神戸&第100回記念大会第8日(8月12日)観戦の旅(2)
神戸市立博物館
改装工事中で休館だった。もとは横浜正金銀行神戸支店として建てられたビルだったのか。後身の東京銀行神戸支店が継続使用していたが、換地で神戸市の所有となったようだ。神戸市立考古館を経て、その神戸市立考古館と神戸市立南蛮美術館とが統合し、1982年(昭和57年)に神戸市立博物館へと姿を変えたんだ。
南蛮美術館所蔵だったフランシスコ・ザビエル像は、現在はこちらにあるのか。見てみたいものだが、もうしばらく先まで工事が続くようだ。





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1935年(昭和10年)に竣工した新古典主義様式の建物は、旧三菱銀行本店や丸ビル旧館などを手がけた建築家・桜井小太郎最後の作品で、横浜正金銀行神戸支店として建設され、戦後は後身の東京銀行神戸支店として使用されたものである。同行神戸支店の旧警察署跡地への移転に伴い神戸市の所有となった。神戸市立考古館から神戸市立博物館へ転用するにあたって1982年(昭和57年)に大規模な増改築が行われたが、国の登録有形文化財として登録されている。
日没から22時までライトアップされる。
チャータードビル
右側の少し背の低いビル。英国銀行『チャータード銀行』の神戸支店だったのか。チャータード銀行(現スタンダードチャータード銀行)は、1853(嘉永6)年設立で、日本では明治期より横浜と神戸に支店を出していたそうだ。建ててすぐに、日本が戦争を始めた。この建物も、建て主には気の毒な運命をたどってしまったようだ。


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チャータードビルは、兵庫県神戸市中央区海岸通にある歴史的建造物。
ジェイ・ヒル・モーガンの設計で、チャータード銀行(Chartered Bank)神戸支店として1938年に竣工した。今日の神戸旧居留地海岸通を代表する近代建築の一つになっている。
正面外壁にはイオニア式列柱が配されている。内部は、装飾が施された折れ天井に、全面に大理石貼りがなされた広大な吹き抜け空間が配されているなど、英国の銀行らしい豪壮な造作になっている。
かつて、銀行1階ロビーであった場所には、ZOY(ゴルフウエア)、E.H BANK(カフェレストラン)、2・3階にはネオクラシックなザ・チャータード スクエア(フレンチレストラン)が営業しており、2012年からはNPO法人芸法が運営するGaleries & cafe 1もオープンした。南西と南東の角にはレトロな木製の回転ドアが当時のまま残っているが、近年になって針式インジケータに手動蛇腹扉のエレベータや、波打つ窓ガラスなどが失われてしまった。
日没から22時までライトアップされる。
日銀
日本銀行の神戸支店か。何の変哲もない地味なビルだ。各地に残るレンガ造りの建物とは一線を画すようだ。


EDDIE BAUER
エディー・バウアー(Eddie Bauer)は、アメリカのファッションブランドだそうだ。ちょっと粋な感じに見えた。

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神戸港
流石は神戸。お洒落だなあ。暑くなければずっと見ていたいところだが、…。



海軍操練所跡
幕末に大慌てで作られた施設がここにあったのか。江戸も遠くなりにけりだなあ。


神戸海軍操練所は、江戸時代の元治元年(1864年)5月に、江戸幕府軍艦奉行の勝海舟の建言により幕府が神戸に設置した海軍士官養成機関、海軍工廠である。現在の神戸市中央区新港町周辺にあった。京橋筋南詰には神戸海軍操練所跡碑がある。
18時くらいまでぶらつくといって出たのに、15時にはホテルに戻ってしまった。翌日の甲子園球場での観戦に備えるべく、体力温存をはかったということにしておこう。