初冬の鎌倉(3)
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瑞泉寺(3)
茶室
南芳庵という。この他に非公開の保寿庵もあるようだ。茶室前の紅葉はまだ十分ではなかった。






参考までにPDF画像を借用して、美しい紅葉ぶりを確認しておこう

山門
裏側から見ると至って簡素な山門。禅寺らしいといえば禅寺らしい。





茶室と庫裡
この茶室の感じが好きだ。庫裡との相性もピッタリのように思う。

庫裡
御朱印をいただくときに玄関に入った。『留香(るこう)』と書かれた額が掲示されていた。ちょっと意外な言葉だなあと思った。

本堂


本堂前の庭(1)
夢窓国師が作られた瑞泉寺庭園と混同しないでいただきたい。こちらは境内にある前庭。

水戸光圀公お手植えと伝えられる冬桜。伝えられるとおりだとすれば、少なくとも350年近く生き抜いた樹木ということになるのだが。
光圀公は時代劇で描かれるような諸国漫遊の旅はしておらず、水戸と江戸以外では延宝元(1673)年の鎌倉巡遊が唯一の旅だったようだ。瑞泉寺には間違いなく来られた。新編鎌倉志にも記載がある。また、光圀公が寄贈された『木造千手観音観音菩薩坐像』が本堂に残されている。


『木造千手観音観音菩薩坐像』の写真がある頁へjump