秋田&青森への1泊の旅(3)
角館歴史村・青柳家(2)
今回は武器蔵を取り上げる。此処は、以前は米蔵だった蔵だろうか?武器蔵などというものが、お城の外に存在するものとは思えない。角館歴史村の展示のために再利用したのではなかろうか?
武器蔵
我が家にも私の祖父が相続した刀が一振りある。逆算すれば、祖父の実家には何本かの刀があったのだろう。でも、火縄銃はあったとは聞かない。青柳家のものかどうかも知らないが、藩として所有したものではなかったのかと思う。
日本刀は手にしてみればお分かりになると思うが、相当に重量感のあるものだ。私の中には重みで断ち切るイメージがあるが、実際はどうなんだろうか?



江戸中期の『色々威袖側二枚胴具足』のようだ



この一角に展示してあるものだけは間違いなく青柳家のものらしい。説明書きに『青柳家が甲府で武田の武器づくりをしていたとき、…』という記載があった。五輪塔の旗印は鎌倉時代のものだとか。




これが一番のお値打ち品なのかな?銘天野河内助藤原高真作で、秋田県指定有形文化財だ。


試しに触ることができるようにしてあったんだ。何故、アクリルケースに入れてあったのか、不思議に思っていたが、理由がわかった。表示をよく見ていない失敗だった。



先を急ぐばかりに見落としてしまった安藤醸造元(PDF画像借用)
