『相馬野馬追』本祭り(6)
あれま、こんなこともあるんだ
強い風に流されて、赤の騎馬武者のすぐ近くに落ちた。あの騎馬武者が気がつけば、楽勝だ。だが、皮肉なことに左側の一団は誰一人も気づいていないように見えた。一体どうなるのかと気が気じゃなかったが、漸く気づいた武者が下馬したようだ。









ご神旗はどこ?
旗指物で隠れてしまい、一体どこにあるのかまるで見当がつかなかった。やはり観客席からではご神旗の行方を追うのは、かなり難しい。

よりによって、こんな危ないところに打ち上げないで欲しい。もう少しで馬さんに蹴られるカメラマンたちの被害者が出るぞ。



とったぞー!!
先ほどのはしっこい武者かな?と思ったが、あのご神旗は黄色だった筈。


こっちの武者だったかも


こちらの騎馬武者は堂々たる体格だ


あれま、馬から落ちてしまったかな?
このときは、それらしい姿に扮した専門の調教師が馬さんを落ち着かせるのに手こずっているのかと思った。なので、その様子をのんきに見ていただけだった






気づいたら、大事になっていた
裸馬の追いかけっこに気を取られていたら、どうも様子がおかしい。何か重大な事故が発生したようだ。武者は、全く自力で起き上がる気配なし。救急車はどこに待機しているのだろうか。到着が異常に遅い。怪我の程度がひどくなかったのならいいが。こういうことも多分にありうる厳しい世界なのだろう。








