諏訪大社御柱祭の上社山出しと山梨県の桜(27) 2016.05.02 09:25追記
本宮二之御柱の川渡し(1)
八ヶ岳を背景に本宮二之御柱の川渡しが始まろうとしている
大総代の人たちを担ぐ
大総代の人たちを担ぐ要員は身を切る冷たさの川に褌一丁で入る。恥ずかしさよりも水の冷たさで参ってしまいそうだ。大丈夫だろうか。



次に太綱を渡す
太綱を担ぐのだが、相当に重いはずだ。しかも、少人数で行わざるをえない。大変な作業だろう。手前の人たちはレスキュー要員。万が一の事態発生に備えているのだ。


太綱が曳かれ始めた




御柱が見えてきた
御柱が見えると張り切らざるをえない。が、太綱はたっぷり水分を含みとてつもなく重いのだ。

川の中の人は、たとえ1分1秒でも短い時間で切り上げたいと切に願っていただろう。気の毒な話だが、それ相応の時間がかかってしまった。






最初は前のメドデコにだけ人が乗るのかと思っていたが、後ろのメドデコにも人が乗っていた。あれれと思って、本宮一之御柱の画像を見返してみたが、あちらでは後ろのメドデコには乗っていない。本宮二之御柱は物凄いやる気のようだ。この時はそう見えた。



拡声器で『ググッと引っ張ってくれ』と声が掛かる。こちらも手を抜いているわけではないのだが、異常に重く強敵すぎてなかなか前に曳き出せない。

御柱に乗る人たちのスタンバイ完了
御柱の上から一生懸命気合を送る。気が合わさらないとうまくいくものではないのだ。事前に冷水を頭から浴びているのだろうか?
あれ後ろのメドデコの連中が動き出したぞ。いったい、何をするんだろう?

あれまあ、後ろのメドデコの連中が降りてしまった。少しでも軽くして渡しやすいようにするのだろうか?
のんびり熊さんに教えていただいた。後ろのメドデコは、前が突っ込んだ時に跳ねて振り落とされるとケガをすることが有るので、今は乗せないようにしているとのこと。なるほどねえ。




