初めてのヒカリエ - 未分類
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初めてのヒカリエ

買い物が目的ではなく『珠響(たまゆら)』と名付けられたイベントを観に行ったのだった。ヒカリエに関しては、主に男性陣から冷たいコメントが有るようだが、そんなに変な感じはしなかった。今時の売り場だから、女性客を大事にする側面はかなりあるとは思うが。(今回はすべてスマホのカメラで撮った)

地下で腹ごしらえ
13:00の開演なので、11:45頃にヒカリエに入り、腹ごしらえをした。地下2階のイートインの内の、エル・チャテオというスペイン料理の店を利用した。魚介のパエリアセットを注文。セットのタパス(前菜のことだと思う)が先に出される。結構おいしいものだった。そして、15分後、出来上がったパエリアが出された。非常に美味しかった。1,150円とそれほど高くはない。また行くこともあるだろうから覚えておこう。
地下2F出入口
パエリアセット_1
パエリアセット_2
こんなイベントも

9階からの眺め
何度も同じ事を繰り返して恐縮だが、渋谷駅の大改装計画に伴い、こういう景色は早晩消える。記憶にとどめておきたくてまたも撮る。
現在の渋谷駅_1
現在の渋谷駅_2
現在の渋谷駅_3
現在の渋谷駅_4

『珠響(たまゆら)』と名付けられたイベント
今年は第3回目だそうだ。
出演者は、ピアノの稲本響、尺八の藤原道山、ギターの村治佳織、和太鼓の英哲 風雲の会の上田秀一郎と谷口卓也(他の日は、はせみきたと田代誠)、囃子の三響會の亀井広忠と田中傳次郎の兄弟、そして、ゲストは市川猿之助と能楽観世流シテ方の坂口貴信。
第一部は、市川猿之助以外の出演者のそれぞれの演奏。「念」をテーマにしたということだが、皆素晴らしいレベルの演奏で圧倒された。
舞台からごく近い席だったので、演奏者の表情がよく見えた。和太鼓の空気振動が客席に届く感じだったし、村治佳織さんはせっかく可愛い顔の持ち主なのに、目をつぶって演奏していた。能のコンビ、亀井広忠と坂口貴信の演奏も絶品だった。
そして、第二部。『鉄輪』に出演者全員で取り組むコラボレーション。市川猿之助は語りと最後の舞いとを担当。全員の息があって、素晴らしい舞台に仕上がっていた。
珠響のポスター

『鉄輪』は別府の温泉の物語ではない。陰陽師安倍晴明が登場する話だ。
『鉄輪』のシテは夫に裏切られた本妻である。
夫が自分を捨て、別の女を妻に迎えたことを恨んだ女は、貴船の宮に丑の刻詣りに赴く。
貴船の社人から、「赤い衣を着、顔に丹を塗り、頭に鉄輪を戴いて灯をともし、憤怒の心をもつならば、たちまち鬼神となることができる」というお告げを得て、女はその言葉通り鬼に姿を変え、後妻打ちに及ぶ。
しかし女が取り殺そうとするのは、何より「ことさら恨めしき、あだし男」なのである。
女は夫への憎悪をはっきりと自覚しつつ、また同時に自分が夫をなおも愛していることを知っている。鬼に変わった女は言う。
捨てられて、思ふ思ひの涙に沈み、人を恨み、夫を託ち、ある時は恋しく、または恨めしく、起きても寝ても、忘れぬ思ひの、因果は今ぞと。白雪の消えなん命は今宵ぞ、痛はしや。
自らを取り殺そうとする夫は女にとってなお「いたわしい」のであり、夫がなおも恋しいからこそ、女は夫を憎悪し、憤怒を抱く。


猿之助も出演!「珠響~たまゆら~」開催のお知らせ
AzTak
Posted by AzTak
投稿 2012年08月27日
最終更新 -0001年11月30日

6 Comments

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m.  

面白い企画ですね。

村治佳織さんのギターは好きでよく聴いています。

ところで4枚目の「人形が語るHistory」の川本喜八郎さんの美術館に先日行ってきましたよ。
「飯田市立川本喜八郎人形美術館」。
その時に企画展は、三国志のストーリーとそれに沿った人形の展示でした。
見応えありました。

2012/08/27 (Mon) 17:24

AzTak  

Re: 面白い企画ですね。

> 村治佳織さんのギターは好きでよく聴いています。

囃子の三響會の田中傳次郎が同世代の仲間に呼びかけて実現させたようです。妻は前回も行っているのですが、私は初めてでした。出演者がそれぞれ演じた第1部も充実したものだったのですが、第二部の『鉄輪』に出演者全員で取り組んだコラボレーションぶりは見事でした。
夢枕獏の作品を読破しまくったばかりなので、安倍晴明が登場する話は面白く入っていけました。残念なことに途中で睡魔が訪れ、5分の1くらいを見ていなかったようでした。シテの猿之助からよく見える位置でした。せっかく良い席を用意していてくれたのが仇になりました。
村治佳織さんのギターはCDで聞いていただけだったんですが、今回生で演奏を聞くと共に、非常に近い位置でご尊顔を拝見できました。相当な美人でした。演奏の時は私の方を向いているのですが、残念なことに目を瞑っての演奏スタイルでした。

> ところで4枚目の「人形が語るHistory」の川本喜八郎さんの美術館に先日行ってきましたよ。
> 「飯田市立川本喜八郎人形美術館」。
> その時に企画展は、三国志のストーリーとそれに沿った人形の展示でした。
> 見応えありました。

そうでしょうね。良かったですね。彼の晩年に飯田市と縁ができ、川本喜八郎人形美術館に繋がっていったんですね。橋下のおっさんに聞かせてやりたい話です。

2012/08/27 (Mon) 19:15

にゃうわん  

こんばんは
ヒカリエですね~
ここの舞台ってキャパが2000近くあるんですよね?!
年間20回くらい舞台を見に行くんですけれど
大きな帝劇よりもずっと客席が多くてびっくりしました
どんな風に舞台が見えるのか 私も早く
見てみたいです^^
子供のころ よく南座で歌舞伎を観ていたのですが
猿之助さんとギターなどのコラボ
興味深いです^^

2012/08/27 (Mon) 20:08

AzTak  

Re: タイトルなし

> こんばんは
> ヒカリエですね~
> ここの舞台ってキャパが2000近くあるんですよね?!
> 年間20回くらい舞台を見に行くんですけれど
> 大きな帝劇よりもずっと客席が多くてびっくりしました
> どんな風に舞台が見えるのか 私も早く
> 見てみたいです^^

ミュージカル劇場の方はそのようですね。今回はその下にある多目的ホールでの公演でした。定員は800人くらいだと思います。前回、サントリーホールでのコンサートをも出かけた妻の話では、ピアノ演奏には厳しい海上だと評していました。そのとおりなんですが、武道館とか東京ドームでやるのと比べたら、月とすっぽんです。
今回は揃いも揃ってBIG NAMEばかりでしたから、本当に楽しめました。

> 子供のころ よく南座で歌舞伎を観ていたのですが
> 猿之助さんとギターなどのコラボ
> 興味深いです^^

随分ノーブルな生活をしていらっしゃったんですね。田舎の糞ガキとは大違いです。
猿之助は現代のセリフで語るシテをつとめ、最後のシーンで能の舞いを演じました。村治佳織さんのギターは、他の人もそうでしょうが、多分アドリブなんでしょうね。レベルの高い演者たちが楽しんでやっていて、その感動を観客も享受する。素晴らしい舞台でした。ああいうテーマでは尺八や囃子が重要ですが、藤原道山さんが出てくるなんて、贅沢すぎです。

++++++++++++++++++++

ワンちゃんたちに囲まれて平気な顔で振舞っているなんて、さすがニャンちゃんの面目躍如です。ワンちゃんたちが大人なんでしょうか?いつも不思議な思いでアクセスさせていただいています。

2012/08/27 (Mon) 20:52

りら  

AzTakさん

9階からの眺めのお写真 とても個性があります
とくに 最後のお写真は 斬新です

2012/08/27 (Mon) 21:27

AzTak  

Re: AzTakさん

> 9階からの眺めのお写真 とても個性があります
> とくに 最後のお写真は 斬新です

大の高所恐怖症のくせに昔から俯瞰図あるいは鳥瞰図みたいなものが好きでした。今のように空をゆっくり飛べるものやカメラなどがなかった頃、そんなハンディを物ともしない見てきたように描いた鳥瞰図が少なからず残されています。そういうことに思いを馳せていました。
長じて今、おっかなびっくり、ガラス壁面近くに立ち、写真を撮っています。まるで進歩のない自分がガラスに反射して見えます。

2012/08/27 (Mon) 22:05

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