ヴェルニー公園~観音埼灯台~走水神社(3)
観音崎には何度かきたことがあるが、恥ずかしながら灯台にのぼったことはなかった。前から一度は行かなければと思っていたし、天気も良かったので、思い切って行ってみることにした。
岬の名前は『観音崎』で、灯台の名前は『観音埼』のようだ。三浦半島東端に位置する。海上交通を管理制御する最重要拠点であり、神奈川県立観音崎公園に指定されている景勝地でもある。
海上保安庁東京湾海上交通センター
観音崎行きのバス終点から見える大きな構築物。観音埼灯台だと誤認する向きも少なくなかろうが、海上保安庁の東京湾海上交通センターだ。今回は高所恐怖症を何とか封じ込めて観音埼灯台にはのぼったが、こちらのセンターへは足を伸ばさなかった。灯台から更に310mほど歩いて行ったところにある。山道を登り降りするのは、正直に言って非常にきつい。ということで、崖下からと灯台から見た写真のみ。





前述のとおり、灯台から更に310m歩いて行かなければならない


横須賀美術館前から

浦賀水道航路及び中ノ瀬航路へ入航する巨大船等から入航前に航路入航予定日時、その変更があればその変更日時等の通報(航路通報)を受理し、航路入航時刻の決定及びその指示を行います。
また、東京湾に設置されている4つのレーダ(観音埼、本牧、海ほたる、浦安局)及び各々の船舶からの位置の通報(位置通報)により航路内の船舶の動静を把握し、航法是正及び船舶衝突等の危険が予想される場合の注意喚起、視界不良時における航行制限など航路航行中の船舶に対して航行安全のための適切な指示、助言を行っています。
観音埼灯台
観音埼灯台は、神奈川県横須賀市、三浦半島東端の観音崎に立つ日本で最初の洋式灯台。白色八角形の中型灯台で、日本の灯台50選に選ばれている。





灯ろう…電球やレンズを風雨から守る部分

信号吹鳴器

句碑『霧いかに深くとも嵐強くとも 虚子』

東京湾、浦賀水道を照らし、東京湾海上交通センターとあわせ海上交通が輻輳する浦賀水道航路の安全に寄与している。また日本初の洋式灯台であり、この灯台の着工日を記念して11月1日が灯台記念日に指定された。初代の設計はレオンス・ヴェルニー等が担当したが、大正時代の地震により2度再建され、現在の灯台は3代目にあたる。周辺は県立観音崎公園となっており、自然環境が保護されている。
灯台からの眺め





灯台に至る道
最初は東京湾海上交通センターの方が見えている





此処から先は急勾配になる







その帰り道



