1泊2日の超高速北海道観光(7)
『小樽運河ターミナル』の角を右折して、賑やかな商店街方向に進んだ。それまで見てきたかつての金融機関の建物が立ち並んだ一画とは、かなり様相が異なった。
染織KAZU
この日は定休日だったようだ。どんな品揃えがしてあったのかなあ。私のレーダーには3本のアンテナが立った状態だったのだが。

大正硝子館
小樽市指定歴史的建造物の旧名取高三郎商店。卯建というか、防火壁というか、そこに這っている蔓性の草が芸術的に紅葉していた。

ガラス屋さんなのだろうが、建物とそこに這っている蔓性の草の紅葉が印象的。今回の北海道の旅で、一番の赤色だったように思う。お見事と唸ってしまった。色がくすんで見えるのは、私の腕前の所為だ。





小樽浪漫館
小樽市指定歴史的建造物の旧百十三銀行小樽支店。今はアクセサリーショップ。建物の風格に押され気味かなあ。

瑠璃工房
小樽市指定歴史的建造物の旧金子元三郎商店。ここにも卯建があった。

小樽オルゴール堂
小樽市指定歴史的建造物の旧岩永時計店。旧岩永時計店はいろいろな意味で出色のお店だったようだ。小樽オルゴール堂は、良い建物を押さえているなあ。


小樽不老館
利尻昆布の店のようだ。『お父さん預かります』って、どういうことだろうか?また、七日間食べ続けて鏡を見たら、いったいどうなるのだろうか?


オルゴール堂海鳴楼
小樽市指定歴史的建造物の旧第百十三国立銀行小樽支店。当初の小樽支店店舗だったが、手狭になり、この通りの少し北寄りに支店が移された。先に取り上げた『小樽浪漫館』の建物がそれ。

小樽硝子の灯・彩や
私の好みの建物かなあ。


北一硝子三号館
小樽市指定歴史的建造物の旧木村倉庫。店内にどんどんお客さんが入っていく。あとで調べたら、ぜひ入ってみたくなるシックな店内だった。


小樽オルゴール堂
小樽市指定歴史的建造物の旧共成(株)。オルゴール屋さんにお似合いのレトロな風格ある建物だ。建物の前に鎮座するカナダから輸入した蒸気時計は記念撮影スポットなんだとか。

小樽の町では以上のような建物を見て回った。なんというかレトロな建物が多く残っている素敵な街だった。情けないが、このあたりで疲れてしまい、集合時間よりもかなり早くに戻ることにした。