G9試し撮り(9)
06/12および06/15にアオゲラの孵化の観察を行った(予想より巣立ちが先延ばしになっているため、この後も観察が続く)。が、ときどき、巣穴から雌親が顔を出すだけ。画柄としても殆ど同じに見えるものばかり。
検索すると、生木の幹に穴を掘った巣に、1回に7-8個の白色無斑の卵を産む。雌雄交代で抱卵する。と書かれてあるが、抱卵日数については探し出せなかった。また。交替で抱卵するとあるが、もっぱら雌ばかりが、その役目に当たっていた。雌親は大丈夫なのかと心配してしまうほどだ。
06/12撮影分
日本固有種の大形キツツキであるアオゲラ。留鳥として本州から屋久島まで分布。雌だろうと判断したのは雄に特有の頭部の赤い部分が見えないからだ。
通りすがりに立ち寄った常連さんがしみじみ呟く。『巣の中は凄い湿気なんだろうなあ。どんどん雨が入り込むんだから、…』って、この日は雨が上がって間もなかったので、物凄い湿気は何処でも一緒。私も汗がとまらなかった。おまけに暑く、つらかった。
雌親と思われる個体。なかなか雄が交替にも餌を運んでも来ない。なので、巣穴から出るに出られない様子。大丈夫かなあ。人間だったら熱中症発症必至かもしれない。


真っ暗な巣穴の中から出てくると、外の明るさに目が眩んでしまうような気がする。きちんと見えているのだろうか?


しかし、この大きさで巣穴内部での行動は大丈夫なのかなあ。方向転換すら大変かなと思ってしまう。肥満体の私の感想は切実だ。

06/15撮影分
何度タイミングを変えて撮ってもほぼ同じ絵になってしまった。12日とは反対向きばかりだ。もしかしたら、巣穴の形状は変わらないはずだから、雛もしくは卵の位置などで、こういう感じでしか顔を出せなかったのかもしれない。







