秋と初冬の三渓園(16) - 秋と初冬の三渓園_2019_Oct&Dec
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秋と初冬の三渓園(16)

旧矢箆原家住宅 (きゅうやのはらけじゅうたく)…国指定重要文化財 1750年頃(宝暦年間)(3)
先に2階をみておく。順路からすれば、1階の残りの部屋をじっくり拝見するはずだが、先に2階部分を見ておくことにした。なぜ、そのように判断したのか、記憶が定かでない。
大戸口に戻る。もう一度ウマヤを撮っておく。暗く、露出自動にするとISO感度6400になったが、小型の野鳥さんの撮影と違って、引き延ばすことを考えていないから、ノイズ発生を気にせずに先に進む。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_1
階段を上る。結構な急こう配だ。この日は、内苑の谷戸を上り下ろし、三重塔が建つ小山の上まで上り下りしていたりしたから、すでに少々足が痛くなってきている。ちょっと堪えた。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_2
四隅のうちの一隅部分。妻側と平側とを押さえつけるためにかなり念入りに括りつけられてあった。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_3
公開されている2階部分。展示スペースに改造されている。この暗さを撮るためにある程度の明るさであるF4.0通しの中古レンズをあらかじめ用意していた。かなり暗いのに、フラッシュ撮影禁止の厳しいゾーンなのだ。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_4
開口部が大きくあった。油断すると、ウマヤの前辺りに落下してしまう。注意せねば。その昔、ここはどんな使い方をしていたのだろう?
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_5
平側の屋根裏。かなりの太さの丸太に括りつけられてあるんだ。湿雪の重量に耐えなくてはいかないのだから、当然の対処なのかもしれない。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_6
展示品。私に説明できるわけもなく、そのまま見ていただく。これだけ、酒器が並ぶのは、実に壮観だ。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_7
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_8
うっかり足を踏み入れたら、真下に転落必至だろう。煙を通過させやすくするための仕掛けだ。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_9
酒呑童子の子孫たちかと思うほどの酒器がずらり。圧倒的な量に驚かされた。寒さに対抗するための酒量だったのかな?
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_10
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(3)_11
此方は養蚕関連の品かな。
国指定重要文化財(3)_12
国指定重要文化財(3)_13
国指定重要文化財(3)_14
国指定重要文化財(3)_15
国指定重要文化財(3)_16
晴れがましい席などに出るとき着用したものだろうか?
国指定重要文化財(3)_17
その他の道具など
国指定重要文化財(3)_18
国指定重要文化財(3)_19
国指定重要文化財(3)_20
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2020年01月09日
最終更新 2020年01月09日

20 Comments

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ヒデの気まぐれ撮影日記  

まず感心するのは昔の人は本当に
縄の結び方がうまいということです。
ただ木と木を縛り付けているだけでなく
そこに美しさがありますね。
当方は冬囲いの「男結び」でさえ満足にできず
毎年年配の人から教わっている始末です。

睡眠不足と風邪で体調がよくないとか・・・
今日はいかがでしょうか?
気をつけてください。

2020/01/09 (Thu) 05:51

りおん  

釘などを使わず、木を縄で締めて作られているのですね~@@
びっくりです!!
各所によって、結び方も違うようですね@@
しかもその美しさが芸術的です!

蚕を育てて、糸を紡いで、一枚の着物を作るのに
どれだけのお時間がかかったのでしょうね?

2020/01/09 (Thu) 10:35

makira  

こんにちは!

AzTakさん、こんにちは!
小山の上り下りの後の急階段はきついですね!
身体の調子がイマイチというのに
これだけ動ければ大丈夫ですね!
私は時々膝が痛くなることがあります 泣)
屈伸とマッサージをしていますが、
何時までもつか不安です 汗)
それにしても広い2階ですね!
沢山の道具が並んでいますが、全て使い道が分かるのでしょうか?

2020/01/09 (Thu) 12:11

x都人x  

茅葺の家を建て替える時に見たような縄で
縛ってありとても懐かしく拝見させて頂きました。

2020/01/09 (Thu) 12:15

K.R.M  

こんにちは。
テレビで茅葺屋根の吹き替え葺き替え作業を見たことがありますが、縄の縛り方に感心した記憶があります。見事なものですね。それにしても酒器の多さにビックリです。憧れます。(笑)

2020/01/09 (Thu) 13:25

徒然草  

こんにちは

白川郷から移築されたのですね。
合掌造りの屋根裏は丸太が縄でしっかり固定されて、
囲炉裏で燻されて茅葺が丈夫になるのだとか。
柱や床まで黒光りしているように見えますが気のせいかもです。
屋根の勾配が急なのも豪雪を思わせますね。
生活の工夫が様々になされていて知恵が素晴らしいです。

2020/01/09 (Thu) 14:45

MT  

こんばんは

天井の抜け穴からの光とはしごのお写真を見て、私の鍾乳洞の洞窟の写真と同じようなタイミングで同じような写真で感動しました。こちらの暗い場所に差し込む光もなかなかいい感じだと思います。

2020/01/09 (Thu) 18:50

のんびり熊  

こんばんは
古い民家を見て何時も思うのは、木材とすべ縄で和釘はほとんど使うことなく、建築されていてそれで何百年かの風雪に耐えている、実に素晴らしい事だ!
しかし、現代人には受け入れられないんだ。
ウチもそうだが。

2020/01/09 (Thu) 19:21
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

ヒデの気まぐれ撮影日記さん、こんばんは。

> まず感心するのは昔の人は本当に
> 縄の結び方がうまいということです。
> ただ木と木を縛り付けているだけでなく
> そこに美しさがありますね。
> 当方は冬囲いの「男結び」でさえ満足にできず
> 毎年年配の人から教わっている始末です。

私も海の男だった父に随分仕込まれましたが、あまりの不器用さに父が音を上げたようです。途中で教えるのをあきらめたようです。

> 睡眠不足と風邪で体調がよくないとか・・・
> 今日はいかがでしょうか?
> 気をつけてください。

今日は太極拳の稽古日で、ハッカ油をかなり吹きかけていきました。すぐ気づかれるくらいの量を。周囲の顰蹙を買ったかも。
稽古に出かけるくらいには回復しましたが、あと一息です。

2020/01/09 (Thu) 20:19
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

りおんさん、こんばんは。

> 釘などを使わず、木を縄で締めて作られているのですね~@@
> びっくりです!!
> 各所によって、結び方も違うようですね@@
> しかもその美しさが芸術的です!

川崎市の日本民家園にも国指定の重要文化財に指定されている茅葺き屋根の古民家がいくつもあります。そことの一番の違いは、曲がりくねった木材を使用していないことでしょうか。それって、相当な物入りの建て方だと思うんです。飛騨で3本の指に入る金持ちの家だったというのがわかりますね。あすは、その金満ぶりがうかがえる畳の間を取り上げます。

> 蚕を育てて、糸を紡いで、一枚の着物を作るのに
> どれだけのお時間がかかったのでしょうね?

どのくらいかかったのでしょうね。郷土の福島県では女の子が生まれると庭に霧の木を植え、お嫁に行くときに霧のタンスに仕立てて、嫁入り道具の一つにしたとか聞きます。なんとも気の長い話ですよね。

2020/01/09 (Thu) 20:49
AzTak

AzTak  

Re: こんにちは!

> AzTakさん、こんにちは!

makiraさん、こんばんは。

> 小山の上り下りの後の急階段はきついですね!
> 身体の調子がイマイチというのに
> これだけ動ければ大丈夫ですね!
> 私は時々膝が痛くなることがあります 泣)
> 屈伸とマッサージをしていますが、
> 何時までもつか不安です 汗)

ここに行ったときは体調がかなり良い頃でした。が、右ひざの靭帯がおそらくかろうじてつながっているだけの状況で、現地で1万歩を超えると泣きが入ります。それも上ったり下りたりだと。
いつまでも持たせるように、使用後の手入れだけはしっかりやりましょう。

> それにしても広い2階ですね!
> 沢山の道具が並んでいますが、全て使い道が分かるのでしょうか?

私にわかるわけはありません。たぶん、地方暮らしが私より3年長いmakiraさんだと半分くらいわかるのでは。私にはさっぱりわかりません。『おら、東京さいぐだ』のくちでしたから。

2020/01/09 (Thu) 20:58
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

x都人xさん、こんばんは。

> 茅葺の家を建て替える時に見たような縄で
> 縛ってありとても懐かしく拝見させて頂きました。

そちらだと、美山に行くと、今でも、建て替えの現場に遭遇できるかもしれませんね。私の方は、大内宿や白川郷で屋根の葺き替えだけはしっかり見ました。

2020/01/09 (Thu) 21:03

ichan  

こんばんは

茅葺屋根の古民家、縄で固定。
何年か毎に葺き替え、大変だったのでしょうね。
それにしても燻されて磨かれた内装の艶は
絶品ですね。

2020/01/09 (Thu) 21:07
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは。

K.R.Mさん、こんばんは。

> テレビで茅葺屋根の吹き替え葺き替え作業を見たことがありますが、縄の縛り方に感心した記憶があります。見事なものですね。

そうですね。ここでも、江戸東京たてもの園でも日本民家園でも、屋根の葺き替えは大変な出費を強いられると思います。

> それにしても酒器の多さにビックリです。憧れます。(笑)

私もそれほど好きでもないのに、1人で1升呑んだ時期もありました。天罰覿面で、今じゃ禁酒を強いられています。アル中ではありませんが、…。

2020/01/09 (Thu) 21:08
AzTak

AzTak  

Re: こんにちは

徒然草さん、こんばんは。

> 白川郷から移築されたのですね。
> 合掌造りの屋根裏は丸太が縄でしっかり固定されて、
> 囲炉裏で燻されて茅葺が丈夫になるのだとか。
> 柱や床まで黒光りしているように見えますが気のせいかもです。

気のせいではありません。黒光りしています。
黒光りで、思い出しましたが、永平寺で、説明をうかがう建物があります。その土間の土の面が、黒漆喰のようにきれいに黒光りしています。聞いたら、雲水さんたちが毎日磨き上げて、そうなったんだとか。凄い世界だと思いました。

> 屋根の勾配が急なのも豪雪を思わせますね。
> 生活の工夫が様々になされていて知恵が素晴らしいです。

本当にすごいですね。

2020/01/09 (Thu) 21:15
AzTak

AzTak  

Re: こんばんは

MTさん、こんばんは。

> 天井の抜け穴からの光とはしごのお写真を見て、私の鍾乳洞の洞窟の写真と同じようなタイミングで同じような写真で感動しました。こちらの暗い場所に差し込む光もなかなかいい感じだと思います。

フォトジーニックだなあと思いました。わたしもいつか鍾乳洞探検に復帰したいものです。が、年齢的に無理かもしれません。古稀目前ですから。

2020/01/09 (Thu) 21:18
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 古い民家を見て何時も思うのは、木材とすべ縄で和釘はほとんど使うことなく、建築されていてそれで何百年かの風雪に耐えている、実に素晴らしい事だ!
> しかし、現代人には受け入れられないんだ。
> ウチもそうだが。

現代人が放棄してしまったのは、維持管理にあまりにも巨額の費用が掛かるからでしょう。そういう事情が無ければ、いまでもかなり残っているのかもしれません。けっして、こういう住まい方を否定したのではないと思います。

2020/01/09 (Thu) 21:21
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは

ichanさん、こんばんは。

> 茅葺屋根の古民家、縄で固定。
> 何年か毎に葺き替え、大変だったのでしょうね。

互助でやったとしても、相当に物入りだったと思います。

> それにしても燻されて磨かれた内装の艶は
> 絶品ですね。

そうですね。あの飴色は簡単には出せない不思議な色だと思います。

2020/01/09 (Thu) 21:23

nagomi  

今晩は!

随分立派な古民家ですね。
可成りの資産家の屋敷と思いますが。
養蚕で財を成したと思いますが、残された壺なども凄いです。
家も釘などを使用せず縄だけで家を支えているのはびっくりします。
床などが黒光りしているので手入れが行き届いているようですね。

2020/01/10 (Fri) 20:18
AzTak

AzTak  

Re: 今晩は!

nagomiさん、こんばんは。

> 随分立派な古民家ですね。
> 可成りの資産家の屋敷と思いますが。
> 養蚕で財を成したと思いますが、残された壺なども凄いです。

何で財を成したのかは知りませんが、養蚕だけではなく、白川郷に合っては珍しく広い土地があり、コメ作りも盛んだったと聞きました。

> 家も釘などを使用せず縄だけで家を支えているのはびっくりします。
> 床などが黒光りしているので手入れが行き届いているようですね。

そうですねえ。びっくり仰天してしまいそうな型破りの住宅です。

2020/01/10 (Fri) 21:18

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