京都と大阪とへの小旅行(7) - 京都と大阪とへの小旅行_2018_Jul
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京都と大阪とへの小旅行(7)

祇園祭・前祭(7)

今回は全体の13~15番目を取り上げる。うまい具合に鉾・山・笠鉾の3区分がそれぞれ登場してくる。見比べるのにちょうど良い組み合わせだ。枚数がかなり多くなるが、ご容赦いただきたい。

月鉾(つきほこ)
全体の13番目は鉾二番で、菊水鉾・鶏鉾・月鉾のいずれかだが、今年は月鉾だった。古い鉾頭と天王の持つ櫂とには、「元亀4年(1573)6月吉日大錺屋勘右衛門」の刻銘があるとか。古くから、連綿と続く鉾だとわかる。
こうやって見ると、見えるのは鉾ばかりのような感じ。大きいんだなあ。
月鉾(つきほこ)_1
月鉾(つきほこ)_2
鉾頭に新月型(みかづき)をつけている。キラキラ輝きが強いと思ったら、昭和56年から田辺勇蔵氏寄進の18金製の鉾頭にかえているそうだ。
月鉾(つきほこ)_3
月鉾(つきほこ)_4
月鉾(つきほこ)_5
月鉾(つきほこ)_6
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月鉾(つきほこ)_10
かなり近づいてきた。大きさが実感できる。
月鉾(つきほこ)_11
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月鉾(つきほこ)_19
端正な顔立ちのお人形さんだった。水引幕もすごいものだなあ。
月鉾(つきほこ)_20
月鉾(つきほこ)_21
月鉾(つきほこ)_22
くじ改めで相当待たされたようだった。漸く巡行再開だ。
月鉾(つきほこ)_23
月鉾(つきほこ)_24
月鉾(つきほこ)_25
月鉾(つきほこ)_26
鉾頭に新月型(みかづき)をつけているので、この名で呼ばれる。
真木のなかほどの「天王座」には月読尊を祀る。古い鉾頭と天王の持つ櫂には「元亀4年(1573)6月吉日大錺屋勘右衛門」の刻銘がある。また正徳4年(1714)の鉾頭もあるが昭和56年から田辺勇蔵氏寄進の18金製の鉾頭にかえている。屋根裏の金地彩色草花図は天明4年(1784)円山応挙(1733~95)の筆。天井の金地著彩源氏五十四帖扇面散図は天保6年(1835)に町内の住人岩城九右衛門の筆。破風蟇股の彫刻は左甚五郎の作と伝えられる立派なものである。軒桁貝尽しの錺金具は松村景文(1779~1843)の下絵、四本柱の錺金具、破風飾の金具などはいずれも華麗なもので山鉾のなかでも最高のものである。天水引の霊獣図刺繍は天保6年(1835)円山応震の下絵である。前懸、後懸は華麗なインド絨毯、胴懸はインドやトルコの絨毯を用いており、北面の「中東蓮花葉文様」は平成22年(2010)に、南面の「幾何菱文様」は平成23年(2011)に復元新調された。近年下水引は皆川月華作の花鳥図に、見送も同作の湖畔黎明図にかえている。また、平成12年(2000)には前懸のインド絨毯も復元された。


山伏山(やまぶしやま)
全体の14番目の山九番で、今年は山伏山だった。何をテーマにした山か誰でもわかることだろう。然らば、何故、山伏が登場するのか?八坂の法観寺の塔が傾いたとき、法力によってそれをなおしたという浄蔵貴所の大峯入りの姿をあらわしているからだそうだ。
八坂の塔の傾きを法力でなおしたのか。う~~ん、凄い。
山伏山(やまぶしやま)_1
詰まらないことかもしれないが、私にとっては大事なことに気づいた。それは正面を向いている人形以外は、進行方向に向かって左側を向いていたということ。たまたま決めた場所が大正解だったようだ。後ろ姿ばかり見るのでは詰まらないから。
山伏山(やまぶしやま)_2
山伏山(やまぶしやま)_3
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山伏山(やまぶしやま)_10
この見送りには掛け値なしに圧倒された。本当にすごい。
山伏山(やまぶしやま)_11
この名は山に飾る御神体(人形)が山伏の姿をしているのでこう呼ばれる。昔八坂の法観寺の塔が傾いたとき法力によってそれをなおしたという浄蔵貴所の大峯入りの姿をあらわしている。左手に刺高数珠、右手には斧を持ち腰には法螺貝をつけている。欄縁金具は飛鶴、水引は機織図を描く綴錦、前懸は雲龍文様の刺繍、胴懸は花卉胡蝶文様の綴錦を用いている。見送は龍波濤文様の綴錦で、平成11年に復元された。巡行の数日前より聖護院の山伏たちの巡拝があり、また八坂神社からの清祓も行われ、神前に供える三宝も仏式の黒塗のものが用いられている。明治初年の神仏分離以前の姿をこの山にみることができる。

四条傘鉾(しじょうかさほこ)
全体の15番目は、傘鉾二番で四条傘鉾・綾傘鉾のいずれかだが、今年は四条傘鉾だった。まったく地味な笠鉾だと思ったら、棒ふりばやしが舞い踊られるようだ。今度こそ見られるかと思いきや、またもくじ改めのつかえで、急きょ給水タイムに。またもや見損ねてしまった。
四条傘鉾(しじょうかさほこ)_1
四条傘鉾(しじょうかさほこ)_2
年端のいかない子供たちだ。マメに給水を取らなくっちゃ。
四条傘鉾(しじょうかさほこ)_3
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四条傘鉾(しじょうかさほこ)_10
笠鉾が若干見劣りする分、賑やかしで盛り立てようとしているのかな?登場人数はかなりの数だ。
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四条傘鉾(しじょうかさほこ)_16
滋賀県の滝樹神社に伝わる「ケンケト踊」を参考に復元したものなのか。見たかったなあ。
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四条傘鉾(しじょうかさほこ)_18
四条傘鉾(しじょうかさほこ)_19
四条傘鉾(しじょうかさほこ)_20
四条傘鉾は、織物の垂りなどをつけた傘と棒ふりばやしが巡行する古い鉾の形態である傘鉾の一つで、応仁の乱以前に起源をもち、傘の上には御幣と若松を飾る。明治4年に巡行に加わって以降と絶えていたこの四条傘鉾も、昭和60年、町内の人々の努力が実り傘鉾の本体が再興され、昭和63年から巡行に欠かせない踊りとはやしが復元され、32番目の山鉾として巡行することになった。なお、踊りとはやしは、室町時代に京都から広まった風流踊で、今も滋賀県の滝樹神社に伝わる「ケンケト踊」を参考に復元したものである。垂りは鈴鹿雄次郎製作の麗光鳳舞之図である。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2018年07月27日
最終更新 2018年07月27日

10 Comments

There are no comments yet.

徒然草  

こんにちは

ほんじつはダブルでうれしい日になりましたね。(^^)/
猛暑なんか吹き飛んだでしょう。

2018/07/27 (Fri) 16:28

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2018/07/27 (Fri) 16:35

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
笠鉾は各種山、鉾、などの原型なんでしょうか。
ボクには見当もつきませんが。

2018/07/27 (Fri) 19:16

x都人x  

今晩は
毎年月鉾で厄除けちまきを買うんですよ^^
勿論今年もね~

2018/07/27 (Fri) 20:48
AzTak

AzTak  

Re: こんにちは

徒然草さん、こんばんは。

> ほんじつはダブルでうれしい日になりましたね。(^^)/
> 猛暑なんか吹き飛んだでしょう。

以前の呼び名の前期高齢者になって久しいと、片方はあまりうれしくもありません。高校野球の方は割と面白い試合展開で、なおかつ、勝ちましたから、嬉しかったです。できることなら、危なっかしくない勝ち方を心掛けてほしいものです。

2018/07/27 (Fri) 21:28
AzTak

AzTak  

Re: こんばんわ!

Kさん、こんばんは。

台風に正面衝突じゃないようで助かりました。でも、明日は、進路に当たっているところは注意してもしきれないほどでしょう。
これ以上被害が起きないといいのですが。

2018/07/27 (Fri) 21:32
AzTak

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 笠鉾は各種山、鉾、などの原型なんでしょうか。
> ボクには見当もつきませんが。

そうなのかもしれませんが、天。時間ができたら調べておきます。今日は高校野球の観戦で、くたびれ果てました。

2018/07/27 (Fri) 21:34
AzTak

AzTak  

Re: タイトルなし

> 今晩は

x都人xさん、こんばんは。

> 毎年月鉾で厄除けちまきを買うんですよ^^
> 勿論今年もね~

今年は、友人から菊水鉾の粽とお札と木札とを頂きました。京都人は、どこかの鉾町内から買い求める人が多いんだろうなと思いました。
今日は高校野球の応援でくたびれ果てました。

2018/07/27 (Fri) 21:38

makira  

こんばんは!

AZTakさん、こんばんは!
毎年くじ改めで順番が変わるとのこと♪
今回は月鉾のあまりの豪華さに山伏山や四条傘鉾が
霞んで見えちゃいそうですね!
順番によって士気も変わるのでしょうね!

2018/07/27 (Fri) 22:14
AzTak

AzTak  

Re: こんばんは!

> AZTakさん、こんばんは!

makiraさん、おはようございます。

> 毎年くじ改めで順番が変わるとのこと♪
> 今回は月鉾のあまりの豪華さに山伏山や四条傘鉾が
> 霞んで見えちゃいそうですね!

どこの順番に入っても、鉾が絡んできますから、あまり気にはしないのではないでしょうか。それよりかは、自分たちの山を少しでも良く見せるべく、色々と工夫を凝らしている。そんな感じかもしれませんね。

> 順番によって士気も変わるのでしょうね!

山の一番くじなどは、引き当てたら嬉しいというような関係者の声があるようです。他はどうなんでしょうかね。

2018/07/28 (Sat) 06:34

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