G9試し撮り(5)
先日、自然教育園に行ったときに、居合わせた方に、此方でツミの繁殖行為が観察・撮影できるという情報を得た。以前にツミの画を撮ったときは抱卵の状態のときだったが、此方ではすでに雛鳥がいるという。期待に胸を膨らませて出かけた。
前回より被写体の位置がかなり遠い。そのうえ、今回は望遠端がフルサイズ換算で600ミリしかない。しかも手持ち撮影。苦戦を覚悟して臨んだ。それにしても、集まった皆さん、良いカメラとレンズをお持ちだ。この機材で参戦するのが気恥ずかしくなった。
親鳥
大きな樹木のてっぺん近く。薄暗いところだった。目一杯修正して何とかかんとか見られるようにした。一生懸命に探せば肉眼で見えないことはないが、最小の猛禽類ツミなのでかなり厳しい。視線に先に巣がある。あちこち場所を変えながら、しっかり見張っているようだ。この個体は雌かな?










多分、真後ろからのショット。尾羽でブレーキを掛けたのかな?翼がぶつからないのかと気になるが、どうすることもできない。

『おっとっと。危なかったぜ』『ここは天橋立じゃありませんよ』『そんなことわかってるさ。爺さんに面白いポーズを見せただけさ』

巣に戻った親鳥
巣で何をしていたのだろうか?給餌に戻ったようには見えなかったが。すぐ飛んで行ってしまった。


雛鳥
葉っぱが邪魔で、ピントをしっかり合わせられない。失敗ショットばかりになってしまった。MFで撮るのか、あるいは、AF範囲を狭めて、ピントを持っていかれないようにするのか。それとも、AF Farにしてみるか?雛は4羽孵ったそうだが、もっぱら見えるのは2羽だとか。確かに2羽に見えなくはない。どうやってそういう細かい情報までわかるのだろうか???





