全国高校サッカー選手権準々決勝@等々力(4)
矢板中央のアドバイザーには、あの帝京高校の名監督だった古沼貞雄さんが居るのか。どおりで締まった良いチームになっていたわけだ。対する青森山田は、日本代表の中心選手の柴崎岳を生んだ名門校だ。ガップル四つに組んだ感じだなあ。
追加点は青森山田に
1-1のイーブンで折り返した両チーム。次の得点をとった方が俄然有利になるだろう。前半終了間際の同点ゴールで精神的に落ち着いた青森山田が勢いを得て、優勢に攻めた。それでも、なかなか得点につながらない。ジリジリする展開が続いた後半26分、均衡が崩れた。



またも背番号4二階堂君が決めた。中速連写にしていたので、決定的瞬間が漏れてしまった。二階堂君は、この日2得点。FW顔負けの活躍だった。このシーンは、ボールが二階堂君の方に飛んでくるところ。トラップ&シュートに行こうとする直前のタイミング。

中速連写で6ショット/秒にしていたと思う。逆算すると、0.17秒の間にトラップして、シュートを放ったんだ。あまりの素早さに、DFの背番号5も追いつけなかった。二階堂君は、左端の白いユニフォーム(だと思う)。




場内ビデオ画面。右足でトラップして、すぐさま左足で蹴り込んだようだ。






1点を追う矢板中央の猛攻
残り約15分、矢板中央の猛攻が続いた。鬼気迫るプレーぶりだった。青森山田の関係者は肝を冷やした時間帯だったことだろう。しかし同点には至らずそのまま試合終了。取り上げたのはホイッスルが吹かれる直前のプレー。





GKも最前線に出ての必死の全員攻撃。猛攻は実を結ばず、矢板中央は涙をのんだ。






非情のホイッスルが吹かれた。試合終了だ。





試合終了
激しい攻防が終わった。涙が止まらない矢板中央。あと一歩だったのに無念だったことだろう。




敗戦を喫したのに、青森山田の応援席に向かい挨拶する矢板中央イレブン。潔いことだ。

勝利監督インタビュー
おとなしいけれどもしっかりした監督のようだ。矢板中央の監督とは好対照。自分も選手だったら、この監督のもとでやってみたいと思うような人だった。

殊勲選手インタビュー
この日2得点を上げた二階堂君
