お会式を見に行った(1)
お会式は一連の行事が、10月11日~13日に行われる。もっとも有名なのが、万灯練供養で、日蓮上人入滅のお逮夜とされる10月12日の夜に行われる。今年も最初の1.5時間ほどだけだが見に行ってきた。
トップバッターは妙泉寺
年々開始時間が早くなる傾向があるようだ。17:15頃にここに着いたが、もう始まっていた。その名もずばり『萬燈講』。出足の速さに少々驚いた。

2番目は、申し訳ないがどこの寺の講か不明

その次は、千葉の安房のあたりのお寺さんの合同の講のようだ
鯛が目印だ。日蓮上人の生まれ故郷なんだな。尾頭付きの鯛の張りぼてだけでは寂しいかなあ。


4番目は立源寺
我が目黒区中根2丁目のお寺さんだ。かなりの古刹で、池上まで徒歩でも1時間弱の土地だというのに、参加者が少なく寂しい限り。それでも、今年はなんとか見落とさずに済んだ。

纏はどこにも負けない立派さなんだけど













5番目は常圓寺
我が家からは立源寺と同じくらいの距離にある。これまた、名刹なのだが、立源寺と同様に寂しい限り。とはいえ、鳴り物の参加者は、立源寺よりもはるかに多い。




纏に書かれた字は『衾』という字。今の東が丘から八雲、柿の木坂、中ね。平町、緑が丘、自由が丘、大岡山は、その昔は衾村だった。『同衾』のあの文字だ。








6番目は妙弘寺かな?
今までのやや元気不足の講と違って勢いがある。お会式はこうでなくっちゃ。







このようにして、最初は粛々と、途中から激しく、万灯練供養が始まった。『東予』と書かれた衣装を身にまとった集団がいた。はるばる愛媛から駆け付けたのだろうか?その熱心さには頭が下がる思いがした。