江戸東京たてもの園(1) - 江戸東京たてもの園_2012_December
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江戸東京たてもの園(1)

高橋是清邸(C3)

びっくりするほど大きな家でも小さな家でもない。時の総理大臣にもなった人物だが、大蔵大臣としての活躍のほうが人々の記憶に残る。そして、二・二六事件において、赤坂の自宅二階で青年将校らに暗殺されるという非業の最期を遂げた。
高橋是清は赤坂御所に対面する青山通り沿いに、敷地約2千坪の広大な屋敷を構えていた。邸宅跡は現在、高橋是清翁記念公園として整備されており、建物の一部は江戸東京たてもの園に移築されて公開されている。その建物が一連の写真のもの。
赤坂にあった高橋邸には、母家に繋がる建物が存在したそうだ。それを西川家別邸に見立てて復元してあるとのこと。

明治から昭和のはじめにかけて日本の政治を担った高橋是清の住まいの主屋部分です。
総栂普請(そうつがぶしん)で、洋間の床は寄木張りになっています。2階は是清の書斎や寝室として使われ、1936年(昭和11)の2・26事件の現場になりました。
[港区赤坂七丁目/1902年(明治35)]


高橋是清邸
高橋是清邸_1
高橋是清邸_2
高橋是清邸_3
二・二六事件で是清が暗殺された2階寝室
是清が暗殺された2階寝室_1
是清が暗殺された2階寝室_2
一行書『不忘無』
少年ながら渡米した後、現地で騙されて奴隷として売り飛ばされた是清。何もない、無から出発した是清が、政界の実力者となっても自分の原点を忘れないよう、『無を忘れず』という一行書を認め、自らを戒めていたようだ。
一行書『不忘無』
在りし日の是清
在りし日の是清

高橋是清(たかはしこれきよ、1854年9月19日〈嘉永7年閏7月27日〉-1936年〈昭和11年〉2月26日)は、日本の武士、官僚、政治家。立憲政友会第4代総裁。第20代内閣総理大臣(在任:1921年〈大正10年〉11月13日-1922年〈大正11年〉6月12日)。栄典は大勲位子爵。幼名は和喜次(わきじ)。内閣総理大臣としてよりも大蔵大臣としての評価の方が高い。

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AzTak
Posted by AzTak
投稿 2012年12月17日
最終更新 -0001年11月30日

12 Comments

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makira  

おはようございます!

AzTakさん、おはようございます!
高橋是清は総裁や総理大臣よりも大蔵大臣としての方が
有名だと思います。
江戸東京たてもの園はこのような高名な方々の
邸宅を再現展示してある所なんでしょうか?

2012/12/17 (Mon) 05:15

AzTak  

Re: おはようございます!

makiraさん、お早うございます。

> 高橋是清は総裁や総理大臣よりも大蔵大臣としての方が
> 有名だと思います。

こんな時期ですから、経済の勇敢な舵取りが必要ですよね。あまりに日銀も、民主党政権も何もしなさすぎた。高橋是清の破天荒なくらいのやり方は、凄いなと思います。

> 江戸東京たてもの園はこのような高名な方々の
> 邸宅を再現展示してある所なんでしょうか?

高名な方のものも他に幾つかありますが、商家のあとや農家のあとまで、実に様々です。看板建築や茅葺きの家などもあります。ごく庶民的という感じの家と言うよりは、保存する価値のある多少裕福な家が多い印象です。

2012/12/17 (Mon) 06:35

jsk  

高橋是清邸、とても趣のある家屋ですね、特に3枚めの写真いいですね。
日露戦争における戦費調達の立役者も、二・二六事件は気の毒でした。
二・二六事件の部屋が現存しているんですね。

>現地で騙されて奴隷として売り飛ばされた是清
高橋是清が、米国で奴隷にされていたことは知りませんでした
よく日本にかえってこらたものと感心します。

このエリアには多くの建物が保存されているようで、
機会があれば見てみたいです。

2012/12/17 (Mon) 08:54

maverick07  

2.26事件ですか。。社会で勉強したことを思い出しました。
素晴らしい佇まいの建物ですね~ 風上があります!
不思議とこの建物を見ていると、時間が止まっているかのような錯覚になりますね(^o^)/

2012/12/17 (Mon) 11:18

kozoh55  

普通の民家と言ってしまえば

その通りなんでしょうね。
お晩です、AzTakさん。
改めて、この建物の魅力に出会うことが出来ました。
三井八郎右衛門の屋敷を見に行った後に
ここに来たため、「絢爛豪華」さのないこのお屋敷を
不思議な感傷を覚えながら一部屋一部屋歩きました。
不思議だったのは、廊下の一角が太めの角材を
使っている事でした。
あれは何のためにあるのだろう、今も
答えは見つかっていません。
今度の楽しみにいたしますね。
何しろ、、まだ、1/3位しか見てないものですから。

ところで、「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」
漫画の1巻を買いました。
うーん、不思議ですから、これから2巻が楽しみです。
お勧め頂いてありがとうございます。

2012/12/17 (Mon) 22:52

AzTak  

Re: タイトルなし

jskさん、こんばんは。

> 高橋是清邸、とても趣のある家屋ですね、特に3枚めの写真いいですね。
> 日露戦争における戦費調達の立役者も、二・二六事件は気の毒でした。
> 二・二六事件の部屋が現存しているんですね。

敷地はえらく広大だったようですが、お屋敷はそれほどでもなかったようですね。でも、なかなか風情のあるお屋敷だなと思いました。本当に気の毒な最後でしたね。

> >現地で騙されて奴隷として売り飛ばされた是清
> 高橋是清が、米国で奴隷にされていたことは知りませんでした
> よく日本にかえってこらたものと感心します。

やはり並の人材ではなかったのでしょう。『不忘無』という座右の銘は凄いものですね。

> このエリアには多くの建物が保存されているようで、
> 機会があれば見てみたいです。

私よりもずっとお近くですから、是非見に行って来られたらと思います。平日がゆっくり見られて良いとのことですよ。

2012/12/18 (Tue) 18:56

AzTak  

Re: タイトルなし

maverick07さん、こんばんは。

> 2.26事件ですか。。社会で勉強したことを思い出しました。

勉強しましたか。私は、中学校時代は社会化と教師が大嫌いで全く聞いていなかったし、高校時代も全くヤル気のない教師と生徒の集団で授業が進まず、結果的に2・26事件は授業では聞いたことがありませんでした。
知らないというわけではなかったのですが。

> 素晴らしい佇まいの建物ですね~ 風上があります!
> 不思議とこの建物を見ていると、時間が止まっているかのような錯覚になりますね(^o^)/

そうですね。優しい顔のおじいちゃんに見えました。何でこんな優しい顔のおじいちゃんが殺害されてしまったのか、非常に残念に思いました。

2012/12/18 (Tue) 19:17

AzTak  

Re: 普通の民家と言ってしまえば

> その通りなんでしょうね。
> お晩です、AzTakさん。

kozoh55さん、お晩です。

> 改めて、この建物の魅力に出会うことが出来ました。
> 三井八郎右衛門の屋敷を見に行った後に
> ここに来たため、「絢爛豪華」さのないこのお屋敷を
> 不思議な感傷を覚えながら一部屋一部屋歩きました。

三井本家のお屋敷は戦後ごく小さく作り直したようですが、小さいなりに非常に豪華ですよね。
いっぽう、高橋是清の家屋(わざとこういう言い方をしました)は、ごく普通の家です。ただ、しっかり作ってある感じはしましたが。彼の性格なんでしょうね。『不忘無』の発露なんでしょう。

> 不思議だったのは、廊下の一角が太めの角材を
> 使っている事でした。
> あれは何のためにあるのだろう、今も
> 答えは見つかっていません。
> 今度の楽しみにいたしますね。

あれは私も奇異に思いました。気になったのですが、UP時点までに関連する記述を見つけられませんでした。

> 何しろ、、まだ、1/3位しか見てないものですから。
>
> ところで、「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」
> 漫画の1巻を買いました。
> うーん、不思議ですから、これから2巻が楽しみです。
> お勧め頂いてありがとうございます。

コミックを手に取るとはお若いですね。最後にたっぷり泣かされますから、ハンカチの用意をしておいてくださいね。来年、劇場版公開のようですよ。見に行こうと思います。

2012/12/18 (Tue) 19:26

きみひと@  

こんばんは~
高橋是清って、日本で初めてデフレ脱却に成功した人なんですよね。
まさかこの方のお家が残っているとは知りませんでした。
近年、再び注目されつつある人だと思います。

最後の高橋是清氏のお写真、とてもいいお顔をされてますね・・・。

2012/12/18 (Tue) 21:13

ゆるポタ  

http://yurupota.blog66.fc2.com/

こうゆう一般開放してる旧家は、私も興味あります。
障子や窓から差し込む光が、ちょっと違うんですよね。
有料のところがほとんどですが、維持するために貢献出来るなら
払ってもいいと思います(^^ゞ

2012/12/18 (Tue) 21:25

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは~

きみひと@さん、こんばんは。

> 高橋是清って、日本で初めてデフレ脱却に成功した人なんですよね。
> まさかこの方のお家が残っているとは知りませんでした。
> 近年、再び注目されつつある人だと思います。

そうですね。高橋是清の時代は、まだまだ発展途上国の時代で、ある程度やりたい放題だったのかも知れません。まあ、そういう事情があったにしても、よくやったものです。
世界の一流国でデフレに苦しんでいる国は日本だけだと言われています。今度ばかりは、日銀も『安倍って男は何もわかっていない大馬鹿野郎だ。ちっちっちっ』って訳には行かなくなると思います。危ない橋は渡らないために、どんどん景気が交代する一方ではどうしようもありません。その尻馬に乗った民主党も同罪でしょう。

> 最後の高橋是清氏のお写真、とてもいいお顔をされてますね・・・。

そう思いました。同時代に生きていらっしゃったなら、是非とも写真を撮らせていただきたいような味のある顔でした。

2012/12/18 (Tue) 22:43

AzTak  

Re: http://yurupota.blog66.fc2.com/

ゆるポタさん、こんばんは。

> こうゆう一般開放してる旧家は、私も興味あります。
> 障子や窓から差し込む光が、ちょっと違うんですよね。

高橋是清宅のガラスは、今のガラスと違って均質なガラスではありません。そのため、ガラス越しに庭を見ると多少歪んで見えるようです。でも、如何にも手作りという感じで、嫌な感じはしませんでした。

今回完全制覇しました。全く暇な親父です。ということで、記事がうまくまとまれば、全部紹介したいと思っています。商家から農家、居酒屋、モダンな家、豪華な家まで多岐にわたっています。

> 有料のところがほとんどですが、維持するために貢献出来るなら
> 払ってもいいと思います(^^ゞ

ここは、ひとつ見ても全部見ても同じで、できるものなら全部見たほうが良いと思います。ここと新宿御苑とは言われなくともお金を払いたくなるようなところでした。

茅葺屋根の農家担当のボランティア説明員は、予算がなくて、思うように茅葺屋根の葺き替えを行うことが出来ないと嘆いていました。都の予算支出に頼るばかりでもいけないのかなと思いました。

2012/12/18 (Tue) 23:01

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