にある「灰吹屋」(山口薬局)の先代です。

Romanさんが情熱的に紹介された石岡のまちのお店なんですね。「灰吹屋」さんは登場していましたっけ?
その山口誠太郎さんが広めるのに貢献したんでしょうね。

> こちらでは花ダイコンや諸葛采(諸葛孔明が食用に広めたと言われています)とともに「紫金草(しきんそう)」と言っているようです。
> 去年こちらで作成していたパンフレットを見せていただきました。
> 中国との交流や音楽会などが行われているそうです。
> 灰吹屋さんも創業慶安と書かれていますので相当古いのですね。
> 漢方薬を扱っています。
> こんなところでツナガリがありましたね。

常磐線つながりだったのかな、なんて思っていたりします。山口薬局の先代は相当なインテリさんだったんですね。家業もそこそこに学究の道を歩んでいらっしゃったんですね。

2013/02/05 (Tue) 21:13

Leave a reply