新しく導入したフルサイズ中級機と広角~中望遠ズームレンズとでの試写(2)
今回は会議場所のすぐ近くにある星薬科大学で試写をしてみた。星薬科大学はSF作家の星新一氏の父親で実業家だった星一氏が創立した薬科大学。星一氏は、在米時代に郷里の後輩だった野口英世氏の尻拭いなどをしたりもした。その辺の事情は『明治・父・アメリカ』に記されているとおりだ。
今回はアール・デコ様式の建物であるアントニン・レーモンド氏設計の星薬科大学本館と薬草園とを撮ってみた。エリスマン邸などを設計したあのアントニン・レーモンド氏だ。
正面には本館が
チラとだけ見ておこう。詳細は後ほどじっくり見ていただく。





薬草園(1)
右に折れて、薬草園に進む。名称表示が為されていたが、それがどれを指しているのかがわからないものがたくさんあった。私は、植物そのものに疎いので、自信のないものの名称表示は無理には行わないことにする。
ニッコウキスゲがお出迎え。これだけは私でもわかる。


これが杜仲。樹皮の部分を使うのか。強壮・利尿・鎮痛に効果か。葉っぱも杜仲茶として通用しているはずだ。

ヤマモモらしい。色々書いてあったが、理解不能。

カラタチ。大きくしてみるとわかるのだが、背景が邪魔でわかりにくいかなあ。

サンザシ。果実が健胃整腸に使われるのか。ソイジョイで練り込んであるのを食べている。果実酒にしたらイケそうな気がするが、手に入るのかなあ。


ナツメ。果実が使われるのか。

ハナトリカブトだそうだ。もちろん有毒だが、どれくらいの毒性があるのだろうか。少量ならば、薬になるようだ。

ニチニチソウは、キョウチクトウ科なのか、毒草だが、薬草でもあるんだ。抗菌・抗炎症・血圧降下・抗癌ねえ。う~~ん、抗癌は魅力ある響きだが、素人には無理そうだ。

アマチャか。どのくらいの甘みがあるのだろう?

キリがないので、少し省略
ウコン。地下茎を利胆、健胃、止血に使ったり、カレーの原料にしたりする。肝臓の調子が良くなかったとき、いっぱいいただいたが、まずくて、…。

キョウオウ。ハルウコンらしい。私にはウコンと区別がつかない。

エビスグサ。種子がケツメイシ。あのグループ名はここからつけたらしい。下剤などに使用されている薬草が「決明子(けつめいし)」で、その効用になぞらえて「全てを出し尽くす」という意味が込められているとか。う~~ん。彼らの内の何人かは、東京薬科大学出身者か。
