走水地区を歩いた(6) - 走水地区を歩いた_2017_Sep
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走水地区を歩いた(6)

中小の船舶ばかりでは何か物足りない。30分ほどさらに粘って、日光浴かたがた大型船舶を撮ってみた。

神北丸
2017年5月竣工(新来島どっく大西工場で建造)のRO-RO船に区分されるごく新しい船舶のようだ。久しぶりに見る就航したての船舶だ。眩しいほどのピッカピカさだ。
積載能力は、トレーラー150台、商用車270台、ロールペーパー積載本数1620本とある。RO-RO船(roll-on/roll-off ship)は、フェリーのようにランプを備え、トレーラーなどの車両を収納する車両甲板を持つ貨物船のことである。車両甲板のおかげで搭載される車両はクレーンなどに頼らず自走で搭載/揚陸できる。土曜日に、東京~仙台~苫小牧間を運航している。
神北丸_1
神北丸_2
神北丸_3
こうしてみると、案外第1海堡は大きいんだ。大型の船舶でも隠しきれないぞ。
神北丸_4
神北丸_5
神北丸_6

パシフィック・ノータス
東京電力の子会社が保有するLNGタンカー。手前にごちょごちょ密集しているのは護衛船などではなく、釣り船だ。さすがにかなり大きな船舶だ。当面はLNGによる発電で凌がねばならない東電。冗費を減らすために必死なのだろう。
球形タンク方式を採用したLNGタンカーだ。Ex-ship取引よりもFOB(free on board)取引にした方がLNG調達総費用を安く上げる可能性があるということなのだろう。かつて、社民党の福島瑞穂議員が国会でまったく的外れの質問をしたが、LNGの調達はかなり難しいのだ。
パシフィック・ノータス_1
パシフィック・ノータス_2
パシフィック・ノータス_3
パシフィック・ノータス_4
パシフィック・ノータス_5
こちらも第1海堡の手前を通行中。一瞬だが、第1海堡が見えなくなったかなあ。
パシフィック・ノータス_6
パシフィック・ノータス_7

観音崎
よく間違える人が多いが、これは観音埼灯台ではなく、海上保安庁の東京湾海上交通センターなのだ。なのだが、来年1月に観音崎から横浜市中区の横浜第二合同庁舎へ機能を移転させるようだ。
電波塔がなくなるわけではなかろうが、この情報をもとに管制を行う要員は通勤が楽な横浜へ通勤することになるのかな。地元に持ち家をしていた人には、通勤地獄が待ち構えていそうだ。
東京湾における管制一元化のお知らせ(PDF)へjump

観音崎_1
この辺りに行くと観音埼灯台が見える
観音崎_2

横須賀美術館
瀟洒な建物だ。ここから海を眺めるのは大人気とか。この前に立つことは何度もありながら、未だに館内に入ったことはない。谷内六郎画伯の作品だけでも見ておきたいなあ。>
横須賀美術館_1
横須賀美術館_2
横須賀美術館_3

その他
御所ケ崎
かつては弟橘媛を祀る橘神社があった。神話の舞台の一つだ。
御所ケ崎
走水漁港から海に突き出している小さな岬があります。日本武尊がここから上総に渡ったといわれ、仮の御所を設け、軍旗を立てたことから御所ヶ崎、旗山崎と呼ばれたと伝えられています。現在は、中に入れませんが、かつては弟橘媛を祀る橘神社がありました。弟橘媛が海に身を投じた7日後に、妃の御櫛が浜に漂着し、村人は旗山に御陵を造りその櫛を納めたと伝えられています。その後、御所ヶ崎には江戸幕府によって台場が築かれ、明治政府によって軍用地として買収されたときに、橘神社は走水神社に移されました。
走水の漁港に釣り船が戻ってきた
もうそろそろ正午。釣り船なのかと思ったが、漁船だったかもしれない。
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_1
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_2
こちらは間違いなく、釣り船だろう
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_3
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_4
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_5
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_6
走水の漁港に釣り船が戻ってきた_7
東京湾観音像の真下では、まだ釣り船が頑張っている
東京湾観音像の真下では、まだ釣り船が頑張っている

以上で、『走水地区を歩いた』のミニシリーズは終了です。最後までご覧いただきありがとうございました。
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2017年09月19日
最終更新 2017年09月19日

14 Comments

There are no comments yet.

Hiroki Nara  

こんにちは

民間船はデカさが魅力ですね。

無骨ですが迫力です。

2017/09/19 (Tue) 11:14

tgryu  

こんにちは。
船舶をはじめ乗り物は性能や機能を追求すると
とても美しいフォルムになることが多いと思いますが
神北丸は笑っちゃうほど不恰好ですね(^_^;)。
これだってその道のプロが最高の運搬船を設計しているんでしょうけど
まるで小学生が工作で作った船みたいです(^^ゞ。
でも今の世の中、キモカワとかブスカワとか
天邪鬼的嗜好が注目されるので案外ファンがいたりして。

ryu

2017/09/19 (Tue) 15:12

のんびり熊  

AzTakさん

こんばんは
苫小牧行きフェリー航路、
懐かしいですねえ
何年か前新、潟まで行き苫小牧までフェリーで行き、帰りは小樽から新潟へ、車で行き来して、北海道の旅を楽しんだものです。
もうその元気は有りませんねえ。

2017/09/19 (Tue) 19:50

MT  

こんばんは

珍しい船をたくさん見せていただきありがとうございます。とくにLNGタンカーは初めてみました。あまりの巨大さに驚くと共に、まるでアイスクリームを積んだような船がとてもかわいくも感じます。

2017/09/19 (Tue) 19:54

ララ  

貨物船?
それにしても大きい!
船旅っていいですよね、去年新潟ー秋田間をフェリーで旅しました。
また行きたくなりました・・・

2017/09/19 (Tue) 20:38

土佐けん  

こんばんは

タンカーの周りは釣り船でしょうか?
僕も若い頃、釣りをしていました。
こう言う画を拝見すると、又、釣りをしたくなりました^^

2017/09/19 (Tue) 21:53

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは

Hiroki Naraさん、こんばんは。

> 民間船はデカさが魅力ですね。
> 無骨ですが迫力です。

昔の船員さんには、信じられないほどの少ない人数で信じられないほどの大きさの船舶を操っているように見えることなんでしょうね。最初の配属箇所は工場で、大型船舶が直接横付けできる設備があったので、比較的大型船舶は見慣れていますが、それでも、石油タンカーの大きさにはなかなか慣れません。東京湾内を航行する中では、そうしたタンカーが一番大きいのでしょうね。

2017/09/19 (Tue) 22:33

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんにちは。

tgryuさん、こんばんは。

> 船舶をはじめ乗り物は性能や機能を追求すると
> とても美しいフォルムになることが多いと思いますが
> 神北丸は笑っちゃうほど不恰好ですね(^_^;)。
> これだってその道のプロが最高の運搬船を設計しているんでしょうけど
> まるで小学生が工作で作った船みたいです(^^ゞ。
> でも今の世の中、キモカワとかブスカワとか
> 天邪鬼的嗜好が注目されるので案外ファンがいたりして。
>
> ryu

何を目的とするかで、出来上がりが決まってきてしまうのでしょうね。自動車などを運搬する船舶は、なるべく四角く設計がなされるのでしょうね。その方がデッドスペースがなくせますから。
私の性格が素直じゃない方なのかもしれませんが、ああいう船舶のフォルムが嫌いじゃありません。

正直に言えば、米軍の艦船が一番格好良く見えます。そういうと右翼のコンコンチキみたいに思われてしまうかもしれませんが。

2017/09/19 (Tue) 22:40

AzTak  

Re: AzTakさん

> こんばんは

のんびり熊さん、こんばんは。

> 苫小牧行きフェリー航路、
> 懐かしいですねえ
> 何年か前、新潟まで行き苫小牧までフェリーで行き、帰りは小樽から新潟へ、車で行き来して、北海道の旅を楽しんだものです。
> もうその元気は有りませんねえ。

これは似たようなものでしょうが、フェリーではないんです。フェリーだとドライバーなどをも乗せるいわゆる貨客船ですが、こちらは、純然たる貨物船です。
まあ、それでも、積み荷は似たようなものですね。

これから先、春が到来するまでは、道路事情も非常に厳しくなりますが、夏は楽しめるんでしょうね。行程の半分くらいは、車中泊などで済ませれば、結構安上がりで、行きたいところを見て歩く。それが可能だったのではと。ついていきたいくらいです。

2017/09/19 (Tue) 22:53

AzTak  

Re: こんばんは

MTさん、こんばんは。

> 珍しい船をたくさん見せていただきありがとうございます。とくにLNGタンカーは初めてみました。あまりの巨大さに驚くと共に、まるでアイスクリームを積んだような船がとてもかわいくも感じます。

LNGは超低温の世界ですから、絶えず、気化するガス(BOG)が発生してしまいます。その対策を講じなければならず、一つの解があのような形状のようです。最近のLNG船の主流かもしれません。安全確保のために、相当な工夫が施されてあるようです。

2017/09/19 (Tue) 22:57

AzTak  

Re: タイトルなし

ララさん、こんばんは。

> 貨物船?
> それにしても大きい!

本当に大きいですよね。

> 船旅っていいですよね、去年新潟ー秋田間をフェリーで旅しました。
> また行きたくなりました・・・

新潟ー秋田間だとちょっと休んでいる間に到着ですね。もちろん、ドライバーは飲酒などできませんし。でも、楽しいことなんでしょうね。いっそのこと小樽辺りまでフェリーで行き、そこから先はマイカーで転がしまくる旅もいいのかもしれませんね。

2017/09/19 (Tue) 23:02

AzTak  

Re: こんばんは

土佐けんさん、こんばんは。

> タンカーの周りは釣り船でしょうか?
> 僕も若い頃、釣りをしていました。
> こう言う画を拝見すると、又、釣りをしたくなりました^^

近くはあっても、安全確保のために釣り船の居場所は限られているんだと思います。でも、ぎりぎりですよね。
釣り船から見た大型船を撮ってみたいものです。そんな客は下りてくれって船頭さんに言われそうですね。

2017/09/19 (Tue) 23:07

senri32  

藝術

美術館は私も前を通過するだけです。いかんせん、入館料が高すぎます。芸術品は好きですがこれだから、散歩しかできないんです。維持費、出展料金しか考えない博物館、美術館なんて最低だと思います、こういった所に税金を使う価値があると私は思うのですけど。、









2017/09/21 (Thu) 09:44

AzTak  

Re: 藝術

senri32さん、こんばんは。

> 美術館は私も前を通過するだけです。いかんせん、入館料が高すぎます。芸術品は好きですがこれだから、散歩しかできないんです。維持費、出展料金しか考えない博物館、美術館なんて最低だと思います、こういった所に税金を使う価値があると私は思うのですけど。

確かに日本ばかりでなく、外国でもかなりの入場料がとられるようですね。基本的には、美術作品はあまり見ていません。朴念仁なんです。

美術作品は静かに鑑賞したいものです。なので、誰でも入ることができる入場料金設定は考え物かもしれませんね。senri32さんと考えが違うところかも。

2017/09/21 (Thu) 22:22

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