近所を歩く(4)
かつては自宅から歩いて通うことができる大学が2つあった。その内の一つは都立大学。残念ながらこの大学は八王子市に移転し、大学名も首都大学東京に変わった。もう一つは、こちらの東京工業大学。理工系の名門国立大学だ。
子どもたちが、このどちらかに通ってくれれば、交通費がかからないし学費も安かったのだが、悲しいかな理工系の最高峰には及びでなかった。縁がない大学だが、たまにはキャンパスを散歩させてもらおうと思った。今回は緑が丘地区と大岡山北地区とを歩いてみた。
以前は1年に一度くらい、実験の失敗でボヤ騒ぎがあったものだが、今はそういうのはなくなったようだ。学生の資質が上ったのだろうか?
大岡山キャンパスマップ

通常のアクセス経路
大岡山駅(東急目黒線・大井町線)から正門を通ってキャンパスに入るのが一般的なのだろう。その他、緑が丘駅(東急大井町線)から緑が丘門を通って入るとか、緑が丘のバス道路から西門を通って入るとか、いくつかあるようだ。あとで調べたら、その他に石川台駅(東急池上線)から石川台地区にアクセスする南門があるだけのようだ。
大岡山駅近辺の様子
百年記念館(博物館)が特徴的な姿を見せている。ノーベル賞を受賞したばかりの大隅良典栄誉教授に関連する展示が多いのだろうなあ。


呑川遊歩道から見たキャンパス
鎧をまとったかのような建物は、大岡山北3号館(環境エネルギーイノベーション棟)のようだ。すごい建物だ。

あの橋を後ほど渡る


太陽光パネルが大々的に貼り巡らされているんだ。これも当然のことだろう。

緑が丘門から入ってすぐの辺り
電車は東急大井町線。目黒線も平行して走る。前の構築物は、騒音軽減と日照の取り入れ制御の働きとをしているようだ。環境エネルギーイノベーション棟なのだから、当然すぎる仕掛けかもしれない。






右端が緑が丘門。門というより、通用口という感じだ。

キャンパスはさほど広くはないが、かと言って、狭くもない

ムクドリが大きな顔をしてそこに居た。でも鶯はいなさそうだ。

緑が丘地区
我が家からだと一番便利な西門がある。正門は大岡山の急坂を上った先にあるので、この地区に用事がある場合には有難いかな。校舎はそれほど高くないものが多そうだ。当然エレベータは無しだろうなあ。




これは何?

大岡山北地区に通じる橋


橋の下は目黒11中のグランドや100m走路などが。平気で100m走路や自転車走行帯を歩く人が少なくない。よぼよぼしていると、危ないのに。



大岡山北地区の端っこの方を歩く


坂の途中から見えていた小さな池があった


コガモがいた。冬鳥の筈だが、春の渡りが遅めなのだとか。まだ、のんびりしていた。


呑川遊歩道の桜並木より開花が先行している




ツグミも居たぞ
