ご近所の様子(18)
我が家のそばにネムノキ公園という名前の小さな公園がある。その公園に隣接しているお宅にこんな木がある。多分、目黒区の担当者はこの木の葉(葉は多くが2回羽状複葉)を見てネムノキだと思い込んだのだろう。ネムノキを植え、ネムノキ公園という名前をつけた。斯くいう私も誤解した一人だった。
ところがあるとき、この隣家の木の上部に紫色の花が咲き出した。結構高い位置なので、肉眼ではよく見えない。そのとき写真に撮ったのだが、HDDのクラッシュで残っていない。そこで、他の方の写真を掲出させていただく。花を見れば、違いは歴然としていて、似ても似つかないことがわかる。日本ではネムノキが圧倒的に有名だが、世界的にはジャカランダに軍配が上がるようだ。
ジャカランダ


ネムノキ


ジャカランダの花

ジャカランダ 学名:Jacaranda sp. 原産地:南アメリカ
ジャカランダは世界三大花木(カエンボク、ホウオウボク、ジャカランダ)の一つ。なんとなく涼しげな葉はねむの木に似ておりますが、マメ科ではなく、ノウゼンカズラの仲間のようです。
ハワイでは日系人が日本の桜を偲んで「ハワイ桜」や「紫の桜」とも呼んでいるとのことです。
また、ジャカランダはキリの花に似ていることから別名「キリモドキ」とも言われているとか。
ジャカランダの森
児の手柏(コノテガシワ)
これが好きなので載せた。本当に可愛らしいといつも思う。


フウセンカズラ
東横線の線路際に毎年出てくる。誰も取らないから、種が発芽して毎年同じ所に顔を出すのだろう。

