富士山5合目に再び行ってきた(4)
バードガイドの中野さんが『コガラがいるよ』って教えてくれた。私には、恥ずかしながら、コガラもヒガラも区別がつかない。シジュウカラに似たものがヒガラだと夏に来て初めて知ったくらいだから。今回UPするに際して調べて、シジュウカラとヒガラとの見分けの方が、より難しいと分かった次第だ。
樹上に居たぞ
食べてばかりで、枝被りになるし、曇り空が背景でもあるしで、主題であるコガラがかなり見えにくい。それにしても、袖すりあうも他生の縁。少しくらいはこちらにポーズをとって欲しかったなあ。
とにかくよく食べる。松ぼっくりの実をほじくって食べているようだ。

司教様が被っているズケットのような頭部のデザインだ

実を咥えている。どこか別なところで糞をすると、そこに新しい命ができるのかな?






そのまま愛想を見せずに飛んで行ってしまった。そりゃ、無いぜ。

水場での様子
距離が近く、障害物もなかった。よく撮れるのが当たり前のはず。だが、…。建物の陰になってちょっと暗かった。その分、はっきり撮れなかった。
少しだけトリミングしてみた
どんな鳥さんなのか確認したかった。やはりシジュウカラの仲間だなあ。



趾は枝に絡ませるためにかなり長いんだ。この角度で見ると、かわいいなあ。

トリミングしないとこんなふう



2ショット
奥がコガラで手前がヒガラだ


以下は、http://takibi-club.a.la9.jp/bird2/kara-2.htmlの解説を引用させていただいた。
小雀(シジュウカラ科)
スズメよりやや小さめの鳥で、普段は山地の林に住む。黒い帽子と顎鬚(あごひげ)が特徴で、ヒガラやシジュウカラに比べるとデザインがシンプル。
日雀(シジュウカラ科)
低山帯から亜高山帯の林に棲む。真冬には平野部の林で見ることもある。
シジュウカラを縮小したような鳥で、コガラよりも小柄。寝ぐせと間違えられそうな短い冠羽がある。
シジュウカラとよく似たデザインだが胸から腹にかけての黒い縦線はない。また大雨覆と中雨覆の先端が白いので、白い二本線になって見える(シジュウカラは大雨覆の先端だけが白い)。