『相馬野馬追』本祭り(5)
神旗争奪戦の競技運営は難しさが色々あると思う。ご神旗は当日の風向きなどを予測して打ち上げるのだろう。当日は小雨交じりで、風も競技場から見て観客席左側方向に少し強く吹く条件の良くない天候だった。
其れにもかかわらず、まったく風に逆らう形で打ち上げられた。当然、ご神旗はどんどん流されて、騎馬がまったく陣取っていない方向に。最初の内は誰も地上に落下する前に取れなかった。2発目からは打ち上げ位置を大幅に変更するかと思いきや、そのまま。
これで私の興味が失せた。
打ち上げ直前
固唾を呑んで、その瞬間を待つ。騎馬武者たちの心境はどんなものなのだろうか?

空中から落下するご神旗
途中までは1回に2発、1発で2枚のご神旗が打ち上げられる

見せられたくなかったシーン
本来は地上に落ちる前に鞭で絡めとってほしかった。あまりに予想外のところに落下させた主催者側の手落ちのように私には思えた。


こちらでも。喧嘩を見に来たわけじゃないのに。


この騎馬たちが神旗争奪に成功した
青旗
『われこそは、真っ先にご神旗をとり申した』とでも叫んでいるのだろうか。空中で見事キャッチした分は、観客席からではその瞬間が見えない。枠内の入場券を入手すべきだったと思う。




総大将にお褒めの言葉をいただくべく『羊腸の坂』を上るところ

黄旗
先ほどの地上でのバトルに勝利したようだ。確かに腕っ節が強そうだ。




赤旗
こちらも先ほどの地上でのバトルに勝利した口かな
