秋の三渓園(2) - 秋と初冬の三渓園_2019_Oct&Dec
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秋の三渓園(2)

大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)
三渓園に入ると、大池と、三渓園のシンボル的な国指定重要文化財の建造物旧燈明寺三重塔とが目に飛び込んでくる。来園者を一瞬で魅了する実に画になる景観だ。旧燈明寺三重塔については、別の回分で詳しく取り上げる。
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_1
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_2
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_3
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_4
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_5
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_6
大池と旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)_7

鶴翔閣(旧原家住宅) 横浜市指定有形文化財 <貸出施設>
この内部を私は一度も見たことがない。人気の貸し出し施設のようだ。外部から見えるのは建物のごく一部だけで、かなり大きな建物だ。原三渓氏の自宅だったもので、豪壮な建物なのだろう。
鶴翔閣(旧原家住宅) 横浜市指定有形文化財_1
鶴翔閣(旧原家住宅) 横浜市指定有形文化財_2
鶴翔閣(旧原家住宅) 横浜市指定有形文化財_3
和風高級旅館も顔色を失うほどの立派な玄関
鶴翔閣(旧原家住宅) 横浜市指定有形文化財_4
内苑に近い位置にある一番端の建物。外からは、端と端の建物しか見えないことになる。
鶴翔閣(旧原家住宅) 横浜市指定有形文化財_5
1902年(明治35年)三溪が建て、三溪園造成の足がかりになりました。広さ290坪に及ぶこの住宅は、主に、楽室棟、茶の間棟、客間棟から構成されています。上空から見た形があたかも鶴が飛翔している姿を思わせることから、“鶴翔閣”と名づけられました。震災、戦災などをへて多くの改変がなされましたが、1998年(平成10年)から2000年(平成12年)にかけて修復工事を行い、建築当初の姿に復元されました。鶴翔閣には日本を代表する政治家や文学者が集い、横山大観、下村観山といった日本美術院の画家が創作活動のために滞在しました。

御門【横浜市指定有形文化財】1708年(宝永5年)頃建築
京都東山の西方寺にあった薬医門。国指定の重要文化財『臨春閣』の玄関につながるような位置に配置されている。
御門【横浜市指定有形文化財】_1
御門【横浜市指定有形文化財】_2
御紋の突き当りには前述の『臨春閣』が覆いに囲まれている。現在は補修作業中のようだ。本来ならば、こんなふうに見えるはずだ。PDF画像を借用
御門【横浜市指定有形文化財】_関連

白雲邸【横浜市指定有形文化財】1920年(大正9年)建築 <貸出施設>
原三渓氏の隠居所的な建物だったようだ。ここも、外から覗い知れる建物ではなく、この写真程度のものが見えるだけだ。塀と玄関とが見えただけじゃあ、…。
白雲邸【横浜市指定有形文化財】_1
白雲邸【横浜市指定有形文化財】_2
大正9年(1920)建築。家族と暮らした鶴翔閣から離れ、亡くなるまでのおよそ20年を夫人と過ごした住まい。自らの着想で同郷の大工山田源市に建てさせたもので、臨春閣と呼応するようL字型の間取りで中庭を作り、内苑の古建築と総合的に計画されています。吟味された材料と伝統工法に基づいた数寄屋風のつくりは、鶴翔閣と同じく和風のライフスタイルを貫いた原三溪の木造建築への深い理解が読み取れますが、椅子・テーブル席となる談話室や屋根の構造など、近代的要素を和風建築へ導入する試みもみられます。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2019年11月03日
最終更新 2019年11月03日

20 Comments

There are no comments yet.

MT  

おはようございます

本格的な秋の彩りはやはり12月になるのでしょうか。それにしても埋立地との境目にこのような素晴らしい庭園空間があるとはなかなか想像ができません。昔は海にも面してして今に増して風光明媚だったのでしょうかね。そういえば江戸時代に、神田にあった山を崩して埋め立てしたとかという話を聞いたような気もします。

2019/11/03 (Sun) 05:47

ヒデの気まぐれ撮影日記  

旧原家の住まいを気持ちよく
拝見させていただきました。
昔の造りは風情があり見ていても
飽きないですね。
僕もゆっくり拝観できる時間が欲しいなと
つくづく思いますね。

2019/11/03 (Sun) 06:19

hg  

お早うございます。何時もコメント頂いて有難うございます。

年に2回位は訪ねていますが、もう慣れっ子になっていい加減な気持ちで見学していて
今更ながらの事細かな説明にただただ頭が下がる思いで恥ずかしくなりました。
これからは心を入れ替えてじっくり味わいたいとお思います。

2019/11/03 (Sun) 08:18

K.R.M  

こんにちは。
横浜の大都会で茅葺屋根の建物を見ることができるのですね。
今度上京した際に、横浜まで足を伸ばしたいと思います。

2019/11/03 (Sun) 11:33

つぅたろう  

1枚目と3枚目の写真で池と三重塔、そして広く開いた空の風景写真は開放感があって、自分好みです。
後の木々はこれから紅葉になっていくのでしょう。

2019/11/03 (Sun) 12:23

x都人x  

三渓園って素敵な所ですね~
中でも三重塔と和船の風景が
素敵ですね^^

秋にはどのようになるのか想像してます!

2019/11/03 (Sun) 15:55

りおん  

三渓園、行ったことがありますが
こんなに詳細に記事にしていただくと
知らなかったことがたくさん出てきました^^;
たくさん歩いた記憶があるのですが、やはり広いですね~!!
紅葉の記事はまた、見事でしょうね!!

2019/11/03 (Sun) 19:41

鏡花水月  

AzTak様、こんばんは!
三重塔を山の上に配したのは本当にステキですね。
ランドマークだけでなく、今どのあたりに居るのかも塔を目印に見当をつけたりできますし。
スマホだと池と一緒に入れるといいのですが、アップにすると画質がかなり荒れてしまいます。

三渓園には4回行っていると思うのですが、鶴翔閣に入れたことはまだありません。
招待客のみのセールをしていたこともあって、ここで売りたいものって着物だろうか…古美術品だろうか…と考えてしまいました。

続きも楽しみにしています。
ここで鳥さんに会えたらいいですね。

2019/11/03 (Sun) 20:50

ichan  

こんばんは

三渓園の四季の彩、綺麗でしょうね。

2019/11/03 (Sun) 21:32
AzTak

AzTak  

Re: おはようございます

MTさん、こんばんは。

> 本格的な秋の彩りはやはり12月になるのでしょうか。それにしても埋立地との境目にこのような素晴らしい庭園空間があるとはなかなか想像ができません。昔は海にも面してして今に増して風光明媚だったのでしょうかね。そういえば江戸時代に、神田にあった山を崩して埋め立てしたとかという話を聞いたような気もします。

割と近くにドルフィンという小洒落た飲食店があります。ユーミンの曲『海を見ていた午後』に出てくる店です。近くの工場が私の初任地でしたが、曲が造られた頃、お役所に行く道すがら、サボって何度も行っていたりしました。
流石に三渓園には入り浸る口実がありませんでした。

2019/11/03 (Sun) 23:11
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

ヒデの気まぐれ撮影日記さん、こんばんは。

> 旧原家の住まいを気持ちよく
> 拝見させていただきました。

本当は家屋内部も紹介したいところですが、いつ行っても借りている団体がいらっしゃるようで、私自身も見たことがありません。

> 昔の造りは風情があり見ていても
> 飽きないですね。
> 僕もゆっくり拝観できる時間が欲しいなと
> つくづく思いますね。

鶴翔閣(旧原家住宅)は、気難しい客人が何人来ようとも一向に困らない広壮なお屋敷だったようです。外からは建物のごく一部しか見えません。せめて外観すべてが見られるとありがたいのですが、…。

2019/11/03 (Sun) 23:18
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> お早うございます。何時もコメント頂いて有難うございます。

hgさん、こんばんは。

> 年に2回位は訪ねていますが、もう慣れっ子になっていい加減な気持ちで見学していて
> 今更ながらの事細かな説明にただただ頭が下がる思いで恥ずかしくなりました。
> これからは心を入れ替えてじっくり味わいたいとお思います。

年2回は行きますか。良いですねえ。私もその気がないではないのですが、生来の出不精が災いして、殆ど行くことができていません。
こちらも何も書かずに『写真だけ見ろ』と言えるほど写真がうまくなく、どうしても言葉でごまかしてしまおうとするところがあります。困った性癖です。

2019/11/03 (Sun) 23:23
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは。

K.R.Mさん、こんばんは。

> 横浜の大都会で茅葺屋根の建物を見ることができるのですね。
> 今度上京した際に、横浜まで足を伸ばしたいと思います。

茅葺屋根のほか、檜皮葺、こけら葺きなどの建物はいくつもあります。国指定の重要文化財だけでも、臨春閣、月華殿、天授院、聴秋閣、春草廬、旧東慶寺仏殿、旧矢箆原家住宅です。瓦葺きは、旧天瑞寺寿塔覆堂、旧燈明寺三重塔、旧燈明寺本堂です。
すごいですよ。

2019/11/03 (Sun) 23:34
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

つぅたろうさん、こんばんは。

> 1枚目と3枚目の写真で池と三重塔、そして広く開いた空の風景写真は開放感があって、自分好みです。

気に入ってくれたものがありましたか。良かったですね。

> 後の木々はこれから紅葉になっていくのでしょう。

ここはもう殆ど三浦半島と言っても構わないくらいの一にあります。本当に温かいところで、うっかりすると年内に紅葉が始まらなかったりしそうなくらいです。普通の年は12月に入ってからだと思います。

2019/11/03 (Sun) 23:38
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

x都人xさん、こんばんは。

> 三渓園って素敵な所ですね~
> 中でも三重塔と和船の風景が
> 素敵ですね^^

朴念仁の私でさえ、リピートするくらいです。普通以上の完成の人は例外なく魅了されるのではないかと思います。

> 秋にはどのようになるのか想像してます!

今が秋の終わり頃ですが、今年は秋のうちには紅葉が始まらなさそうに思います。師走に入ってからだと思います。

2019/11/03 (Sun) 23:41
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

りおんさん、こんばんは。

> 三渓園、行ったことがありますが
> こんなに詳細に記事にしていただくと
> 知らなかったことがたくさん出てきました^^;

(ΦωΦ)フフフ…、知らないところが発見できるのも、これまた楽しいかも知れません。

> たくさん歩いた記憶があるのですが、やはり広いですね~!!

そうですねえ。膝が痛いくせに、私も見たくて、アップダウンのきつい山道を歩いてしまいます。

> 紅葉の記事はまた、見事でしょうね!!

紅葉の時期は、近くの九品仏浄真寺に行き、余力があれば、鎌倉の長寿院に行きたいと思っています。そういうエヴァ、紅葉の時期の三渓園に入ったことがありません。どんなふうでしょうかねえ。

2019/11/03 (Sun) 23:47
AzTak

AzTak  

Re: こんばんは

ichanさん、こんばんは。

> 三渓園の四季の彩、綺麗でしょうね。

四季それぞれに趣があることなんでしょうね。特に春が臥竜梅にメジロが絡む風情が何とも言えず良さそうです。これからは紅葉が絡み、厳寒期には、雪が絡むかも知れませんね。
近ければ皆勤賞を狙いたいところです。

2019/11/03 (Sun) 23:57
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> AzTak様、こんばんは!

鏡花水月さん、こんばんは。

> 三重塔を山の上に配したのは本当にステキですね。
> ランドマークだけでなく、今どのあたりに居るのかも塔を目印に見当をつけたりできますし。

いいとはおもいます。が、あの山の上まで細い山道を解体した木材を担いで上がり、足場を築いて、組み立てたのでしょうね。そんな大型の重機がなかった時代、途方も無い難工事だったのではないかと思います。桁外れの大金持ちの途方も無い道楽だったんだと思います。

> スマホだと池と一緒に入れるといいのですが、アップにすると画質がかなり荒れてしまいます。

まあ、そうかも知れませんね。第1回のときに短いレンズでカワセミを撮ったようなものでしょうか。ジャスピンだったらいざしらず、甘いと、拡大するたびに画像が荒れてしまいますよね。

> 三渓園には4回行っていると思うのですが、鶴翔閣に入れたことはまだありません。

本当は広角レンズでなく、魚眼レンズで撮りたいところですが、先立つものがなく、実現していません。

> 招待客のみのセールをしていたこともあって、ここで売りたいものって着物だろうか…古美術品だろうか…と考えてしまいました。

何だったのでしょうかね。私には縁がないものだと思います。

> 続きも楽しみにしています。
> ここで鳥さんに会えたらいいですね。

とりさんは、今回は、カワセミとシジュウカラだけでしたが、色々遭遇しているんです。アオジだったり、メジロだったり。

2019/11/04 (Mon) 00:08

nagomi(yosaku03)  

今晩は!

三渓園ですね、良いところですよね。
のんびりと散策しながら写真を撮ってみたい所です。
写真を見ると余計羨ましくなってしまいますよ。

2019/11/04 (Mon) 20:42
AzTak

AzTak  

Re: 今晩は!

nagomi(yosaku03) さん、こんばんは。

> 三渓園ですね、良いところですよね。
> のんびりと散策しながら写真を撮ってみたい所です。
> 写真を見ると余計羨ましくなってしまいますよ。

国の重要文化財建造物が、10件12棟もある凄いところです。被写体が立派すぎて、下手くそには撮れないぞと、かなりのプレッシャがかかります。これから谷戸を上ったり下りたりが始まります。

2019/11/04 (Mon) 22:56

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