上野での50-500ミリレンズの試し撮り(2)
上野動物園(1)
パンダ舎
ジャイアントパンダをまずは見ておこう。平日に行けば、落ち着いてみることができる。2011年に中国から来日したリーリーとシンシンの2頭が暮らしているが、昨27日の日経新聞の報道によれば、今の東園から西園に移るのだそうだ。





猛禽舎
シロフクロウ、フクロウ、ネパールワシミミズク、メンフクロウ、オオタカ、ツミ、オオワシ、オジロワシ、ダルマワシ、クマタカ、アンデスコンドル、コシジロハゲワシ、モモアカノスリ、ノスリ等がいるとのこと。
ケージの方にピントが合いがちで、仕方なく手持ちのMF撮影を行った。私の手指はかなり短めなので、大変だった。三脚を持参すべきだった。そのうえ、なかなかポーズをとってくれないので、…。何とか使えるものは、数少なかった。出来が悪いのは、カメラ本体の所為でもレンズの所為でもない。偏に私が下手だからだ。







旧寛永寺五重塔(重要文化財)
動物園に五重塔があると、模造のものではないかと思われるかもしれないが、歴とした本物の国指定重要文化財だ。解説文にある通り、塔の初重に安置されていた釈迦如来・薬師如来・弥勒菩薩・阿弥陀如来の四仏は、東京国立博物館に寄託されているそうだ。
寛永8年(1631年)建立の初代の塔が寛永16年(1639年)に焼失した後、同年ただちに下総・古河城主の土井利勝によって再建された。塔は旧境内地を使って作られた恩賜上野動物園の園内に位置しており、1958年に寛永寺が東京都に寄付したため、現在の所有者は東京都になっている(名称に「旧」とつくのはそのため)。塔の初重に安置されていた釈迦如来・薬師如来・弥勒菩薩・阿弥陀如来の四仏は、東京国立博物館に寄託されている。


サーラータイ(タイ風東屋)
タイ王国との修好120周年を記念して、タイの代表的な建築物「サーラータイ」が2007年9月に上野動物園に贈られた。今もきれいなものだ。

閑々亭
川崎市にある日本民家園の古民家とはかなり趣が違うものだなあ。一目で、高級な邸宅であるとわかるものだ。残念ながら見るだけの扱いだ。
寛永三年(一六二六)伊勢国安濃津藩主(三重県津市)藤堂和泉守高虎は上野の私邸内に東照宮を建て前後してそのとなりに寒松院という寺を建て客をもてなすために立派な家をつくりました。翌四年東照宮の移し替えの祭りのおり徳川秀忠・家光が相次いで東照宮を参拝し、その帰りに寒松院に立ち寄っていろいろ持て成しを受けました。閑々亭の名はその時将軍家光が「武士も風流をたしなむほど世の中が閑になったので閑々亭と名付けるがよかろう」といったことに依ると言われています。
