秋と初冬の三渓園(17)
2階から降りて、1階の見ていなかったゾーンを見て歩くことにする。このゾーンがこの住宅の格式の高さを物語っている。
大戸口付近。ボランティアの方の気遣いが嬉しい。左の大きな道具は籾摺り臼だ。

1階の見ていなかったゾーンに入った。説明できることが殆ど無いので、基本的には、画だけを見ていただく。
この部屋は納戸かな?

目を凝らさないとわからないかもしれないが、ここにも階段がある

この先はずっと畳敷きの間が続く。超贅沢仕様だ。


いやぁ、実に見事な部屋だ。通された客の気分の上々だったことだろう。


欄間も見事。最初は扇子のデザインか。夏は暑い土地柄だったのだろうか?




仏壇も超贅沢仕様に見えた

今度は庄川で使用した櫂と錨だろうか


村の役人としての仕事をした部屋かな?当然、読み書きは人並み以上に得意だったのだろう。



式台玄関のある間。何度見ても簡素な中に気品を感じる。


妻側から見るとこんな外観だ。3階建ての住居だったようだ。

以上で、『秋と初冬の三渓園』シリーズは終了です。最後までご覧いただきありがとうございました。