八月朔日(一日)の自然教育園
その8月1日の自然教育園だが、野鳥は一瞬メジロを見たのみ。残念ながらうまく撮ることはできなかった。自然教育園は園路以外は立ち入り禁止。なので、奥に入られたら、お手上げだ。ということで、花と虫の写真とを取り上げる。
マツカゼソウ
見た目が爽やかな上品な花。だが、小さすぎて、うまく撮れなかった。マクロ撮影レンズを持参すべきだった。


シモバシラ
だと思う。冬の枯れたシモバシラの茎に霜柱ができたときの様は見ものだが、この時期の花はいたって普通のシソ科の花だ。



ウバユリ
ユリ科ユリ属の多年生植物。ユリに似た花をつけるが、葉は大きく異なる。ウバユリの花は、つぶれた筒状で開かない。ウバユリという名前は、花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられたといわれている。なんだかなあ。



ミソハギとクマバチ
盆の花ミソハギと蜜を吸いに来たクマバチと。刺激しなければ刺されることはない筈だと思っていても、ビビりの私はかなり腰が引けている。




シオカラトンボの交尾
トンボの生殖孔は雌雄ともに腹部後端(尾)にある。が、交尾の際は、オスの腹部後端はメスの頭を押さえつけるのに使われてしまう。なので、オスは交尾をする前に予め体を曲げ、腹部後端(尾)部にある精巣を胸にある副性器に当てて精子を付着させる。
オスがメスを確保すると腹部末端にあるハサミ状の把握器でメスの頭部あるいは胸部をしっかりつかむ。メスは腹部を前方へ折り曲げて、生殖孔のある腹部末端をオスの副性器にくっつけることによって交尾が成立する。
いやはや、複雑なものだ。この行為は雌の協力がないとできないと思われるが、暇な爺さんの観察では、いとも簡単に交尾が行われた。2匹のオスがメスを追いかけていたが、勝負は意外なほど早く決着がついた。
下になっている麦わらトンボの方が雌だ。


蝶
案外羽ばたくスピードが速いんだなあ。SSの方を優先させないとだめだったかもしれない。何という名前の蝶だろうか?モンキアゲハかなあ???



