またまた横浜を歩く(4)
1階玄関ホール
案内を希望する方には、常駐しているボランティアの説明員が無料で懇切丁寧に案内してくれる。親切な人達なので、ぜひお願いしたほうが良かろう。

足元も見落とさないでいただきたい。きれいに仕上げたものだ。

階段(交差点側)
素敵な階段だ。用もないのに、昇降したくなる。踊り場の窓からは、神奈川県庁舎がよく見える。


2階ホール
何ともおしゃれな空間だ

ステンドグラス1
すごい手の込んだ超一級品の作品。箱根越えと呉越同舟と。どちらもよく見ると面白いデザインだ。関東大震災により焼失したが、昭和2年、当初のものを尊重して復旧したそうだ。



時計台に至る階段
特別な機会には昇降することも可能なようだ。何と200段もあるとか。私はそういう機会に恵まれても固辞したい。

ステンドグラス2
咸臨丸ではなく、黒船の方だ。浦賀沖に停泊中の黒船の背後には、富士山が見える。


耐震構造の証
明治期最高の煉瓦造建築耐震構造『錠聯鉄構法』が採用されていた横浜市開港記念会館。これで関東大震災に耐えた。


エレベータ設置工事の際に切断された断面に確認できた錠聯鉄構法(帯鉄)



見えないところは安上がりでつくった
レンガ造りは通りから見える部分のみ。見えない部分は、ごく普通の鉄筋コンクリート造りになっている。

階段(奥側)
前出のステンドグラス2を眺めるための階段という趣き


ドームの下部にあたる2階の貴賓室
今は天井などが簡素になってしまったが、往時は素晴らしいものだったようだ

ドームの下部にあたる1階の旧出入口
昔の通用口



1階会議室
何と格天井になっている。贅沢なものだ。
