高校野球神奈川県大会準々決勝を見に行った(3)
桐光学園高校は、楽天イーグルスで活躍する松井裕樹投手の母校。畑違いではあるがサッカーの中村俊輔選手の母校でもある。創立からそう年数が経過しているわけではないが、進学実績もかなり良い文武両道の学校のようだ。
秋季大会では神奈川県大会を制したわが母校慶應義塾高校。だが、その後の各校の伸びしろはすごいものがあり、今大会は第2シードグループの格付けに甘んじた。対する桐光学園高校は、今大会は第1シードグループの格付け。加えて、相性問題があり、母校は残念ながら、かなり不利な状況。
母校ばかりを見た一方的な観戦記に仕立ててみた。
試合前の練習
主砲の正木君
彼がどのくらい活躍するかで勝敗の行方が決まりそうだ



エースの森田君と正捕手の寺山君
5回戦で投げたばかりの森田君。疲れがたまっていそうだ。寺山君のリードが功を奏すか否か。そこが生命線だろう。





応援席も準備に余念がない
慶應義塾高校は男子校だが、彼女たちは慶應義塾女子高校の生徒たち。いつものことだが有難いことだ。



試合開始
1回表
背番号20の谷村君が先発とはなめられたかな
と思ったのに、あっけなく3者凡退に抑え込まれた。悪い予感が。


一生懸命応援するが


凡打ばかり
相手先発の不安を吹き払うのに協力したような、淡白なバッティング。右飛、遊ゴロ、右飛で3者凡退。



1回裏
まったく精彩を欠いた先発の生井君
きわどいコースを悉くボールと判定され、仕方なくストライクを取りにいった球は悉く痛打された。評価がうなぎのぼりだったのに、強力打線の重圧に圧倒されてしまったのだろうか。そのうえ、5番打者桂川君の適時打を処理した正木君の送球が逸れ、2人目の走者までもが生還。苦しい投球の生井君の足を引っ張る。




桂川君の適時打


0回2/3で早くも投手交代
結局、打者一巡5失点で生井君は降板。渡部君がリリーフに。渡部君の投球はまったく箸にも棒にもかからなさそうに見えたが、何とか猛攻を追加点無しに凌ぐ。この段階で球場を後にした人が少なくなかった。(慶0-5桐)

