秋と初冬の三渓園(12) - 秋と初冬の三渓園_2019_Oct&Dec
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秋と初冬の三渓園(12)

内苑の様子(2)
月華殿
結構な上り道だ。後続の人たちに先に行ってもらっても、その人たちがいつまで経っても動こうとしない。もう少し気配りが欲しいものだ。
月華殿_1
月華殿_2
月華殿_3
月華殿_4
漸くまともに撮れる位置までやってきた。かなり待たされたなあ。月華殿は国指定の重要文化財で1603年(慶長8年)建築だそうだ。初代将軍の徳川家康によって、京都伏見城内に建てられたものといわれる。1918年(大正7年)に春草廬と共に移築されたのか。移築前は、月華殿には春草廬がつながっていたが、今は別々になっていて、その代わり、三溪氏が建てた金毛窟とつながっている。秀吉フェチの三渓氏の意地なのだろうか?
月華殿_5
月華殿_6
月華殿_7
月華殿_8
月華殿_9
月華殿_10
月華殿_11
月華殿_12
天授院
月華殿のすぐ奥に建つ天授院。こちらも国指定の重要文化財。1651年(慶安4年)建築だそうだ。もとは、建長寺の近くにあった心平寺の地蔵堂で、1916年(大正5年)に移築された。京都のような朝晩の厳しい冷え込みがあると、紅葉の発色が美しいのだろうが、そこは温暖な横浜市最南部のロケーションだけにどうしようもなく、残念な限りだ。
天授院とその近辺_1
天授院とその近辺_2
天授院とその近辺_3
聴秋閣(1)
こちらも、仲良く国指定の重要文化財。1623年(元和9年)建築。月華殿から下りてくると、再び、見えてくる。
聴秋閣(1)_1
聴秋閣(1)_2
この日は、特別公開だったので、建物内部には入ることができなかったものの、かなり近くから見ることができた。超胴長の上半身をぎりぎりまで伸ばして撮ろうとしたが、この辺が限界だった。
聴秋閣(1)_3
聴秋閣(1)_4
聴秋閣(1)_5
聴秋閣(1)_6
聴秋閣(1)_7
野辺の送りの葬列ではない。丘の上からの俯瞰を楽しむ人が坂道を登っていく様子だ。
聴秋閣(1)_8
高さによって見え方が違ってくる。上り始めの位置からでも、相当に変型の建物であることが分かろう。
聴秋閣(1)_9
ここまで凝った形状だったとは、恥ずかしながら気付いていなかった。う~~ん。
聴秋閣(1)_10
徳川家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物。各部の意匠は独創性・変化に富みますが、書院造としての格や茶亭としての機能に応じて緻密に構成されています。L字型の一段下がった杢板敷きの入口は舟で漕ぎ着ける場を想像させ、当初は水辺に面して建てられたのかもしれません。江戸時代はじめの上流武士階級の風流な文化が伝わります。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2019年12月19日
最終更新 2019年12月19日

20 Comments

There are no comments yet.

makira  

こんばんは!

AzTakさん、こんばんは!
確かに聴秋閣は凝った造りですよね!
見る方向によっていろんな姿を見せてくれる♪
そこもまた大きな魅力の一つだと思います。
それにしても、建物内部は清楚で立派ですね!
二階部分の部屋も見てみたいものです♪

2019/12/19 (Thu) 01:52

りおん  

畳が途中で切られて三角になっているのを見て
あれ?なんだか不思議な設計???と思っていましたが
外から見ると、はっきりわかりますね!
この時代にしてみたら、かなり斬新なデザインだったのかもしれないですね。
舟でたどり着く屋敷と言うのも、ステキですね~^^

俯瞰してみる構図、いいですよね~!
このあとさらに上の方にいらしたのでしょうか?

2019/12/19 (Thu) 06:45

MT  

おはようございます

ここまで凝った建物も珍しいですね。この湾曲や平らな屋根!最近のものでも見られないこだわりの建築物にびっくりです。

2019/12/19 (Thu) 08:03

x都人x  

聴秋閣って言うんですか~
とても趣があって素敵な建物ですね~^^

秋も素敵でが冬も素敵でしょうねー
お待ちしてます!

2019/12/19 (Thu) 11:34

K.R.M  

こんにちは。
当時の人の建築技術の高さは凄いものですね。
コンピュータのない時代、全て人間の能力と技で作り上げている。感動ものですね。

2019/12/19 (Thu) 12:35

のんびり熊  

こんばんは
聴秋閣??
凝ってますねえ
誰やらの茶器みたいに
完成品を壊して組み直した様な
斬新なアイデアなのかなあ
ボンクラニにはサッパリ分からん??

2019/12/19 (Thu) 18:58

nagomi  

今晩は!

三渓園の建物や庭の手入れは可成り大変だと思います。
庭掃除をされている方が見られましたが、多分ボランティアで行っていると思います。
広い庭園を維持するには大変なお金と労力が必要になると思います。
この様な庭園は季節を問わず見応えがありますね。

2019/12/19 (Thu) 19:11

ichan  

こんばんは

聴秋閣の凝った造り、大工さんも大変だった
でしょうね。
この種の建物を建てられる大工さんは宮大工
くらいになってしまった感じがします。
一般の大工さんは組み立てしかしませんから。

2019/12/19 (Thu) 20:03
AzTak

AzTak  

Re: こんばんは!

> AzTakさん、こんばんは!

makiraさん、こんばんは。

> 確かに聴秋閣は凝った造りですよね!
> 見る方向によっていろんな姿を見せてくれる♪
> そこもまた大きな魅力の一つだと思います。

家光は、東照宮造営とはまた違った肩が凝らない風雅な建物を希望したのかもしれませんね。徳川後期の将軍と違い、その意向がとどろく存在だったでしょうから、誰に遠慮するでもないものを造らせたのでしょう。
しかし、ここに月華殿(家康)、聴秋閣(家光)、臨春閣(紀州徳川家)と揃いましたね。豪勢なものです。

> それにしても、建物内部は清楚で立派ですね!

そう思います。

> 二階部分の部屋も見てみたいものです♪

1階でさえも入室NGなんです。選挙で立候補して議員さんにでもなったら、あるいは、OKかもしれませんが。

2019/12/19 (Thu) 20:38
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

りおんさん、こんばんは。

> 畳が途中で切られて三角になっているのを見て
> あれ?なんだか不思議な設計???と思っていましたが
> 外から見ると、はっきりわかりますね!
> この時代にしてみたら、かなり斬新なデザインだったのかもしれないですね。

居間だったら、ユニークなデザイン全盛ですから、いくらでもありうるのでしょうが、当時はびっくり仰天だったでしょうね。
それを茶化して言っても、家光なら許してくれましたかねえ。秀忠だったら、絶対に許さなかったかも。

> 舟でたどり着く屋敷と言うのも、ステキですね~^^

ねえ、風流ですよね。

> 俯瞰してみる構図、いいですよね~!
> このあとさらに上の方にいらしたのでしょうか?

はい、私でも上ることができる高さでしたから。そこから三重塔も見えるんです。良い感じでした。そんな画が出てきます。是非、明日もご覧ください。

2019/12/19 (Thu) 20:45
AzTak

AzTak  

Re: おはようございます

MTさん、こんばんは。

> ここまで凝った建物も珍しいですね。この湾曲や平らな屋根!最近のものでも見られないこだわりの建築物にびっくりです。

三代将軍家光が施主ですから。徹底して好みのものを造らせたのでしょうね。二階で和笛を吹いたりしたら、さぞかし風情があったことなんでしょうねえ。二条城内に建てられていましたか。う~~ん。

2019/12/19 (Thu) 20:52
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

x都人xさん、こんばんは。

> 聴秋閣って言うんですか~
> とても趣があって素敵な建物ですね~^^

これもその昔は二条城内にあったようです。みな京都のものを持ってきて、申し訳ないくらいです。

> 秋も素敵ですが冬も素敵でしょうねー
> お待ちしてます!

雪化粧でもすれば素敵かも。あいにく、雪はほとんど期待できないんですよ。都心が雪でも、こちらだと霙くらいでしょうかねえ。

2019/12/19 (Thu) 20:56

hg  

こんばんは 三渓園の中でも聴秋閣は私的に一番好きな建物です。
特別公開だったのですかよく詳しく見物が出来ましたね。
思い切った斬新な作りがそこここに見られてっっすばらしいですね。

2019/12/19 (Thu) 21:15
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは。

K.R.Mさん、こんばんは。

> 当時の人の建築技術の高さは凄いものですね。
> コンピュータのない時代、全て人間の能力と技で作り上げている。感動ものですね。

そうですね。家光は東照宮を造営したし、この瀟洒な建物をも造らせた。持ち家は男子の本懐などといいますが、あまりにもけた違いで、言葉も出てきません。

2019/12/19 (Thu) 22:56
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 聴秋閣??
> 凝ってますねえ
> 誰やらの茶器みたいに
> 完成品を壊して組み直した様な
> 斬新なアイデアなのかなあ
> ボンクラニにはサッパリ分からん??

何だか私もわかりませんが、最初に見たときから惹かれたままです。魅力が詰まった建物だと思います。

2019/12/19 (Thu) 23:05
AzTak

AzTak  

Re: 今晩は!

nagomiさん、こんばんは。

> 三渓園の建物や庭の手入れは可成り大変だと思います。
> 庭掃除をされている方が見られましたが、多分ボランティアで行っていると思います。
> 広い庭園を維持するには大変なお金と労力が必要になると思います。
> この様な庭園は季節を問わず見応えがありますね。

大変な費用が掛かることなんでしょうねえ。一生懸命維持管理されているので、気分よく見て回ることができます。
極上の文化施設だと思います。

2019/12/19 (Thu) 23:16
AzTak

AzTak  

Re: こんばんは

ichanさん、こんばんは。

> 聴秋閣の凝った造り、大工さんも大変だった
> でしょうね。
> この種の建物を建てられる大工さんは宮大工
> くらいになってしまった感じがします。
> 一般の大工さんは組み立てしかしませんから。

施主が三代将軍家光ですから。歴代将軍の中でも一番輝いていた将軍かなと思います。その人物が、東照宮とはまた違った、自分の作りたいように作った建物なんでしょう。
大工さんは、当時の最高峰の腕前を持った大工さんたちが当たったのでしょうね。京都や鎌倉の寺院は、かなり江戸時代に建て直されたものが多いと聞きます。それだけの職人を抱えていたということになるんだと思います。

2019/12/19 (Thu) 23:21
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

hgさん、こんばんは。

> こんばんは 三渓園の中でも聴秋閣は私的に一番好きな建物です。

そうですか。右に同じという方がほとんどかもしれませんね。

> 特別公開だったのですかよく詳しく見物が出来ましたね。

ここは特別公開でも、臨春閣のように室内に立ち入ることはできません。それでも一階部分は超胴長の上半身をいっぱいに伸ばして、写真をたくさん撮りました。さすがに二階はどうあがいても撮れませんが。

> 思い切った斬新な作りがそこここに見られてっっすばらしいですね。

そうですね。とても素晴らしいです。

2019/12/19 (Thu) 23:25

鏡花水月  

AzTak様、こんにちは!
プチご無沙汰しましたm(__)m
『月華殿』もかなり好きな建物です。
山深い雰囲気の中にあって、テラス部分が張り出しているところが特に好きです。
本来の二条城にあった頃はおそらく雅やかさが先立った様に思いますが、三渓園だと明かりの乏しい時代には月を見るには人を遠ざけるひそやかさがあります。
ロマンスであれ、政敵であれ、談合であれ、密約の香りを感じてしまいます。

『聴秋閣』の風雅さは遊びごころが満載で楽しいしですね。
ラストの画像の舟が着いたかもしれないという着眼点がステキです。

2019/12/22 (Sun) 14:05
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTak様、こんにちは!

鏡花水月さん、こんばんは。

> プチご無沙汰しましたm(__)m
> 『月華殿』もかなり好きな建物です。
> 山深い雰囲気の中にあって、テラス部分が張り出しているところが特に好きです。
> 本来の二条城にあった頃はおそらく雅やかさが先立った様に思いますが、三渓園だと明かりの乏しい時代には月を見るには人を遠ざけるひそやかさがあります。
> ロマンスであれ、政敵であれ、談合であれ、密約の香りを感じてしまいます。
>
> 『聴秋閣』の風雅さは遊びごころが満載で楽しいしですね。
> ラストの画像の舟が着いたかもしれないという着眼点がステキです。

何に使ったのかわかりませんが、雅なことでしたねえ。家康のころはちょっと硬い感じがしないでもありませんが、三代目にもなると、実に粋なものですね。徳川幕府の勢いが一番あったころなんでしょう。だれに憚ることなく造らせた。そんな気がします。

2019/12/22 (Sun) 19:00

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