秋と初冬の三渓園(15) - 秋と初冬の三渓園_2019_Oct&Dec
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秋と初冬の三渓園(15)

旧矢箆原家住宅 (きゅうやのはらけじゅうたく)…国指定重要文化財 1750年頃(宝暦年間)(2)
小居間と勝手。ここが一番くつろげるスペースではなかっただろうか。当主もたびたび出入りしていたのではないかと思っているのだが。果たしてどうだったのか。
おそらく北側に面していたと思うのだが、夏は涼風が吹いてきて爽やかだっただろうし、冬は囲炉裏にへばりついて酒をかっ喰らえば、寒さ知らずだったかもしれない。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_3
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_4
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_1
鉄瓶の数がすごいなあ。火を空焚きするのはもったいないので、様々な用途に使えるように数を用意したのだろう。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_2
しかしすごく急こう配。うっかり足を踏み外したら、大けがは必至だっただろう。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_5
こっちの部屋の方が次の画にちらと見える居間よりもはるかに居心地がよさそうだ
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_6
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_7
次の2つの画は、火棚。火の粉が爆ぜて蚊帳に火が点かないようにするのが主目的だが、乾燥室代わりだったり、燻製器代わりだったりもしたようだ。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_8
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_9
ここからは御勝手だ。味噌樽や調理器具などがずらりと揃っていた。江戸の町などとは違い、基本的には自給自足の生活だったのだろう。実に巨大な味噌樽だった。隣は、醤油樽かな漬物樽かな。
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_10
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_11
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_12
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_14
水舟。これだけ大きいのはなかなかお目にかかることができない。残念なことに水に浸していないために朽ちてしまっている。茅葺きの意地のために燻すことはルーティン・ワークになっていても、こういう細かいところにまでは気がいっていないのだろうか?
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_15
旧矢箆原家住宅 …国指定重要文化財(2)_16
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2020年01月05日
最終更新 2020年01月05日

21 Comments

There are no comments yet.

ヒデの気まぐれ撮影日記  

すばらしい住宅を見させていただきました。
囲炉裏には本当の火がはいっているようですね。
昔の生活を少し思い出してしまいました。
(僕が物心ついたころはこんな感じだったかもしれません)
囲炉裏の近くの板の間で遊んでいると板と板の間に身体が
挟まれ痛い思いをした記憶があります。

2020/01/05 (Sun) 05:05

K.R.M  

おはようございます。
黒光している床や柱がいいですね〜。
自分が5歳くらいまで囲炉裏があった記憶があります。
囲炉裏の煙が屋根裏の虫を駆除する役割をしている聞いたことがあります。
昔の人の知恵は素晴らしいですね。

2020/01/05 (Sun) 06:59

りおん  

燻されて黒光りしている感じが
何ともたまらなくステキですね~・・・
囲炉裏のそばに、ごろりと横になって
火のはぜる音を聞きながら転寝したら
もうサイコーに気持ちよさそうです~!!!
いろんな工夫がされていて、ほんの少し前は
こんな生活をしていたのだなあと
不思議に、そしてあこがれに思います。
今の生活も、数百年後には、こんな生活をしていたのか~@@
と驚かれるのかもしれないですね。
確かめるすべがないのは残念ですが^^;

2020/01/05 (Sun) 09:31

MT  

こんにちは!

囲炉裏の火が暖かそうです。昔はこの囲炉裏を囲んで暖を取ったことでしょう。この場所で火を前にごろりと横になり転寝をしたくなってしまいます。
年が明け急に寒くなりました。AzTakさんもお身体を暖かくして体調の回復をなさってくださいね。

2020/01/05 (Sun) 12:19

みこたん  

だいじょうぶですか?

本当に懐かしい風景ですね、
朽ちかけている水船どこかで見たような、
体調が不良とのこと、どうかお気使いください。

2020/01/05 (Sun) 15:47

x都人x  

子供の頃にも囲炉裏は無かったですが
爺になって何故かこの様なのに憧れちゃいます^^

2020/01/05 (Sun) 16:24

ichan  

こんにちは


囲炉裏のある生活、憧れています。
ある意味で贅沢な仕様。
囲炉裏から出る煙で梁、柱、屋根の萱を保護していた
のですよね。
小さい頃なので良く覚えていませんが、祖父が鉄瓶で
お湯を沸かしてお茶を飲んでいました。
暖房にもなるし、便利なアイテムだと思います。

2020/01/05 (Sun) 16:51

のんびり熊  

こんばんは
沢山の鉄瓶ですネエ
こんなに沢山どうするのかねえ
客寄りなどに使うのかな?
そういえばウチにも鉄瓶が有ったなあ
屋根裏にでもあるかな?

2020/01/05 (Sun) 19:07
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

ヒデの気まぐれ撮影日記さん、こんばんは。

> すばらしい住宅を見させていただきました。
> 囲炉裏には本当の火がはいっているようですね。
> 昔の生活を少し思い出してしまいました。
> (僕が物心ついたころはこんな感じだったかもしれません)

茅葺き屋根の住宅は概して大きな住宅が少なくないとは思いますが、ここまで大きな住宅はあまりないのではhないでしょうか。
一番贅沢なところはこの後、出てきますが、私自身は、このお勝手に隣接する小居間が一番落ち着いて好きです。

> 囲炉裏の近くの板の間で遊んでいると板と板の間に身体が
> 挟まれ痛い思いをした記憶があります。

私は昔から一般して太めチャンで、狭いところに入り込めない体型です。アケビの実が大好きで、あまり太くはない木のよじ登って、体重の所為で枝が折れ、痛くて泣きべそをかいたりもしました。

2020/01/05 (Sun) 19:24
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> おはようございます。

K.R.Mさん、こんばんは。

> 黒光している床や柱がいいですね〜。
> 自分が5歳くらいまで囲炉裏があった記憶があります。

私も父の実家などで、囲炉裏に囲まれた生活を楽しみました。囲炉裏そのものは、いろいろな家にありましたが、そこが一番落ち着けるところでした。同年代の従弟たちが居て、自分の家のようにふるまうことができました。そこで焼いて食べる豆餅が好物で、それをたべて、腹がくちくなり、幸せな気分の転寝をしたようです。
大人たちはといえば、日本酒をかっ喰らって、民謡がエンドレスで歌われていました。

> 囲炉裏の煙が屋根裏の虫を駆除する役割をしていると聞いたことがあります。
> 昔の人の知恵は素晴らしいですね。

コールタールのようなものですから撥水効果がありますし、虫を寄せ付けない匂いをも発するようです。効果があることを身をもって体感したのでしょうね。
一番心配なのは、お寺の本堂などで、あまり火の気がないところです。精々、線香を盛大にくゆらせるくらいしか考えつきません。

2020/01/05 (Sun) 19:40
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

りおんさん、こんばんは。

> 燻されて黒光りしている感じが
> 何ともたまらなくステキですね~・・・

本当にそうですね。

> 囲炉裏のそばに、ごろりと横になって
> 火のはぜる音を聞きながら転寝したら
> もうサイコーに気持ちよさそうです~!!!
> いろんな工夫がされていて、ほんの少し前は
> こんな生活をしていたのだなあと
> 不思議に、そしてあこがれに思います。

古き良き時代ののんびりした生活がそこにあったようですね。実際には雪に閉ざされて、生きていくのも大変な土地だったとは思いますが、それをも含めて憧れます。

> 今の生活も、数百年後には、こんな生活をしていたのか~@@
> と驚かれるのかもしれないですね。
> 確かめるすべがないのは残念ですが^^;

PCなどというものが存在しなかった時代はそれほど昔じゃないんですよね。飛行機もしかり。100年、150年とさかのぼれば、いろいろ吃驚する以前の暮らしがありました。
肥溜が道端にあり、ボーっとした餓鬼だった私は何度も落ちそうになりました。今の子供は知らないことでしょうね。

2020/01/05 (Sun) 19:52
AzTak

AzTak  

Re: こんにちは!

MTさん、こんばんは。

> 囲炉裏の火が暖かそうです。昔はこの囲炉裏を囲んで暖を取ったことでしょう。この場所で火を前にごろりと横になり転寝をしたくなってしまいます。

無茶苦茶暖かくはなかったのでしょうが、それでも家族が顔を突き合わせて、わいわいと楽しく食事をとる。そこには、なんとも言えない暖かい雰囲気があったことなんでしょうねえ。スマホにかじりついて、個の世界に入り込んでしまう現代人とはかなり違う時間の過ごし方があったように思います。

> 年が明け急に寒くなりました。AzTakさんもお身体を暖かくして体調の回復をなさってくださいね。

そうですね。鳥撮りはずっと動かずに待つ要素も少なからずあります。その間に身体が冷え切ってしまわないように、十分な装備をして出かけることにします。

2020/01/05 (Sun) 21:10
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

Pさん、こんばんは。でましたか。何日か前に地元の方に出ないかと聞いたときは、『今年は見ていないよ』って話でした。もしかしたら、たまたま行ったときに遭遇することが無きにしも非ずですね。
取り敢えずは、Y池に行ってみます。そのあと、様子を見に短時間だけ立ち寄るかもしれません。

2020/01/05 (Sun) 21:15
AzTak

AzTak  

Re: だいじょうぶですか?

みこたんさん、こんばんは。

> 本当に懐かしい風景ですね、
> 朽ちかけている水船どこかで見たような、

写真の関係で大きくは見えないかもしれませんが実に巨大な水舟です。たぶん、湧水が利用できる環境なので、思い切り大きなものを用意したのでしょうか?水舟や臼などはある程度水けを切らさないようにしないと、クラックが入ってしまって使い物にならなくなってしまうようです。面倒ですが、日々のメンテナンスが肝要なようです。

> 体調が不良とのこと、どうかお気使いください。

久しぶりに大風邪を引き込みました。熱などは下がったのですが、このところ抑え込んできた咳喘息がでてきてしまいました。厄介なことになりました。少し大人しめにしておこうと思います。

2020/01/05 (Sun) 21:23
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

x都人xさん、こんばんは。

> 子供の頃にも囲炉裏は無かったですが
> 爺になって何故かこの様なのに憧れちゃいます^^

囲炉裏は難しいですよね。せめて火鉢を買って、楽しもうかとずっと思っています。が、子供がいると、危ないかもしれませんね。

2020/01/05 (Sun) 21:26
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは

ichanさん、こんばんは。

> 囲炉裏のある生活、憧れています。
> ある意味で贅沢な仕様。

確かに現代人のあこがれであり、究極の贅沢仕様かもしれませんね。

> 囲炉裏から出る煙で梁、柱、屋根の萱を保護していた
> のですよね。
> 小さい頃なので良く覚えていませんが、祖父が鉄瓶で
> お湯を沸かしてお茶を飲んでいました。

鉄瓶で沸かしたお湯でお茶を飲むのは健康に良いことのようです。鉄分が少々含まれますから、貧血などには効果があるんだと思います。多少は湿度を維持するのにも役立ったことでしょう。

> 暖房にもなるし、便利なアイテムだと思います。

そうですね。

2020/01/05 (Sun) 21:33
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 沢山の鉄瓶ですネエ
> こんなに沢山どうするのかねえ
> 客寄りなどに使うのかな?

お湯があって困る話はありません。いろいろなことに使えるし、鉄分がしみだしたお湯は貧血予防などに効果があることでしょうし、情茎で多少の保湿ができると思います。

> そういえばウチにも鉄瓶が有ったなあ
> 屋根裏にでもあるかな?

探せばいくつか出てくるのでは。でも長期間使用していないとかなり劣化しているかもしれませんね。

2020/01/05 (Sun) 21:37

鏡花水月  

おはようございます!
今年もよろしくお願いします。

合掌造りの重量感のある家ですね。
何もかもが経年に耐える重みがあって、現代の生活に慣れた身には圧倒される迫力があると思いました。

お風邪お大事になさってください。

2020/01/06 (Mon) 07:22

nagomi  

今晩は!

古民家を大切に保存するのは大変だと思います。
煙が見えますが、屋根の保存のため虫除けに燻しているのでしょうね。
私の近くの古民家でも良く燻しているのを見かけます。
ボランティアの方が交代で掃除などを行っています。
何処の古民家も同じようにボランティアの方が守っていると思います。

2020/01/06 (Mon) 19:20
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> おはようございます!
> 今年もよろしくお願いします。

鏡花水月さん、こんばんは。亀レスになり申し訳ありません。m(__)m

> 合掌造りの重量感のある家ですね。
> 何もかもが経年に耐える重みがあって、現代の生活に慣れた身には圧倒される迫力があると思いました。

本当にしっかり作ってありますね。百年住宅でもTVで取り上げられ李時代に、270年も昔の建物ですから。よほど度先を見据えて建てたのでしょうね。こちらはため息をつくばかりです。

> お風邪お大事になさってください。

何だか一進一退の感じです。徐々に調子を取り戻したいものです。

2020/01/07 (Tue) 17:46
AzTak

AzTak  

Re: 今晩は!

nagomiさん、こんばんは。亀レスになり申し訳ありません。m(__)m

> 古民家を大切に保存するのは大変だと思います。
> 煙が見えますが、屋根の保存のため虫除けに燻しているのでしょうね。
> 私の近くの古民家でも良く燻しているのを見かけます。
> ボランティアの方が交代で掃除などを行っています。
> 何処の古民家も同じようにボランティアの方が守っていると思います。

そうですね。しかし、薪代もばかになりませんよね。昔は、入会地の雑木を伐採したり、取り壊した家屋の廃材などをいただいたりしたと思います。いまは、この横浜の地にあっては、そういうものは殆ど期待できないでしょうから、薪を買うか、この三之谷で虫食いや倒壊等ででた材木の再利用か、どちらかですかね。
貧乏人はため息をつくばかりです。

2020/01/07 (Tue) 19:06

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