自然教育園(2)
路傍植物園に続いて、水生植物園を取り上げる。一見すると、タダの沼の周りにしか見えないかもしれないが、実にいろいろな花さんが咲き乱れている。
ツリフネソウ
独特の花の形状が目を引く。カリガネソウとともに、私が見たいと思っていた花だ。





小さな沼及びその周辺は繁茂が盛りを迎えていた



曼珠沙華



イチモンジセセリかな?
蝶と蛾とどちらかな、ということさえ区別する自信なし。蝶の方、イチモンジセセリかなと思うのだが、変なアングルで撮りすぎた。全く自信がない。2匹並んで吸蜜中だったのが可愛らしかった。






コガタスズメバチかな?
おとなしそうだったが、怖いので近寄れない。刺激しない程度に遠目から。見分け方を参考に判断してみたら、単眼の付近が黒ずんでいるし、小楯板の色が黒である。依って、モンスズメバチのように思える。



ヒメガマ
ガマやコガマにも似ている。コガマは通常は見られないのだそうで、コガマの可能性は排除しても良さそうだ。問題は、大きさがほぼ同じなガマとヒメガマとの区分けだ。ガマやコガマの雌花群と雄花群の間にはすきまがない。一方、ヒメガマにはすきまがあるそうだ。そのため、容易に区別できるというのだが、この時期になると、そのへんがよくわからない。自然教育園の表示に従うことにする。


シロバナサクラタデ

アサザ


ミツガシワ



吾亦紅
紅というよりも既に濃い臙脂色になっている。秋の到来を感じさせる感じだ。

ゴンズイ(権萃)
美味しそうに見えなくもないが、何の役にも立たない代表格のように言われっぱなし。非常に気の毒に思う。
木材としての用途がないところから、同様に役に立たない魚とされる 『権瑞(ごんずい)』になぞらえたそうだ。

